京都市・乙訓地域を拠点に日夜奮闘中! 岡 本 忠 藏 ( おかもと ちゅうぞう )
<< November 2019 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 >>

 
What's new!

いつもお世話になっております! m(_ _)m 

活動日誌      日々、更新中!
議会報告      H25.06.27 更新!
Photo Album   H27.12.13 更新!
おかちゅう動画!  随時、更新中!
基本理念      H26.12.08 更新!
 
 
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています


| - | 2019.05.08 Wednesday | - | - |
台風18号被害(舞鶴市加佐地域)
連休中の日本全域に甚大な被害をもたらした台風18号。テレビや新聞などでその被害の全容が次々に明らかになっていきました。南北に長い京都府であっても、どの地域が、というよりも北部から南部まで広い範囲で爪痕を残しました。すでに京都府議会の開会中ということもあって私たち京都府議会議員は自由が利きにくい状況ですが、議会公務の間を縫って現地に入って個別に状況把握したり今必要なことを被災者の方々から聞き取ってすぐさま行政につなぐなど、時間が足りないといった状況です。昨日の代表質問では、すでに通告してあった質問項目に加えて急きょ台風18号災害について各会派が取り上げていました。

さて私はというと、台風18号がまさに近畿地方に猛威をふるっていた頃、自宅でまさにその対応に追われていました。正直言って、あの雨の降り方でここまでの被害を及ぼすことなど予想できていませんで、家族から増水して道路が冠水していると言われてはじめて事態に気付きました。それが夜中の2時ごろです。

まずは自分の車を高い所に移動し、それから電話で近所の様子の把握に努めました。もうすでに個々の対処をしておられる方、夜中の私からの電話で初めて気付いて車を高台に移動された方、いろいろでしたがさすが水害に慣れている地域の方々ですのでとても冷静に対応されていました。
また私たちは、自分の家の前がこうだったらあちらの地域はきっとこうなっているはずだ、というのが経験則で分かります。ですので気になる地域はいくつもあったのですが、まずは自分の身を守るため、自宅で水位が収まるのを待つ他ありませんでした。

平成16年の台風23号被害の時もそうだったのですが、もっとも被害が大きいであろう由良川・加佐地域にはいろんな目が行っていると思いましたので、水が引くと同時に私は、その次にひどいであろう魚屋と西舞鶴の商店街あたりに行きました。それが前回のブログ記事です。http://tyuzo.jugem.jp/?eid=962

その後すぐに聞いてきた要望事項の対処にあたりました。道路や宅地にたまった泥の搬出はすでに行政からの指示が来ていて、配られた土のう袋に詰めて集めておけば後で委託業者が引き取りに来るということになっていました。加えて、水に浸かって使い物にならなくなったがれき類は引き取ってもらえるのか、側溝にたまった泥はどうなるのか、掃除道具すら流されてしまったのでそういった対処はお願いできるのか、トイレの汲み取りが雨水で満タンになってしまって使えないので汲み取り業者に早々に来てほしい、最初の1〜2日はそういう要望が多かったです。

最初の清掃作業に流れができてくると被災者はこの先の生活や活動のことに思いを巡らせられます。たとえば、舞鶴の大きなイベントが来月にひかえているが、人間の手で取りきれない泥の粉がかなり風で舞うので、このままでは衛生上イベントで食べ物などが出せないので機械で清掃できないだろうか、あるいは事業所の再建のための無利子・低利子の融資制度のお尋ね、家や事業所の様々なものを乾かすために表に出したり住宅が開けっ放しになっていたりするので、災害につけ込んだ犯罪の心配があるのでその警戒を強化してほしいといったこと、それから私は要望としては聞いていなかったのですが、生活再建のために公営住宅に入ることのできる受け入れ体制を行政が作りました。

そうしたことはすでに舞鶴市の場合、舞鶴市役所、もしくは被災地である舞鶴市加佐分室にワンストップ窓口が設置されています。生活再建・事業再開・罹災証明など、どんな内容でもご相談ください。

またお電話でのご相談は、舞鶴市ホームページからご覧いただくと便利です。リンクを張っておきます。
http://www.city.maizuru.kyoto.jp/modules/kikakup/index.php?content_id=983

さらに、『舞鶴災害ボランティアセンター』が開設されています。主な活動内容としては、被災家屋内外の片付け支援、家財道具の運搬、泥出し等となっています。特に泥は時間とともに固まってしまいますので時間との勝負、どうぞよろしくお願いいたします。こちらも連絡先・詳細のリンクは下記になっています。
http://www.kyoshakyo.or.jp/maizuru/cat496/

-------------------------------------------------------------------

さて加佐地域の9月18日現在の様子です。

h250918:台風18号被害 001
今シーズンは9月に入ってから週末は雨続きではかどらなかったことも重なって、刈り入れが済んでいなかった田んぼがたくさんあります。根こそぎ倒されて泥だらけになったコメはもう食べることはできません。しかしこのまま放置していては来年の田植えができませんし、すぐに芽が出てしまって目も当てられない状況になってしまいます。ですのでこの場合の農家さんたちには、収穫するはずのないこの稲を刈り取らねばならないという不毛な作業が待っています。
もちろんこの農村地帯にはたくさんの田畑があって、ビニールハウス、農機具等々、自宅以外にも多くの被害を受けておられるのです。

h250918:台風18号被害 002
ここは舞鶴市役所の加佐分室。この下の段の駐車場は全部水に埋まりました。ここにこの地域の相談窓口が設置してあります。大きな災害時の避難所でもあります。

h250918:台風18号被害 003
しかしこの避難所に指定してある施設の1階も床上浸水でした。ご覧のとおり書類をはじめ市役所分室機能・公民館機能の多くが水浸しになってしまいました。おそらく当面の業務は2階で行うことになります。片付け・清掃作業と被災者支援業務を並行して行っているため大変慌ただしい様子がうかがえました。

h250918:台風18号被害 004
ここは舞鶴市志高。加佐地域の中でも最も低い地域です。舞鶴市は平成16年の23号台風の被害の時よりも水位が低かったわけですが、今回の台風で1階が埋まった事実に変わりはありません。9年で2回、水害にあわれた方々の心情はいかばかりか、察するに余りある光景が目に焼き付いています。

h250918:台風18号被害 005
こちらも舞鶴市志高。平成16年の台風23号の時の水害で、観光バスが屋根まで冠水して大勢の乗客がバスの屋上に上がってお互いに励ましあいながら一夜を過ごしたという場所は、ここから100〜200メートルほど下流のところです。

-------------------------------------------------------------------

被災後すぐに山田 京都府知事は被災地に入り現状把握に努められましたし、地元選出の衆議院議員である谷垣禎一 法務大臣も福知山市の現場を見られました。その動きは私にも伝えられましたが、とにかく私自身がいろんな対処をしている最中ということもあって、とても同行できる時間がありませんでした。

特に由良川流域は国の治水事業として、防波堤の代替として個別集落のみを囲う『輪中堤』や『宅地の嵩上げ』という手法で進められてきた経過があります。しかしその『輪中堤』の設置された集落ですら大きな被害を受け、また舞鶴市志高地域は『輪中堤』の完成前に被災してしまいました。この事実を捉え、国の進めてきた事業の中身とスピードについて、今一度総括していただく必要があると思います。被災者の痛みを和らげるための当面の災害支援、そして恒久的な治水対策、その切実な現場の声を届けるため、山田知事には国に談判に行っていただくことになります。もちろん京都府議会としても現地の調査と現状把握とともに今後の動きを進めていくことになっています。

JUGEMテーマ:天変地異、災害 

| まだまだ基盤整備は必要だ。 | 2013.09.20 Friday | comments(0) | trackbacks(0) |
台風18号の猛威。
台風18号が猛威を振るいました。昨夜から今日にかけて全国の状況がリアルタイムで報道されてきていますので私からことさら述べる必要はないと思いますが、とにかく京都府全域で大きな被害を受けました。

h250916:台風18号 001
今朝の私の自宅前です。正直なところ私は油断していまして、昨夜の時点でまさかここまでのことになるとは想像できていませんでした。舞鶴市市街地の冠水のピークはおそらく午前3〜4時ごろ。加佐地域は夜が明けてからお昼までの間がピークだったのではないでしょうか。午前2時前に家族にたたき起こされて状況を確認し、まずはマイカーを高い所に移動し、それから地域の被害を最小限に留めるためにご近所と連絡を取り合って対処しました。

h250916:台風18号
こちらは本日早朝の舞鶴市魚屋地先。舞鶴水産流通センターの状況です。この時期はもともと高潮が慢性的に起こっており、そのうえで台風による暴風雨が重なって雨水を処理できず、道路や宅地が冠水しました。

h250916:台風18号 003
今日の午前中から徐々に水が引き始め、その場所には大量のゴミやヘドロを残していきました。午後になって地域の方々が清掃・片付け作業をめいめいに始められました。このヘドロを行政から配布された土のう袋に地域住民が詰めた後、民間事業者が回収に回ることになっています。また側溝にも相当のヘドロが流れ込んでいますので、そちらの処理は京都府と舞鶴市に対処していただくよう要請しています。

h250916:台風18号 004
水位が落ち着いたとはいえ非常に激しい伊佐津川です。由良川・加佐地域の方はかなり高い水位を記録しました。この時点での晴れ間が、一層なんとも言い難い気持ちにさせます。
由良川の方はさらに厳しい状況でした。駐車してあったダンプのフロントガラスの半分まで埋まるほどの冠水を余儀なくされました。
明日もヘドロを撤去する工事が続くようです。

JUGEMテーマ:天変地異、災害
 

| まだまだ基盤整備は必要だ。 | 2013.09.16 Monday | comments(0) | trackbacks(0) |
天ケ瀬ダム再開発事業。
京都縦貫自動車道の第二外環を通って久しぶりに宇治市内に入りました。長年計画が進められてきた『天ケ瀬ダム再開発事業』の起工式に出席するためです。舞鶴から宇治西I.C.を降りるまで2時間かかりません。ずいぶん早くなったものですし、その分負担も軽くなりました。

h250618:天ケ瀬ダム001
行政は様々な施策を推進していますが、こうした大規模なハード事業を実施する場合、その工事の安全を祈願し、また新聞やテレビなどメディアで広く広報するために起工式を行います。この天ケ瀬ダムの事業者は国土交通省近畿地方整備局です。たくさんの事業関係者、国会議員・京都府議・宇治市議会の各議員もたくさん出席されていて、私もその一人なわけです。元・官房長官の野中広務先生もいらっしゃっていました。

h250618:天ケ瀬ダム002
せっかくなので久しぶりにダムもふらっと見に行ってきました。起工式会場から少し坂を上がって歩いて数分です。新人の頃はとにかく京都府の施策・事業を勉強しようということで京都府南北問わずいろんなところに管内調査に出かけたものです。もちろんこの天ケ瀬ダム再開発事業の計画内容についても調査に来たわけですが、それ以来数年ぶりにこの場に立ちました。実は当時、この場所から身を投げる人がしばしばいて、身を乗り出せないように安全対策を講じている最中で現場は雑然としていたのですが、いま私の後ろに見えているような手すりが設置されていました。

h250618:天ケ瀬ダム005
ですからおいてある自動販売機もこんなデザインです。ふっと我に返ってもらい踏みとどまらせられる呼びかけになっているんでしょうね。大分昔に福井県の東尋坊に行った時もこんなふうになっていました。

h250618:天ケ瀬ダム003
天ケ瀬ダムの上流側です。緑のないところのラインが最大水位なんでしょうね。今は梅雨時期、大雨が降りやすいということで、水位が下げられている状態なんだそうです。しかし今年は空梅雨で、この夏の水の確保が心配です。まさにこういう時に備えるのがダムの大きな意義の一つなんですね。

ちなみに今回の再開発事業では、大雨に備えて洪水調節機能の強化を図ります。具体的に言うと、トンネルを掘ってそちらからも水を逃がせられるようにする工事です。その取水口の位置は、右のコンクリート構造物のさらに奥側で、右側をずうっと地下トンネルを掘り、水下まで通して排水することになります。

h250618:天ケ瀬ダム006
模型で見てください。右側にダムの擁壁があって、ここに入り込んだ水が山の中のトンネルをくぐって右側に向かって進み、水下から排出されるというわけですね。ちなみにこのトンネルの口径は直径21メートル。工事が完成すれば国内最大の排水路となります。

h250618:天ケ瀬ダム007
左奥から流れてきた水がこの中央の排水口から出ていきます。実はこの排水口の位置に橋がかかっていて、技術的にもコスト的にもここに排水口を設けることが最も効率的ですので、橋を盛りかえることになりました。この右側の橋は、今回の再開発事業によって盛りかえられたものになります。

h250618:天ケ瀬ダム004
梅雨の時期にもかかわらず快晴で、つつがなく式典は進みました。ダムを置く意味は大きく2つあって、1つは先ほど少しふれましたように治水です。洪水を抑制するための調整機能を持たせること。そしてもう1つは利水です。雨が多い時期に水を溜めておいて、これからの時期のように雨の少ない時期にでも安定して水を供給できる体制を整えておくこと。そしてこの天ケ瀬ダムの場合は水力発電も行っています。またちょうどこの起工式会場のところに大きなゲートを設置し、水の流れを止めたり調節できるようにします。

実はこの天ケ瀬ダムのほんの1kmくらいのところがもうすでに市街地で、世界遺産となっている宇治の平等院などがあります。去年の夏は、のちに南部豪雨と呼ばれることになった大変な水害があった地域でもあります。この地域はこうした水害の危険性がいつも隣り合わせにありますので、その懸念が今でも議会でしばしば取り上げられる京都府の大きな課題です。

この40年も前から指摘され、計画が進められてきた事業がいよいよ始まります。天ケ瀬ダム再開発事業によってダムの放流機能を高め、ダム湖の水をもっと効率的に使えるようにしていくことになりますが、工事が事故なく順調に進められていくことを願っています。

JUGEMテーマ:天変地異、災害
 

| まだまだ基盤整備は必要だ。 | 2013.06.18 Tuesday | comments(0) | trackbacks(0) |
京都府の専用球技場の用地選定。
昨年に決定・発表された京都府の専用球技場の立地が亀岡市に決定した件について、このブログでも書こう書こうと思いながら1ヶ月もたってしまいました。

ご参考までに⇓ネット記事はこちら。⇓
http://www.asahi.com/sports/update/1226/OSK201212260044.html

我が地元・舞鶴市も手を挙げたかのように周知されてしまいましたが、実際は京都府から土地があるかどうか照会されたので応えただけ、というのが実情です。しかしなぜか第1回のプレゼンテーションにまで参加してしまい、特に舞鶴市の担当者はご苦労だったと思います。

それはそれとして、本格参戦していたのは京都市・城陽市・亀岡市で、『専用球技場用地調査委員会』という有識者会議の答申を経て、昨年12月26日に山田京都府知事が我々京都府議会に正式発表とその選定理由について報告がありました。
京都府立の施設建設の発表を知事自らが発表するというのは異例のことで、その時にはテレビなど各報道機関が勢ぞろいで、関心の高さがうかがえました。

選定地は亀岡市でした。
それはいくつかの選定理由がありまして、それぞれ説明を受けました。
その第一は『専門性』。
今回の調査委員会の精査の結果、最も多くの委員からの評価を得たこと。それはつまり満場一致ではなかったことを示しており、むしろ意見が分かれて知事は難しい判断を迫られたと言えます。亀岡市を推したのは4人、京都市が3人、城陽市が2人でした。

第二は『利便性』。
京都駅から時間距離が短く、瞬時の大量輸送に優れていることが挙げられます。亀岡市の場合ですとJR京都駅⇒亀岡駅⇒球技場で約25分、そのうち徒歩5分。実は京都市の候補地の場合ですと近鉄京都駅から約50分で、うち徒歩約30分。城陽市の場合はJR京都駅から約45分で、うち徒歩15分ということでした。

第三は『経済性』。
亀岡市の候補地は造成費用・基礎工費が最も安価で初期投資が抑えられるとのことです。亀岡市:13億円余り、京都市:23億円弱、城陽市:26億円余り。実際の建築費用はどの候補地に立てようが同じですから、各候補地の性格に合わせて変わってくる投資額で比較するとこのようになります。

第四は『子どもたちへの夢』。
京都府内の最も広い範囲から、子どもたちが公共交通機関を利用して試合を観戦できる場所が亀岡市であったということです。この球技場はサッカーJリーグ・京都サンガF.C.のホームタウンになる可能性が高いですが、ナイトゲームの場合、試合終了が21:00頃、そこから北は舞鶴・宮津まで、南は木津川までが帰宅可能となっています。逆に言えば他の候補地はそこまでを帰宅範囲とできないということになります。

私たち北部の地域住民からすると移動距離は大きな判断材料となっていました。たとえば城陽市に球技場ができてしまっていたら、その日のうちに電車などで帰ってくることは困難ですから、京都駅まで戻ってきてそこからマイカーで地元へ帰るという手法しか取ることができず、結果としてたぶん誰も試合を見に行かなくなるだろうなと予想していました。立地自治体がどこになるか見守るほかはなかったのですが、今回の山田知事の英断を高く評価したいと思います。

受け入れる亀岡市もこれで浮かれることなく責任感を持って事にあたっていただけるものと信じています。遅ればせながら祝意を表するとともに、京都府民の代表としての取り組みを大いに期待しています。

JUGEMテーマ:スポーツ 

| まだまだ基盤整備は必要だ。 | 2013.01.29 Tuesday | comments(2) | trackbacks(0) |
高潮問題の今。
日本中見渡してもなかなかこういうところは珍しいのではないでしょうか。舞鶴独特の大きな課題の一つに『高潮問題』があります。例年夏から秋にかけて海水面の潮位が高くなり、高潮によって道路冠水することがしばしばあるのですが、特に今日はかなりの影響が出ていました。

h240918:高潮001
五条富士角を海に向かって撮りました。舞鶴市の職員さんたちが通行止めにして交通整理にあたっています。

h240918:高潮002
こちらは舞鶴市字市場。水圧とは恐ろしいもので、車に押しやられた波によってガレージのシャッターなどは簡単にひしゃげてしまうほどなのです。

-----------------------------------------------------------------------------

どうしてこうなるのかといいますと、降雨によってではなく海水面の潮位が高くなることによって河口から河川、そして側溝を逆流して溢れ出す現象で、私が子どものころにはしばしばこんなふうになっていました。私が初めて政治を志した時、初めに取り組んだ大きな課題がこの高潮対策でした。私の住んでいる地域はずっとこうした問題を抱えていながら数十年もの間ほぼ手つかずになっていた経過があり、議会でも何度も取り上げ、最初の4年間で舞鶴市の重点施策として取り組まれるようになりました。

もちろん舞鶴市の行政に理解がなければそうならなかったでしょうし、その大きな後押しとなったのは地元住民のみなさんの熱意だったと思います。その結果、地盤の低い路線を洗い出して、道路と側溝を順次嵩上げしていくという予算がつけられ、沿線の調整がついたところから施工されていきました。もちろんその地元調整に私も加わって早い段階で着手できるよう取り組みました。

しかし宅地が道路よりも低くなることを避けるために嵩上げできる高さは数センチメートルの規模にしかならなかったため、抜本的な解決とはなっていないのが現状です。確かに対策事業を行った箇所は冠水しづらくなったものの、やはり今日のように施工が終わった路線でも高潮の被害にあってしまうわけです。

私は当時、このことを予想していました。若干嵩上げできたとしてもすべてがなくなるわけではない。当然その主張もしましたし、その改善策として側溝の河川への出口にゲートを設置してポンプで強制排水できるようにし、それを地元が管理運営してくれる約束をしてくれた自治会に試験運用して効果を検証してはどうか、という提言も併せて行いました。

京都府と舞鶴市のそれぞれの施策で高潮対策はこの数年で着実に成果を上げているものの、私の提言した強制排水の手法はまだ採用されていません。しかし道路の嵩上げをした路線ですらやはりまだ年に何度も冠水するわけですから、一つのモデルケースとしてどこかの地域で実施してみてはどうかと改めて思います。

数十年来、高潮問題と向き合ってきた私の地元の地域や私が会長を務めさせていただいている自主防災組織にお任せいただければ、しっかりやらせていただけると確信するので、そうした提言を改めてしていくべきかな、と思ってしまう今日の高潮でした。


JUGEMテーマ:天変地異、災害 

| まだまだ基盤整備は必要だ。 | 2012.09.19 Wednesday | comments(0) | trackbacks(0) |
舞鶴市から京都府への要望活動。
今日は舞鶴市・舞鶴市議会・舞鶴商工会議所の代表団が京都府庁にいらっしゃり、山田京都府知事や府の理事者に舞鶴市の重点課題に関する要望活動を行うため来庁されました。昨年は日程調整などがつかなかったので2年ぶりのこうした活動になります。もちろん地元選出の府議会議員として私も随行しました。

要望の内容はざっと以下のとおりです。
(1)京都舞鶴港の振興・整備。
(2)一般国道27号『西舞鶴道路』の早期整備等。
(3)由良川水防災対策の早期完了と由良川河川整備計画の早期整備。
(4)京都縦貫自動車道および高速ネットワークの早期整備。
(5)主要地方道小倉西舞鶴線白鳥トンネル区間の四車線化。
(6)西地区総合治水対策について。(高野側の整備)

舞鶴からの代表団は多々見 舞鶴市長・奥田 舞鶴市議会議長・所管常任委員会所属の代表市議・上西 舞鶴商工会議所会頭・等々です。
要望する側はもちろん話はつきませんし、受け手の知事も舞鶴については随分と気にかけていただいているので、個別にいろいろと話をしていても奥深いところまでよく理解していただいていると感じました。また前向きなお話もいろいろと知事から直接話していただいたので、舞鶴市側としても手ごたえのようなものをしっかり掴んで帰られたのではないでしょうか。

京都府内のコンテナ貨物がわずか数%しか京都舞鶴港を利用していないことの現状を鑑み、京都府も頑張るのでぜひ商工会議所からも民間へ仕掛けていってほしいといった話や、LNG発電の調査研究を今年度から京都府が実施していく話題、観光施策においても『とれとれセンター』だけでなくもっと面的に広げていけるような取り組みの話だとか、舞鶴の可能性についていろいろと意見交換されていました。

また(5)はいわゆる『白鳥街道』のことですが、今年初めて要望を行った路線について知事からも積極的な話が聞けましたし、(6)については以前に私自身が京都府議会の一般質問で取り上げた課題でもありまして、いろんな対処の合わせ技でやっていこうという検討をしていただいています。

舞鶴市からのみなさんはこの後は国土交通省近畿地方整備局に行かれ、明日は国土交通省や政権与党の民主党本部、関係国会議員等々に要望活動を行われるようです。聞いているとなかなかハードスケジュールでしたが、地方が国との税財源での関係上、独自で財源を確保することは120%できませんので、こうした実情を訴えていく手法に頼らざるを得ません。こうしたことの介添えをするのも地元選出の議員の役割の一つです。

JUGEMテーマ:京都府舞鶴市ネタ 

| まだまだ基盤整備は必要だ。 | 2012.07.12 Thursday | comments(0) | trackbacks(0) |
豪雪2012。
h240202:雪かき001東事務所の駐車場の出入り口付近。いかにすごい積雪か分かるようにカサを置いてみました。

h240202:雪かき0022時間かけて完了!にすることにしました。画像の手前に雪山になるほど積み上げました。鎌倉やソリすべり、十分にできますよ。

h240202:雪かき003近くで見るとこんな断面です。一晩でヒザ上まで積りました。実に40年ぶりの積雪だそうです。


舞鶴が記録的な豪雪に見舞われています。寒波がやってきて雪を降らせ始めたのが1月23日の夜からで、少しゆるんだ時もあったもののずっと降り続いています。2月2日16時現在の積雪が86cm、昨日の19時現在では34cmでしたから、一晩で52cmもの雪が降ったことになります。

行政の除雪はとても追いついていないようです。さっきから携帯メールに逐次状況を知らせてくるのですが、JRは除雪作業のため全線運転を取り止めだそうですし、京都縦貫自動車道も除雪のため通行止め、舞鶴若狭自動車道も舞鶴から福知山間ではいまだ通行止め。国道27号は朝から大型トラックが立ち往生して通行できなくなっていたようですし、とにかく交通網が麻痺状態といってよいでしょう。

さて本日の私の行動ですが、出歩くのは早々にあきらめて、午前中はとにかく雪かきをしていました。まず自宅から車が出せないことには始まりませんので、新雪でまだ軽いうちにしっかりかいておこうということで、1時間半ほど作業しました。そして半ば強引に出てきて、今度は東事務所の駐車場の雪かきです。午後からお客さんがあるので、せめて自分の分と2台は駐車できなければなりません。

ところがうちの駐車スペースは敷地のかなり奥の方にありますので、入口からず〜っとかいていかなければなりません。入口付近の車の所有者が薬屋さんで、自分の車の出入りの分までかいてくれてありがとうということでユンケルをいただいてしまいました。

幅2.5mくらいで奥行きは20mくらいでしょうか。たっぷり2時間くらいかけて、えっこらやっこらやっていると、画像のようになりました。まさに千里の道も一歩からですね。めげずに頑張れる自分にちょっと感動してしまいました。

JUGEMテーマ:除雪 

| まだまだ基盤整備は必要だ。 | 2012.02.02 Thursday | comments(0) | trackbacks(0) |
警察の耐震化。
役所を含む、公的施設の耐震化は行財政にとって大きな負担となっています。昭和57年に建築基準法が改正となり、それ以後に建てられた建築物は今の基準を満たしているのは当然なのですが、それ以前に建てられたものの多くは今の基準に満たしていないことが多く、しかし公共の建物ですから多くの人が出入りし、また災害拠点としての位置づけでもあり、万が一の災害の時にはその対応の中心的存在になるべき公共施設が実は地震に弱い構造のままである、という状況が全国で今なおたくさん存在しているわけです。

現在、全国的にそうした可能性のある施設の耐震化診断をし、今の基準を満たさないものは耐震化工事をしたり時期を見て建て替えたりしています。特に地震災害を受けた時に避難所となる学校の体育館などは最優先で実施され、私の地元・舞鶴市立の学校の耐震化は100%になっています。
また現在は災害対応の中心となる舞鶴市役所の耐震化工事も順次行われており、少しずつですし大きな財政負担も強いられながらですが、京都府立の施設も耐震化が進められているところです。

さて、そんな中で遅れがちになっているのが、京都府警察の耐震化です。実は以前の警察常任委員会で警察本部の施設の耐震化の進捗について指摘したことがあり、今日はその耐震化に的を絞った警察常任委員会が開かれたのですが、京都府庁の敷地内や隣接している本部庁舎のほとんどは地震に弱い状況ですし、府内に26ある警察署の中にも今なお耐震化工事ができずに、またいつになるか分からない署もあるという現状もあります。

もちろん、と言っては何ですが、舞鶴警察署の耐震診断の結果も、今の基準を満たしているものではありません。しかし私的には数年先を見越して舞鶴警察署の建て替えを目指しており、また理事者も建て替えの必要性をすでに認めていて、地域に愛される、機能的な警察署になるための提言も以前の本会議でさせていただきました。

翻って本部庁舎ですが、当然のことながらここには警察本部の中枢があり、しかも多くの警察官が仕事をしている庁舎です。災害時にここがやられてしまっては京都府全域の安心・安全がマヒする可能性もあるわけで、適切な対応、つまり一時的にせよ機能を落とさず、しっかり予算を確保して、工事を進めていく必要があります。また短期的にはもしかしたら災害の方が先に来る可能性もありますので、その場合の代替え拠点をどのようにするかシュミレーションしているかと尋ねたら、現在、警察本部の中にプロジェクトチームを作ってその中で検討している最中という答弁が返ってきました。

東北大震災は多くの教訓を我々に与えました。この警察行政も、その一つであることは言うまでもないのです。

JUGEMテーマ:警察 

| まだまだ基盤整備は必要だ。 | 2011.08.25 Thursday | comments(0) | trackbacks(0) |
台風災害。
今回の台風は梅雨前線とも相まって大変な大雨をもたらし、舞鶴にも爪痕を残しました。今日は電話をいただいたり行った先でもらった情報を頼りに現場を見て回って1日が終わりました。その主だった画像ですが、

h23.05.30:朝来川(1)
h23.05.30:朝来川(2)
朝来川では雑木が生えていたことも手伝ってか、ごっそりと持っていかれてしまいました。
業者さんがバリケードを設置して立ち入り禁止であることを示すことができたことを見届けて、次の現場に向かいました。

h23.05.30:大浦小学校前(1)
h23.05.30:大浦小学校前(2)
大浦小学校の前のがけが崩れて府道をすっかりふさいでしまいました。う回路は無事だったので三浜や小橋などの地域は往来は可能でした。私が見に行った時はまだ大量の雨水が流れてきて、土砂が次々に流れてきて崩落も止まっていませんでした。京都府警の警察官も立ち会っていましたし、測量の事業者も駆けつけてきましたので、また次の現場に行きました。

大山から野原に下る府道がやはりふさがれてしまったという情報を聞き、そちらを見に行きました。ちょうど建設現場が近くにあったこともあり、工事車両が早々に土砂を撤去している最中で、何とか片側通行ができる状態にまで復旧できていました。見に行けませんでしたが水が浦の集落は孤立しているという情報も入ってきました。また野原から小橋に抜ける海沿いの府道は道路が崩れてしまっており、こちらの復旧は相当の時間がかかりそうです。

h23.05.30:パンク(1)
h23.05.30:パンク(2)
また側溝や水路は土砂でふさがれているところが舞鶴一円の至る所にあり、雨水が道路にあふれ出ています。当然ですが土砂が道路にあふれてしまっており、現場への往来の最中で私の車がパンクしてしまいました。25分くらいかけてスペアタイヤに履き換えたのですが、その頃には雨もやんでいましたのでずぶぬれにならずに済んで助かりました。タイヤ屋さんに行って新品に履き換え、また別の現場を見に行きました。

今日は緊急性の高い現場に京都府の土木事務所や舞鶴市は右往左往していらっしゃったので、明日以降に細かい要望を届けて対応してもらおうという段取りです。私たちの地方では梅雨に入るのもだいぶ早いですし、梅雨になった途端のこんな大雨では、これからどんなにふるんだろうという感じです。危機管理を自分の中でもしっかりと持っておかなければならないと強く感じる1日でした。

JUGEMテーマ:台風って…… 

| まだまだ基盤整備は必要だ。 | 2011.05.30 Monday | comments(0) | trackbacks(0) |
箇所付け。
当初予算が議会で議決されて決定すると、それぞれの部局でどのように予算を執行していくかが決まります。例えば建設関連や基盤整備関連の予算ですと、道路予算や河川整備予算などが大枠で決められているので、その予算を具体的にどの道路、どの河川でどれくらいの予算規模でどんな内容の工事を行うかが最終決定されていきます。これを箇所付けと言います。

今の時期は国の補助金を見込んだ事業がおおむね見通せるようになってくるのでそれに合わせた府の整備事業を箇所付けします。特に農林水産関係の基盤整備に関する説明を、中丹広域振興局からしてもらったのですが、国の予算を当て込む事業に関してはなかなか厳しい現実がありました。

もともと厳しい財政状況の中で基盤整備関連事業は削減傾向にあり、さらに東日本大震災への災害復興経費に国の予算の相当の部分が充当されていく中で、大きなあおりを受けざるを得ないのが現実のようです。

そんな中、例えば大浦の竜宮浜の整備事業では、海に沈めるケーソンを製作する事業者が丹後にあったのですが、不況のあおりで撤退してしまいました。数ヶ年にわたって進めてきた竜宮浜の事業が停滞してしまうのではないかという地元の懸念もあり、これまでと同じペースで事業を進めてほしいという強い要望があったのですが、その思いが汲み取られた箇所付け内容になったようで、その点は私もホッとしました。

建設関係では、これまでから調査に入っている国道27号の西舞鶴道路の進捗も気になりますし、京都縦貫自動車道の残された区間の整備も平成27年の完成に向けて予定通りに進めていかないと、舞鶴をはじめとする京都北部の活性化のための最低条件が整いません。

あったら便利ではなく、なくてはならないものですので、厳しい財政状況の中で重点的に予算確保できるよう頑張っていきたいと思っています。

JUGEMテーマ:地域/ローカル
 

| まだまだ基盤整備は必要だ。 | 2011.05.04 Wednesday | comments(0) | trackbacks(0) |
 
<< | 2/3PAGES | >>