京都市・乙訓地域を拠点に日夜奮闘中! 岡 本 忠 藏 ( おかもと ちゅうぞう )
<< September 2015 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 >>

 
What's new!

いつもお世話になっております! m(_ _)m 

活動日誌      日々、更新中!
議会報告      H25.06.27 更新!
Photo Album   H27.12.13 更新!
おかちゅう動画!  随時、更新中!
基本理念      H26.12.08 更新!
 
 
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています


| - | 2023.04.22 Saturday | - | - |
R+House。
株式会社リヴで設計・建築した住宅のうち、このほど『R+House』というブランドの住宅が竣工しまして、お引渡し前に内覧会を開くことができましたので、私も勉強がてら行ってきました。場所は京都府長岡京市です。

R+House 001
この時はまだ外構ができていなかったのですが、ゆったり目の敷地にいろいろな工夫があって、完成すれば住宅と一体感のあるスマートできれいな庭になるだろうなと感じました。

R+House 003
まず2階ですが、階段を上がったら、そこを中心にいくつかの部屋に最短距離で入ることができました。日本の敷地事情は外国には比べ物にならないほど厳しいですので、動線を可能な限り短くする努力をするのはどのお家でも同じことですね。

R+House 002
せまいけどおしゃれ、と一目見て思いました。ご主人の書斎かなぁ・・・PCに向かっていて椅子をくりっと回せば何でも手の届く範囲にある、というふうに思いました。

R+House 004
階段を下から見上げますとこんな風に見えます。階段スペースもとても開放的で明るかったです。

R+House 005
さて1階ですが、玄関から入ってすぐにこうした畳のスペースが設けてありました。ここには写っていませんが観賞魚を飼うための開口部もあって、施主様のこだわりや思いなどが随所に見られました。

R+House 006
そして何よりもこの広いリビング!
実は玄関から入って主だった1階の空間に扉や壁はありません。空間が広ければ広いほど、夏の暑さや冬の寒さにどう対応するか、という問題が付きまとうわけですが、それらを徹底的に極め、省エネルギー性を追求したのがこの『R+House』なのです。
耐震性や耐久性とともに、格段の高断熱・高気密ですので室内の温度が逃げず、電気代などの大きな負担なしにこの広い空間を一定の室内温度に保つことができるというのが最大の特徴です。一般に省エネといわれている基準をはるかに超える性能なんですね。

R+House 007
振り返るとキッチンがこうなっています。玄関からここまで扉はありません。極めて高い省エネ性能だからこそこれほど広い空間を設計できるわけです。壁断熱に加えて窓・ドアなどの開口部、そしてそれらを埋めるコーキング剤すらもこうした性能をたたき出すために開発された資材なんです。

これ全部営業の女の子の受け売りです。家族4人で見学に来たのですが、目の保養とともによい勉強になりました。もう何件も手掛けてきた『R+House』、さらに株式会社リヴの主力商品にすべく、研修なども実施されています。営業じゃない自分もこうしたことをしっかり把握できるようにしなければと思いました。

JUGEMテーマ:注文住宅

| 住まい。 | 2015.09.23 Wednesday | comments(0) | trackbacks(0) |
東山ゲストハウス翠仁花。
京都は言わずと知れた世界に誇る観光地です。行政は今日まで様々な観光施策を打ち出し、関係者とともに文字通り官民一体となって世界中の観光客の誘致に力を注いできました。その甲斐あって、ずっと緩やかな右肩上がりで観光客数は伸びてきており、東日本大震災による影響があったもののさらに伸びて行っています。
おかげで京都市内のホテルはシティホテルもビジネスホテルもなかなか予約が取れない状況で、特にビジネスマンなどがあおりを食らって出張でこちらに来た時に泊まるところが見当たらずに途方に暮れる、というようなことが恒常化しています。また外国の、特に富裕層からしてみれば日本のホテルはどこも特徴がなくてあまり変わり映えせず、中途半端な印象を強く抱いているといった話もよく聞こえてきます。

そうしたことに対応しようとして今、ゲストハウスが注目を集めています。特に京都は古都であり、古民家や京町屋を改築・改装し、宿泊者向けの施設へと生まれ変わらせて日本の、そして京都ならではの伝統文化を体全体で堪能していただこうという取り組みが民間主体で進んでいます。私が入社してからもさっそく1棟竣工していまして、この8月にオーナー様へお引渡ししているゲストハウスをご紹介します。

h270804:001
京都市東山区、京都一の繁華街である祇園に徒歩で数分のところにあります『東山ゲストハウス翠仁花』。1日に1組だけ宿泊できるゲストハウスです。8月のお盆前、オーナー様にお引渡しする前に内覧させていただきました。

h270804:002
玄関から入って最初の部屋がここ。ご覧のとおり間接照明で柔らかな光が部屋中を包んでいます。ゲストはまずこの部屋を見て和のたたずまいに引き込まれることでしょう。

ゲストハウス007
中庭です。ガラス越しでうまく撮れませんでした。日本の建築は、わざと狭いところを作ったりします。国土が狭いので土地も貴重だという歴史的経過があり、そんな中での創意工夫は日本人ならではの感性だと思います。

h270804:003
浴室ですが、五右衛門風呂みたいだというのが私の第一印象です。(笑)

h270804:004
二階の和室です。シックなお部屋ですね。

h270804:005
2階のもう一つの和室は明るい感じで仕上げています。どっちの部屋で寝るか、人によってお好みが出そうですね。

h270804:006
少し暗めの照明で情緒を醸し出すのも日本の特徴です。特に和文化がふんだんに演出された京町屋のゲストハウスに外国人観光客が宿泊されれば大変喜ばれることでしょう。
建築はただ箱をつくるのではなく、どのように使っていただくか、どのようなことを感じてもらいたいかというメッセージが込められているものです。込められたメッセージを受け手がしっかり感じていただけるような仕事をしていきたいものですね。

JUGEMテーマ:京都

| まちに元気を取り戻そう! | 2015.09.02 Wednesday | comments(0) | trackbacks(0) |
 
| 1/1PAGES |