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第25回舞鶴市身体障害者交流運動会。
毎年お声かけいただいている舞鶴市身体障害者団体連合会交流運動会に今年も参加してきました。いつもこの交流運動会の時に会長さんの話される内容が印象に残ります。挨拶というより身体障害者のことをもっと知ってほしいという願いが込められたお話だなあといつも感じさせられるのです。
例えば会場の設定ですが、広い体育館などの会場は小学校や中学校も含め舞鶴市内にはいくつもありますが、最も気を使われるのはトイレなのだそうです。車イスなどを利用されている身体障害者の方が、ほんの1段でも階段を上ることは困難極まるわけで、そうすると数ある舞鶴市内の施設の中でバリアフリー化してあるところは2か所くらいに限定されてしまう、しかも休日に行う必要があるために予約のやりくりが大変であるなど、ちょっと考えれば当たり前なんですけどついつい忘れがちになってしまうことがこの分野ではたくさんあることに気づかされます。 また身体障害者に対して市議会議員さんたちがどれだけ目を向けてくれているか、という観点で議会を注目してみたけれどもそうした質問や提言は皆無だったのでとても残念に思ったというお話もありました。 京都府議会では私も含め、本会議や委員会などでそういう議論がありますが、京都府庁まではなかなか来ていただくのは難しいですもんね。最も身近な市議会でも活発なやり取りがあってほしいと願うのは当事者として当然のことです。そういう思いから、所管委員会所属の議員だけでなくすべての市議会議員にご案内されているということなのだそうです。 来賓ひとりひとりがマイクを持って自己紹介させていただくのが通例ですが、今日に限って頭がふらふらするぐらい湿度が高く、『今日は蒸し暑いので水分を十分に取って、ケガのないよう楽しく交流運動会をしてください。』と申し上げました。 今年の舞鶴市身体障害者センターは、大きな変革期を迎えています。 先日開所した子ども発達支援施設『さくらんぼ園』が新しい場所へ移っていきましたので、センターの1階のスペースを身障者センターが利用できることになったのです。そこで自分たちだけでなく誰でもふらっと遊びに来れるようなサロンをつくり、身障者自らがその運営にあたることを計画されており、今年度中に改修工事を予定されています。 自分たちでできることをできることから少しずつ始めてみようというチャレンジであり、これは今までになかったことですので、ぜひ頑張っていただきたいと思っています。こうした動きを舞鶴から発信していただいて、日本中に広がっていけば素晴らしいですね。 JUGEMテーマ:福祉と生活 平成22年6月定例会 一般質問
【質問項目】 京都創生フォーラムの岡本忠藏でございます。 特別展 龍馬伝 開会式・特別観賞会
現在NHKで放映中の大河ドラマ『龍馬伝』。龍馬は幕末の京都で活躍した志士ですので当然のことながら京都でも例年以上に注目度の高い人物です。京都府には京都文化博物館という施設がありますが、NHK等とタイアップして坂本龍馬を特集した特別展の開催が始まりました。 こういうときには議員もお招きいただくのですが、京都府議会議長と京都再生・ブランド戦略特別委員会の委員が出席しました。 オープニングの開会式では、さすがNHKがらみということもあって京都放送局のアナウンサーさんが司会をされ、会場にはキャストの俳優さんたちの映像が映されてやサインなどが展示してあり、龍馬で盛り上がろうという雰囲気を醸し出していました。 式典が進みテープカットの後は特別観賞会です。 私たちが風聞している龍馬そのものであったり、幕末の志士たちを取り巻く情勢であったり、当時の日本が西欧列強に取り囲まれてどのような状況に追い込まれていたのかとか、興味は尽きません。日本の未来のためにたたかった龍馬が、ふとした時に見せた普通の若者らしさなども面白かったです。 ある乙女姉さんからの手紙では後藤象二郎と手を結んだことをとがめられ、いやそれはこういうことなんだと説明というか、釈明というか、言い訳というか、そういう返事をしたためた手紙があったり、そんなことまでやり取りしてたんですね。 また暗殺された時の近江屋での様子を再現した映像は背筋に冷たいものが走りました。当時、刃に倒れたのは坂本龍馬だけではありません。みないつかそうなるかもしれないという覚悟を抱きながら国のために奔走していたのでしょう。 翻って現代の政治はどうでしょうか。 目先の党利党略や出世欲、そして金。人に強く言ったことが自分に降りかかった時にはいとも簡単に違えてしまう、言動不一致。政策すらも選挙目当てで未来を語る政治家は皆無に等しく、そこに国民の姿は見えません。 だからこそ今、坂本龍馬にみんなが憧れるのでしょうね。 JUGEMテーマ:NHK大河ドラマ「龍馬伝」 自閉症の子どもたち。
『れいんぼう』という自閉症のお子さんを持つ保護者のみなさんによるグループが、自閉症のことをもっと一般に広く知ってもらおうと、赤レンガ倉庫群のまいづる智恵蔵で子どもたちの作品展を開催されました。 この作品展ですが、ただ子どもたちの力作を見てもらいたいというだけでなく、『自閉症がどんなものなのか』、知らない人にも理解できるようにというコンセプトでされていることがよく伝わる、工夫を凝らしたものでした。 自閉症は生まれつきの脳障害で、外見からはあまり区別がつきません。よって周囲の人たちからすると不可解な言動を取ってしまい、それが障害によるものなのだとなかなか理解してもらえないことが多くあります。 また特定のことのみに興味を示したり、特定の行動パターンに執着したりということもあって、いつもの手順とほんのちょっと入れ替わったりするだけでパニックになったりするなど、お父さんやお母さんにとっては戸惑いの連続です。 そうした子どもの特徴をうまくとらえて、上手に誘導したり心を落ち着かせたりするにはその子その子に応じた対処が必要です。 そのためには自閉症を研究している専門家や先生方のアドバイスも必要ですし、様々な本が出ていたりして一定の知識を得ることも可能なのですが、それでも子どもの症状は画一的ではありませんし、その子その子の特徴があって一概にこうだと言い切れるものでもありません。やはり現場、つまり一番そばにいるお母さんの肌感覚に勝てるものはないなとふとした時に気づかされるのです。 今日の展示はそうしたお家での工夫をどのようにされているかということや、子どもたちの性質を良い方に生かす製作など、それぞれの努力のうかがえる興味深いものでした。 我が家にも障害を持つ子どもがおりますが、社会の中で大きな摩擦を起こすことなく生きていくためには、社会の理解を得ることがどうしても必要で、社会の理解を得るためには親がいかにしてわが子が社会に溶け込めるようにしてくかという努力が避けられないと私は思っています。 そのお手本となるようなこのお母さん方の取り組みが、もっともっと広がっていけばいいなあと強く感じました。 JUGEMテーマ:療育ガンバってます♪ 新しくなりました、さくらんぼ園。
さくらんぼ園とは、舞鶴市が舞鶴市社会福祉協議会に委託し事業展開している施設で、就学前、つまり小学校に入るまでの子どもたちやその保護者に、療育をはじめ様々なきめ細やかなサポートをしています。 かねてからスペースが手狭で、先生方は運営に苦労されながらもその中でやりくりされていて、私もなんとかこれを改善できないものかと行政に掛け合ったりしたものでしたが、このほど子ども発達特別支援施設として建物が新築され、先週、竣工式が行われました。 実はこのさくらんぼ園、舞鶴市出身の高本善四郎さんという篤志家の方から頂いた寄付金を財源に、かつて公立幼稚園があった場所に新築されました。移転の話が出てから、この敷地でどんな風な形にすれば最も良いものができるかなと、社協やさくらんぼ園の園長をはじめとする先生方が練りに練った考えをもとに設計されており、療育はもちろん、保護者に対応するために必要なこと、あるいは職員室も適度な広さが必要ですし、様々な観点から検討されたと聞いています。 おもしろかったのは『ひかりの部屋』で、照明や音響を工夫して子どもの感性を刺激したり落ち着かせたりするいわばリラクゼーション(?)のための部屋となっています。こうしたスペースも、特別支援をしていくためには必要なんですね。ずっと前から園長の大泉先生からは、『こういう部屋をつくるから、気持ちが折れそうになったり心が病んできたと思ったらいつでも遊びに来なさい。』と本気なのか冗談なのかよく分からないお誘いの言葉を言われていたので、『ああ、あれを表現するとこういうことになるんだな』とイメージできました。 また私の子どももさくらんぼ園に通わせていただいていたので、保護者OBとしてもとてもうれしいです。かつて何度かかみさんの代わりに療育のために子どもを連れて行って一緒に遊んだことがあるのですが、とても狭いスペースで、正直なところこれは気の毒だと思いました。その狭さも今振り返れば、お互いいつも近くに寄り添っている感じで一体感があってよかったのかもしれませんが、ここ数年で発達支援も現場は大きく変わりつつあり、本当にたくさんの子どもたちにきめ細やかな支援をしていかなければならず、そのためにはこれまでのところではとても対応できなかったでしょう。 これまでのさくらんぼ園は舞鶴市身体障害者センターと共同の建物だったので、さくらんぼ園独自の施設ができれば当然そこが開くことになります。それを見越し、身障者センターはそのスペースを活用して新しいチャレンジをもくろんでいらっしゃいます。一つの動きがさらに次の動きを生み出す。こういう取り組みは議員としても一生懸命応援したくなりますよね。 JUGEMテーマ:療育ガンバってます♪ 沖縄県視察。
6月2日から4日までの3日間、京都府議会の所属会派、京都創生フォーラムで沖縄方面への管外調査に出かけました。 まず初日はドクターヘリについてです。沖縄県での運航はすでに3ヶ年目に入っており、今年の4月から京都府・兵庫県・鳥取県の3府県での共同運航の始まっているということもあって先行事例を視察させていただきました。 浦添総合病院という民間の医療機関がこのドクターヘリの運航を担い、県が事業費を負担しています。沖縄本島の交通事情や離島の多い沖縄県の実情があって大いに活用されているようで、同時に自衛隊のヘリの協力もあるようです。 かつては自衛隊と海上保安庁のヘリを利用されていたようですが、さらにドクヘリが導入されたことにより、昼間はドクヘリが優先的に飛び、有視界飛行のできない夜間などはそちらに依頼が行くとのことで、やはりドクヘリの最大のメリットである医師による治療開始の早さや的確な状況判断についてとくに強調されていました。 浦添総合病院では現場でドクターヘリがどのようにして運行されているのかという流れをうかがい、また読谷村にあるドクヘリの発信基地にも行って救命救急センター長さんや操縦士さんからも実情や日ごろの業務について話を聞くことができました。 2日目は石垣市の観光行政についてです。沖縄県がすでに観光立県を宣言していたところに、市制施行50周年にあたる平成9年に、石垣市観光立市宣言をしました。石垣市は本土復帰以来順調に観光客人口が増えてきましたが、20年度・21年度は横ばいまたはやや減少という状況で、年間70万人を優に超える規模だということです。 今後の展望としては、一人当たりの消費額が減少傾向にあるため、いかにして滞在日数を増やすか、ということが重要で、これまでのツアーだけでは頭打ちらしく、体験型のメニューなどに活路を見出すことなどを検討していかなければならないということでした。また台湾などの外国人観光客の誘致にも力を入れており、実際私たちが行く先々でたくさんのアジアの方々(おそらくほとんどが台湾人)のツアー客に出会いました。 外国からの観光客の受け入れにはいろいろとナーバスにならざるを得ないこともあるようで、行列への割り込みや万引きなど、日本人では考えられないようなことも市内各所でトラブルになっているとのことで、そうした対処には気を使わなければならないようでした。 3日目は特にハードでした。 まず陸上自衛隊第十五旅団の陸将補、反怖謙一 旅団長さんを表敬し、その後は太平洋戦争末期の沖縄戦の状況のレクチャーを受けました。こちらには沖縄本島の南半分のジオラマがあって、昭和21年3月下旬から6月頃までの米軍の作戦や日ごとに退却していく日本軍の様子を知ることができます。 次に沖縄県平和祈念資料館で園原学芸主幹に施設の概要を説明していただき、その後で資料館の中を見学しました。陸上自衛隊で事前にしていただいた沖縄戦の説明もあったため、その状況がよりリアルにイメージでき、ここで説明のしようのない壮絶な戦争の状況をまざまざと見せつけられ、自分がそこにいたらと想像すると身震いしました。 またそのあとで近くにあるひめゆり平和祈念資料館も見学しました。 今度はまた那覇空港方面に戻り、航空自衛隊と海上自衛隊にうかがいました。 まずは航空自衛隊第83航空隊司令(兼)那覇基地司令の空将補、宮川正さんを表敬し、特に沖縄を拠点とした航空自衛隊の任務や現場での感覚についてお話を伺いました。宮川さんの奥様が今、舞鶴にいらっしゃるということでビックリしました。 次に海上自衛隊に連れて行っていただき、航空自衛隊と海上自衛隊の部隊構成や沖縄での任務についてレクチャーを受けました。そうしている間に海上自衛隊第五航空群司令の海将補、高橋忠義さんが来られました。高橋さんはこの12月まで、舞鶴地方総監部で幕僚長をしておられ、舞鶴ではずいぶんかわいがっていただいた方です。 そして海上自衛隊のP3Cという哨戒機を見せていただいて説明を受け、さらに航空自衛隊のF15戦闘機のところにも連れて行っていただきました。 両方ともみな質問攻めで、実際の業務や作戦を遂行するにあたっていかにしてきめ細かく、いかにして確実に、いかにして効率的に行うかということを徹底的に追及されていることがよく分かりました。 おりしも私たちが沖縄に向かっている飛行機の中で鳩山首相の辞任を知りました。行程を進む中で次の首相や官房長官などの人事について明らかになって行きました。政治と金の問題に加えて、まさに沖縄の米軍基地の移設問題で大きく揺れた政権が、私たちが沖縄にいる間に大きく転換したことも何とも皮肉なものだと感じましたし、沖縄の人たちの思いを同時に垣間見ることができたことも、私たちにとって貴重な経験でした。 JUGEMテーマ:沖縄 沖縄の陸海空自衛隊。
沖縄の自衛隊施設と業務を視察した時のひとコマです。沖縄では那覇市内に陸・海・空の自衛隊がそれぞれ重要な役割を果たしています。航空自衛隊那覇基地にうかがったときは第83航空隊の主戦であるF15戦闘機も見せていただきました。 老人嶋神社祭礼。
毎年6月1日は、若狭湾に浮かぶ冠島にある老人嶋神社の祭礼を行います。冠島は言わずと知れたオオミズナギドリの生息する国の特別天然記念物で、普段は上陸禁止なのですが、この日だけは、野原・三浜・小橋の三漁村によって1年間の豊漁と海の安全を祈願するためにお参りすることを認められているのです。 今年の当番をお世話になった野原区の皆様、大変お世話になりました。 酔っぱらってヘベレケですが、約束どおりブログにアップさせていただきます! 明日は朝の5時起きなので、早いですが休ませていただきます。 オヤスミナサイ・・・。 JUGEMテーマ:地域/ローカル | |