スポンサーサイト
一定期間更新がないため広告を表示しています
| - | 2023.04.22 Saturday | - | - |
What's new!
いつもお世話になっております! m(_ _)m 活動日誌 日々、更新中! 議会報告 H25.06.27 更新! Photo Album H27.12.13 更新! おかちゅう動画! 随時、更新中! 基本理念 H26.12.08 更新! | |
警察の耐震化。
役所を含む、公的施設の耐震化は行財政にとって大きな負担となっています。昭和57年に建築基準法が改正となり、それ以後に建てられた建築物は今の基準を満たしているのは当然なのですが、それ以前に建てられたものの多くは今の基準に満たしていないことが多く、しかし公共の建物ですから多くの人が出入りし、また災害拠点としての位置づけでもあり、万が一の災害の時にはその対応の中心的存在になるべき公共施設が実は地震に弱い構造のままである、という状況が全国で今なおたくさん存在しているわけです。
現在、全国的にそうした可能性のある施設の耐震化診断をし、今の基準を満たさないものは耐震化工事をしたり時期を見て建て替えたりしています。特に地震災害を受けた時に避難所となる学校の体育館などは最優先で実施され、私の地元・舞鶴市立の学校の耐震化は100%になっています。 また現在は災害対応の中心となる舞鶴市役所の耐震化工事も順次行われており、少しずつですし大きな財政負担も強いられながらですが、京都府立の施設も耐震化が進められているところです。 さて、そんな中で遅れがちになっているのが、京都府警察の耐震化です。実は以前の警察常任委員会で警察本部の施設の耐震化の進捗について指摘したことがあり、今日はその耐震化に的を絞った警察常任委員会が開かれたのですが、京都府庁の敷地内や隣接している本部庁舎のほとんどは地震に弱い状況ですし、府内に26ある警察署の中にも今なお耐震化工事ができずに、またいつになるか分からない署もあるという現状もあります。 もちろん、と言っては何ですが、舞鶴警察署の耐震診断の結果も、今の基準を満たしているものではありません。しかし私的には数年先を見越して舞鶴警察署の建て替えを目指しており、また理事者も建て替えの必要性をすでに認めていて、地域に愛される、機能的な警察署になるための提言も以前の本会議でさせていただきました。 翻って本部庁舎ですが、当然のことながらここには警察本部の中枢があり、しかも多くの警察官が仕事をしている庁舎です。災害時にここがやられてしまっては京都府全域の安心・安全がマヒする可能性もあるわけで、適切な対応、つまり一時的にせよ機能を落とさず、しっかり予算を確保して、工事を進めていく必要があります。また短期的にはもしかしたら災害の方が先に来る可能性もありますので、その場合の代替え拠点をどのようにするかシュミレーションしているかと尋ねたら、現在、警察本部の中にプロジェクトチームを作ってその中で検討している最中という答弁が返ってきました。 東北大震災は多くの教訓を我々に与えました。この警察行政も、その一つであることは言うまでもないのです。 JUGEMテーマ:警察 関西広域連合へ。
お盆前のことですが、私が所属している『関西広域連合に関する特別委員会』の管外調査で、大阪にある関西広域連合の本部事務局と兵庫県庁にある広域防災局に行きました。 制度疲労している東京一極集中の中央集権体制を打破し、自らの政策の優先順位を決定・実行でき、個性豊かで活力に満ちた関西を作り上げていくという理念のもとで設立されたのが昨年の12月のことです。現在は京都府・大阪府・滋賀県・兵庫県・和歌山県・鳥取県・徳島県の2府5県が参画している、特別地方公共団体です。 関西広域連合という括りで見ると、人口は2,088万9千人(全国の16%)、総生産は80兆7,340億円(同16%)にも上る超巨大な自治体です。 現在取り組んでいる事務は、広域防災・広域観光・文化振興・広域医療確保・広域環境保全・資格試験や免許等の事務・広域職員研修です。また何よりの目玉は、国出先機関の『丸ごと移管』を目指していることで、当面は、経済産業局・地方整備局・地方環境事務所の移管を国に求めています。 また東日本大震災という予期せぬ大災害に対し、震災後すぐに、各構成府県が担当する被災県を決めて支援する『カウンターパート方式』を採用し、事に当たったことは社会的に高い評価を受けています。 ちなみに、京都府と滋賀県が福島チーム、大阪府と和歌山県が岩手チーム、そして兵庫県と徳島県と鳥取県が宮城チームです。 こうして役割分担をし、かつ広域防災局が情報の集約と支援内容の割り振りを行いました。 さて私が調査の時にお尋ねしたのは2点。 一つ目は広報について。つまり、震災対応についてもそうですし、今日まで行ってきた様々な提言といった情報が、タイムリーに我々のところに入ってこないことへの懸念です。私は関西広域連合委員会を構成している知事たちが精力的に活動されることは評価するのですが、その行動が翌日の新聞などを見て初めて知るなんていう笑えない状況が続きました。関西広域連合は地方公共団体ですので当然、連合議会が設置されているのですが、そちらに逐次情報が入らないということでは議会の権能が発揮されませんし、いわゆる二元代表制が機能しない、チェック機能が働かないということになりかねません。早期にこの状況を改善していただきたいと申し入れました。 理事者側からは、思いのほか委員会が活発化し、事務がついていけていないため、反省点が多々あるということを率直に認められ、広報について、各構成府県やその議会を通じて情報を周知してもらうことと、連合事務局から直接、各府県議会議員に広報していくことと両方検討していくとのことでした。 二つ目は、議会事務局についてです。広域連合設立以来あまり議会事務局の動きが見えないが、どうなっていますかと質問しました。 私は知らなかったのですが、現在、広域連合では、本部事務局の職員が議会事務局も兼務されているのだとか。先ほどの二元代表制という制度設計からは考えられない状況を伺ってあっけに取られてしまったのですが、これも大きな課題として認識されており、今後、議会事務局を独立させるべく、専任化に加えて各府県の議会事務局職員の兼務化を進めるべく、検討していくとのことです。 連合議会の側も、議会がさらに充実した活動をしていくために、理事会を設置したり、常任委員会の設置が議論されはじめられたり、今日までの動きを勘案して必要なことを整備する動きが見え始めました。 生まれたばかりの地方公共団体ですので、これからさらに成長させていかなければなりません。 JUGEMテーマ:政治全般〜国会・内閣・行政 京都府立医科大学附属病院 こども病院。
私の息子が、府立医大のこども病院に入院しました。カテーテル検査を行う予定で、1年も前から予約していたものです。そんなわけで今日は久しぶりにこども病院に行きました。 一言でいえば懐かしい。生後10ヶ月の時に13時間にもおよぶ心臓と動脈の手術をして、あのころのつらい気持ちなどがよみがえってきて、何とも不思議な気分です。 私たち夫婦にとってこども病院といえば、わが子の命を救ってくれた特別な病院であるわけですが、長期入院に付き添った妻は、その時のつらさや情けなさが久しぶりによみがえってきたというのです。それは、入院環境です。 こども病院は、その名前のとおり、様々な小児疾患を、高度かつ専門的な診断や治療を行う医療機関で、また小児医療に関する研究・教育機関でもあるわけですが、患者は新生児も含めた子どもたちですから、そのほとんどは親、しかも母親が付き添うことになります。わが子が初めてこども病院に来た時、保護者に対しては、 ・必ず付き添うこと。 ・ベッドは子どもの横で細〜いボンボンベッドで寝ること。 ・食事は病室ではしてはいけない。 ・お風呂はなし。銭湯に行くなど、各自で対処すること。 自分の子の場合、目が離せない状態だったので、食事を子どものそばで取れないということは、なるべく早くささっと食べて戻ってこなければなりません。かろうじて狭いホールのエレベーターの前でなら食べてもよい、ということで、私が見舞いに来るとよくお母さん方が1人でモソモソとおにぎりやサンドイッチなどを食べてらっしゃる場面に出会ったものです。しかもその時だって、忙しい看護師さんや知り合いになった別のお母さんの好意で子供を見てもらっている間のことなのです。 お風呂もしかり。女性でもありますし、できれば毎日入りたいものですが、やはり子どもが目を離せないということで、3日もお風呂に入っていないお母さんだってざらにいらっしゃいました。この場合も、誰かが子どもを見てくれているときに歩いて15分ほどかかる銭湯に入りに行くなどするのです。 しかもお金がかかります。我が家もそうでしたが、子どもが長期入院する、しかも子どもが小さい家庭ほど両親も若く経済的につらいものです。食事も、銭湯も、そして洗濯なども、かかるお金が積み重なっていきます。そんな自宅と病院の二重生活で、家計のやりくりに頭を悩ましているおうちもたくさん見てきました。我が妻もそれを経験してきて、あんな惨めな思いはこれからこども病院に来るご家庭に絶対にさせたらダメだ、と何度も何度も私に言います。 実はこれは医師や看護師をはじめ、事務局も含めて病院全体で何とかしなければならないといつも考えさせられてきた大きな課題であり、今日、入院して分かったのは、お昼は子どものベッドで3人で食べることができましたし、どうやら子どもに付き添って一緒におふろにも入ることができるのだそうです。 しかしさらにうれしいことが! 今、京都府立医科大学附属病院は全面改築工事中です。こども病院も新しい施設に11月ごろに移ることになっているそうです。そちらではもっと広い空間が取れて、生活環境もずいぶん改善されることが期待されています。 病院はもちろん素晴らしい医療を提供してもらいたいのは当たり前ですが、こうした医療を取り巻く様々な環境を整えたりすることも、実は医療の一部なんだと体で学んだのでした。 JUGEMテーマ:病院へいこう! 作業所まつり IN 平。
毎年恒例、『作業所まつり IN 平』にお招きいただきました。地元地域やいろんな団体のボランティアの参加など、多くの方々の参画により、いつもながら盛大に開催されました。『日ごろの行いが良すぎて、晴れすぎて暑すぎる!』とは主催者の弁。 JUGEMテーマ:夏だ! 会報『忠藏のかわら版』を発行して。
8月1日(月)に新聞折り込みで会報を出しました。これまでからも何度か新聞折り込みという形で発行させていただきましたが、今回はいつもと違う反応があったのが興味深いし、大変ありがたいと感じました。 いつもですと、応援してくださっている方々からの反応がほとんどで、『ああ、頑張ってるなぁ』という感覚で捉えていただいているようでした。 もちろん、行政や議会など、政治の現場がどんなふうにして動いているのか、そうした経過をたどってどんな結果が出されたのか、それを踏まえて今どんなふうにして動いていっているのか、どんな課題や問題があるのか、それから今後はさらにどうしていきたいのか、それらを多くの方々に知ってもらいたいということもありますし、その中で自分も元気に頑張ってます!ということもお知らせしたいということもあります。 取り上げる内容も政治に加えて後援会のことや選挙のこと、いろいろありますが、一方で地域住民のみなさんにとってそれらのことはなかなか見えにくいものですので、機会あるごとに何らかの形で継続的にお知らせしていくことはとても重要なことなのだと思っています。 そんな中、少し変わってきたことというのは、今まであまりご縁のなかった方々からのリアクションです。ふつう、関係がなければ無反応であると思うのですが、会報を見て『あ、あの件を忠藏さんに相談してみよう』とか、『自分がやってる活動を岡本さんに知ってもらいたい』とか、会報の記事の内容に関するお問い合わせがいくつも来たり、しかも『初めて電話するんですけど・・・』とか、『後援会の者ではないんですけど・・・』という連絡がこの2日で何件もあり、少し驚いているところです。 京都府議会議員として2期目に入り、もしかしたら府議として認めていただきつつあるのかなという喜びと、ならばもっと頑張らないと、という気持ちとが入り混じっています。 京都府議会では、定例会以外の時にも活発に議会活動をしようということで、委員会を毎月開催するなど、地元を離れることは正直少なくありません。この8月も、常任委員会・特別委員会の開催や管外調査、子ども議会の開催など、お盆を挟んであわただしい日程が続いていますが、その合間を縫って舞鶴の課題ももっともっとお任せいただけるよう、行動していきたいものだと改めて考えています。 JUGEMテーマ:地方議会 | |