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オオクワガタの人工蛹室。
私のいくつかの趣味の一つ、オオクワガタ飼育。外国産のカブトムシやクワガタを飼育されている方は室内の温度管理などのためにい年中エアコンをつけたりされている場合も往々にしてあるようですが、私は常温で飼育していまして、昨年の夏ごろに生まれた子たちが一斉に蛹室をつくり始め、蛹になる準備を始めました。そのうちの1匹を掘り出して人工の蛹室に移しましたので、その工程をブログに書きたいと思います。
今回、無理やりマットから掘り出されてお引っ越しをすることとなってしまったのはこの子です。サイズは計ってませんが、60mm代の中型サイズですね。この半年、選挙のために全然かまってやれなかったので全体的に小ぶりな印象ですが、かわいい子どもたちには違いありません。 私の場合、100均ショップで買ってきた小ケースに生け花などで使うオアシスを使います。 まずは蛹の大きさに合わせてこうやってスプーンでくり抜いていきます。クワガタの蛹室は楕円で頭からお腹の先に向かって緩やかな傾斜がついた横穴になっていますので、なるべくそれに近い形にしてやります。しかしそこまで厳密なものではなく、本当に適当です。 くり抜き終えるとオアシスに十分に水を含ませ、くり抜いた断面を指で形を整えます。これで毛羽立った断面がきれいに滑らかになります。ここまでの所要時間は10分くらいでした。 引っ越し先が完成した段階で、今度はオオクワガタのサナギを掘り出します。傾けたり揺らしたりは厳禁ですのでスプーンで少しづつマットを崩しながら掘り出していきます。 特にオスはこうしてビンの端っこに蛹室をつくることが多いですね。自然界でのオオクワガタは倒れた朽木の中で生まれ育っていくわけですが、オスは大アゴが邪魔になってメスのように木の中を掘り進むことが苦手ですので、成虫になって木からはい出しやすいように朽木の端っこ、樹皮のギリギリのところで蛹室をつくることが多いと聞いたことがあります。そうした生態が、ビンの端っこや底で蛹室をつくることに繋がっているのかもしれませんね。 無事こうして即席の人工蛹室に移すことができました。移動させる際、サナギには一切触れず、スプーンで静かに移動させました。 オアシスはようするにスポンジですのでたっぷり水をしみこませて乾燥を防ぎます。そしてこうしてラップをして空気穴をあけます。 最後にこうしてケースのフタをすればガードできるので、少々何かがぶつかっても安全かなと思い、いつも人工蛹室をつくるときには100均の小ケースを使っています。もちろん成虫になればこのケースがそのまま彼のおうちになるわけです。 しばらくはこのまま数週間は静かに置いておいて、羽化する時には子どもたちと一緒に観察したいと思います。 JUGEMテーマ:オオクワガタ飼育 JUGEMテーマ:クワガタ君
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