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| - | 2023.04.22 Saturday | - | - |
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いつもお世話になっております! m(_ _)m 活動日誌 日々、更新中! 議会報告 H25.06.27 更新! Photo Album H27.12.13 更新! おかちゅう動画! 随時、更新中! 基本理念 H26.12.08 更新! | |
警察のお仕事もいろいろです。
5月から所属してる警察常任委員会の管内調査があり、京都市内のいくつかを調査視察しました。 まずは4月に新設された東山の複合施設へ。 ここは以前に少しふれた家庭支援総合センターに加え、少年サポートセンター、東山警察署が一体の敷地の中に設置されています。 実は京都府では、刑法犯で検挙した少年の1,000人当たりの人口比が18.8人で、これは全国ワースト1位となっています。 また 刑法犯で検挙した少年の再犯者率は35.7%でワースト7位でもあります。 これをどう捉えるか。 京都府警が頑張って検挙していけば必然的にこうした不名誉な数値は上がっていくことになりますし、もう一方では、京都で育った子たちが犯罪に手を染めやすい現状にあるともいえる現状となっています。 京都府警察本部は今年度を『少年対策元年』と位置づけ、教育委員会との連携をはじめ、街頭における少年補導活動や再犯防止活動、被害少年への対応等々、特に強化すべき重点事項と捉えているようです。 次に東山警察署へ移動しました。 思わず苦笑いしてしまったのは、『場所が分かりにくい』という指摘を住民からしばしばいただいている、というところです。 実は東山警察署は、京都市きっての歓楽街、祇園・木屋町を所管し、歴史的な寺社仏閣の多い地域で、そのために地域の景観に溶け込めるような設計をしており、もしかしたらそのためにときどき住民の方々はすすっと通り過ぎてしまったりしているのでしょうね。入口が分かりやすいように対応を検討されているそうです。 午後からは、京都犯罪被害者支援センターを中心とした犯罪被害者支援についてです。 お話を聞いていて、犯罪にあわれた方の支援や救済をすることの重要性は言うまでもありませんが、その業務にボランティアで従事される相談員のみなさんのメンタリティがすごいと強く感じました。感情移入もされるでしょうし、個人的な思いもあるでしょうし、そういうものに流されず、相談員の精神状態を保つための対応もきめ細やかだなという印象を受けました。 実は京都府庁の近くに事務所がありまして、私は前を通ることはしょっちゅうなのですが中に入るのは初めてのことでした。 たまたまいらした相談員の方が4人で、その中で1人だけ男性がいらっしゃいました。 『性的な被害にあわれた女性の方からの電話相談の時に、男性として気を使われたりしませんか?』 と伺うと、初めての頃は本当に自分が対応していいのかなと思っていたが、相手の方は全くそういうことを気にされない方が多くて、普通に相談業務をしているとのことでした。女性の方がいいという希望があれば代わることもできるし、ということで、思いがけない一面に触れることもできました。 警察行政は、基本的に悪事に対処することが主な任務ではありますが、究極の目標は、犯罪のおこらないまちをつくることだと思います。そのために警察の持つ情報やノウハウを様々なところで生かす必要性を、以前から強く感じてきました。 『警察の能力を活かす』にはどのようにすればいいのか、もっともっとよく考えてみたいと思う管内調査でした。 まちづくりシンポジウム Architect of KYOTO 2010
今度の土曜日、7月24日の13:30〜ですが、 京都府建築士会舞鶴支部が主体となって、 『まちづくりシンポジウム Architect of KYOTO 2010』 が開催されます。 場所は舞鶴市政記念館で、 なんと私もシンポジウムのパネラーとして参加します。(^_^)v どなたでもオッケーですので、 お気軽にぜひご来場くださいませ。 お待ちしています。(^o^)/ JUGEMテーマ:地域/ローカル 海の日のつどいにて。
海とともに生き、海とともに発展してきた舞鶴市では、毎年、国民の祝日である『海の日』には『海の日のつどい』という式典が開催されます。 この日は長年にわたって海事に従事されてきた関係者に対する功労者表彰をはじめ、 これから1年間、様々なイベントに華を添えてくれる『クイーン舞鶴』の披露、舞鶴海洋少年団による手旗信号、少年少女合唱団によるかわいらしくも美しいコーラスの発表などが行われ、梅雨明け後数日たって日本特有のじれるような暑さも相まって、いよいよ舞鶴も夏本番だなという感じになってきました。 舞鶴のみなさんの今年の夏の過ごし方はどうなるのかな、とふと思ったりします。 例えば高速道路の無料化はどのような影響を及ぼすことになるのか注目される大きな要素の一つと言えると思います。舞鶴を含む京都北部や北近畿にどのような経済効果をもたらすか、舞鶴では夏はいつも時間帯によって交通渋滞が頻発しますが、それにさらに輪をかけることになるのだろうか。 実際、先日舞鶴若狭自動車道を通っている時、綾部から福知山方面を私が走っていた時に、反対車線は徐行、または停車するくらいに渋滞していたことがあって、本格的な夏のシーズンに入ったら、特に休日は大変な状態になるかもしれないなと感じました。 さて『夏の日のつどい』の始まる前に、舞鶴海洋少年団の指導員の方が私のところにいらっしゃって、 『子どもたちが手旗信号を使ってリレーで言葉を伝えていくので、その言葉を15字くらいで考えてください。』 とのご依頼をいただきました。 『じゃあ夏の日にちなんだものを考えておきます。』 ということで紙に書いておきました。 舞鶴海洋少年団のみんなの出番が来た時、私が手旗を振るわけでもないのに緊張してきました。 子どもたちがうまく言葉をリレーできなかったらどうしよう・・・。 しかしあにはからんや、4人の団員たちは一人ずつ手旗で私の書いた文字を伝えていき、最後の子がその言葉をホワイトボードに大きな文字で書きました。 『岡本議員さん、合ってますか?』 私は両手で大きく丸印をして、『完璧です!』 大したものです。 なんでも8月に開催される手旗信号の大会に出場するみなさんなのだそうで、がんばってぜひよい成績を上げていただきたいものですね。 ちなみに私が書いた言葉は、 『カゾクデ タノシイ ナツヤスミ』 でした。 JUGEMテーマ:夏だ! もうひとつの参議院議員選挙。
私の友人で井坂信彦というやつがいます。いや友人というよりも親友であり、同志ともいうべき有能な地方議員で、理々整然として知識に豊富、冷静沈着でしかも情に熱く、自分のことはおいておいて仲間を優先するという、ちょっとそのあたりにはいない素晴らしい若者です。 前・神戸市議会議員なのですが、神戸市議会では舌鋒鋭く切れ込んで、傍から見ても理事者に対してやりすぎるくらい突っ込んだりするらしく、立場によって賛否両論、その評価は分かれているようです。しかし私にとっては、政治を志すものとしてかくありたいと思わせる唯一無二の存在なのです。 そんな彼が、今回の参議院議員選挙で『みんなの党』公認候補として兵庫県選挙区から立候補しました。その経過も聞いていますし、どんな思いでこの選挙戦に臨んでいるかも分かっているつもりです。 選挙では、『いさか』の名前を売るよりも、みんなの党公認候補として認知していただくことが当選の近道だという戦略を取りました。彼は神戸市議会議員でしたから、市外の地域でその存在を知られているはずもなく、当然に考えうる戦略であって、私も実際に街宣車に乗って訴え、みんなの党への反応の良さに手ごたえを感じていたものでした。 しかし、本人の思いの強さとか議員としての資質とは違うところで勝負が決まってしまう今の国政選挙の悲しさもあり、落選しました。 ところで今回の参議院議員選挙での民主党の惨敗とともに、みんなの党の躍進が大きく伝えられました。テレビでも渡辺喜美代表の満面の笑顔が何度も映し出されました。その時私はふとこう思いました。 『みんなの党は地方区も比例区も含めて数十人の候補者を出しているはずなのに、10人程度の当選者を出して小おどりをするくらい喜んでいる。この人の頭の中に、落選するであろうことを分かって立候補した人のことを思う気持ちはどれほどあるのだろうか。おそらく自分が陽の目を見ることはないことは分かっているけれど、日本の未来のために捨て石になろうとした人の切なる思いを理解できているのだろうか。』 私は、最初から落選することを分かって立候補する人の気がしれません。それは、やはり多かれ少なかれたくさんの人を巻き込んで、その人たちの夢を背負うからです。当選を信じて夢を託した人たちと、最初からそれをかなえられることができないことを知っている候補者。その候補者は政治をやる資格はないと私は思っています。なぜなら最初から人を裏切っているからです。 一方で、最初から当選できない、あるいはこの候補者を捨て石にして全国比例区の政党票を掘り起こし、当選者を一人でも増やそうとしている政党の党首。彼はきっと、一つの目標を成し遂げるためにその人が犠牲になることを分かっていて立候補を促したのです。 私は青臭いのでしょうか。そんなことを分かっていて立候補する人間の自業自得なのでしょうか。大義のためには少々の犠牲はやむを得ないのでしょうか。 そんなことが頭の中を駆け巡りました。 JUGEMテーマ:参議院選挙2010 地域振興計画。
京都府は現在、『明日の京都』という、いわば京都府総合計画の後継になる計画を現在策定中です。一般に各自治体の総合計画は10年を一つの単位にして総合計画を練るのが通例であり、京都府もこれまでは例外ではありませんでした。 現在の総合計画の期限が迫っており、次の計画を策定する時期がすでに来ていて策定作業は鋭意進んでいるところです。 次の京都府の新総合計画、私たちは『新府総(しんふそう)』と呼んでいたのですが、一律の10年計画では目まぐるしく変わっていく社会情勢に柔軟に対応することができないのではないかという指摘が以前からあり、そうしたことを踏まえた計画にしようとする動きになっています。 つまり長期的な展望に立って、例えば京都府知事が変わったとしても不変のビジョンがあって、いくつかの柱を5〜6年をめどに計画し、さらに南北に長い京都府の地形を考え、歴史や文化の違いがある地域を一律に計画してしまうのではなく各地域ごとの振興計画を立案しようとしているのが、次期総合計画・『明日の京都』の大きな特徴となっています。 京都府は私たちの地元である『中丹』をはじめ、『丹後』、『南丹』、そして『山城』という広域振興局を設置し、特に地域の近くですべき事業の多くを担わせています。 そこでこの広域振興局単位で地域振興計画をつくらせ、長期・中期・短期それぞれの時間軸での計画の実行と、各地域の特色を打ち出した計画の実行とを考えているのです。 さてこの『明日の京都』のもう一つの大きな特徴は、議会の議決を必要としているところです。一般的にどの市町村や都道府県でも、行政サイドが一方的に作成したものを議会に報告しているのが現状で、私も舞鶴市議会議員の時には報告は受けても舞鶴市総合計画の議決は必要としませんでした。今回京都府は、今後の京都府の未来に大きな影響を与えるであろうこの『明日の京都』の重要性を考慮して、私たち議会との協議のうえ、議決事項としたのです。 そこで私は考えました。『明日の京都』はそれぞれの地域でも振興計画を立てるが、その内容について地元の議員さんだけに任せておいてよいのだろうか。逆に、私たちの地元である中丹広域振興局における計画を、他の地域の議員さんたちにもっと理解を深めてもらうことはとても重要なことなのではないだろうか。 思いつきで会派の会議で申し上げると『まったくそのとおりや。』ということになりまして、全体計画だけでなく、山城も、南丹も、中丹も、丹後も、それぞれの地域振興計画についてもっと理解を深めようということになり、京都創生フォーラムではその調査に入りました。 実際、この『明日の京都』の審議には京都府議会の半数の議員で構成する特別委員会を設置することになっており、当然『地域振興計画』もその審議事項の中に入ってきますので、慣れていない地域のことでも十分に内容を把握しておかないと議論になりません。 特別委員会の設置は9月になりそうで、私たちの任期の終盤で思いがけず大仕事になりそうです。 JUGEMテーマ:地域/ローカル 総務省に行きました。
今週の後半は東京に出張していました。 まず総務省に行きまして、先日閉会した国会の中で議論された、地域主権改革関連法案と地方自治法改正法案、そして閣議決定された地域主権戦略大綱などなどの内容や考え方を勉強しました。 私一人ではもったいないと思い、知っている若手議員に声をかけたところ13人が集まりまして、ちょっとした研修会になりました。 私は6月定例会でまさにこの地方分権に関する法案についての一般質問を行い、自分の考えを述べ知事の所見を伺ったところですが、その捉え方が的を外れていなかったか、今後の動向はどのようになっていくのか、総務省はどのように見通しているのかなど、興味は尽きません。 地方分権が進むのか進まないのか、どの分野について権限が委譲されていくのか、ちゃんと財源は手当てされるのか、その内容によって京都府も舞鶴市も大きく影響を受けることになります。 京都府議会議員としてお仕事をさせていただき、少しずつですが経験を積めば積むほど、『東京一極集中』の流れが地方の疲弊を助長していることを思い知らされ、舞鶴のような田舎でも自分たちの努力で活性化させる道筋をつけるには、どうしても国と地方の関係を改める必要があると強く感じてきました。 先日メディアでも取り上げられた『関西州政治家連盟』の設立に参加したのもそうした思いからです。 今回、若手地方議員に呼びかけたのも、地方議員として来たるべきに備え、ちゃんとそれぞれの市町で議論できるように勉強しておいてほしいという思いもありますし、もし地方のどこかで地方分権を率先して実践できるところがあるとすれば、現実的には関西しかないと私は感じています。 ところが実際に地方分権をしなければならないと強く考えている人は、ほとんどいないことに気づかされます。国の省庁は、自分たちの扱っている権限と財源を地方に渡すことに徹底的に抵抗します。自分たちの力の源泉であって自己否定にもつながり、結局は人員削減にもつながりますから抵抗して当たり前と言えるかもしれません。 国会議員も実はあまり積極的ではありません。そりゃあ自分の選挙区から相談に来られる方が、選挙対策にもなりますし力を誇示することもできますからねえ。 都道府県や市町村でも、これ以上仕事が増えたら嫌だなあと考える人は決して少なくありません。 なので、少数派の地方分権をやろうと考えている人たちの応援団になって、ほんのちょっとでも車輪を動かす力になれたらなあと私たちの集団は考えています。 参加したメンバーは目を輝かせてとても刺激を受けたようです。 舞鶴の外から舞鶴を支える。京都の未来を考える。 地域のみなさまにはなかなか見えにくいところで恐縮なのですが、地方分権については、うまくバランスを取りながら頑張りたい項目の一つです。 JUGEMテーマ:政治全般〜国会・内閣・行政 | |