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| - | 2023.04.22 Saturday | - | - |
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事業仕分け。
今、政府の行政刷新会議によって事業仕分けの第2弾が行われています。
事業仕分けとは、国や自治体の行っている事業について、この事業を行うにあたってどこが実施するのが適当であるのか、それは国なのか都道府県なのか市町村なのか、それとも民間で任せる方がよいのか、さらにいえばそもそもとしてその事業をしなければならないのかということも含めて、担当者や外部の有識者などが議論し、仕分けていくものです。 昨年の秋に引き続いて今回も様々な事業や独立行政法人のあり方について議論することそのものについてはとてもよいことだと思います。当事者とは違う目線で物事の本質を見るということは常に行わなければなりません。メディアではどうしてもいくらの予算を削減したかということに注目されることになってしまいますが、削減できなくても、それはこれまでの取り組みに無駄がなかったことの証明になるということも言えるのではないでしょうか。 一方、功を焦って勇み足をしたり拙速な判断をしてしまったりされないかといつもヒヤヒヤしてみている私たちもいます。一般に改革派と呼ばれる人たちは、都会の感覚で疲弊した地方の下支えをしている施策をいとも簡単にぶった切る可能性を大いに秘めているからです。 また仕分け作業に関わる人たちに思うのは、その事業の有意性をしっかり掘り下げた上で議論に臨んでほしいのですが、実際がどうなのか、とても不安に思っているのはおそらく私だけではないと思います。 さて、この行政刷新会議の事業仕分けを見ていて、私はどうしてもぬぐえない大きな違和感を抱いています。それは与党の国会議員が仕分け人になっていることです。 彼らは22年度の国の当初予算を年度内に通しました。その彼らが予算の中で行う事業や独立行政法人のあり様を厳しくこの事業仕分けで追及しているのです。彼らは国会議員なのですから、その追求は国会の本会議や委員会での審議の中で行わなければならないのではないでしょうか。それをせずにテレビが注目する事業仕分けで舌鋒鋭く切り込んでいくのは自己矛盾だと自分で考えたりしないのでしょうか。 今言ってるそれを、テレビ中継のない国会の委員会でなぜ言わないのか。またさらにさかのぼって、野党の時であれば遠慮なく追求できたはずですが、それはやってこられたのか。 こういう事を考え出すと、結局は政党の浮揚のためにやってるのかと捉えてしまいますし、政府の事業仕分けに国会議員が参加するのは変だと思えてならないのです。 国会議員の主戦場はやはり国会です。 そして地方議会でも同じことが言えます。農業委員会や都市計画審議会などでも議会議員の委員の枠があるんですね。議会改革の一環でそうしたところに議員派遣をしないと決めている議会もあるのですが、多くの議会は委員を送り込んでいると思います。しかし審議や提言はそんなところで行うのではなく、やはり議会で言うべきであって、各種委員会や審議会の場は民間のなるべく多くの人に機会を得ていただくべきだと私は考えています。 JUGEMテーマ:政治全般〜国会・内閣・行政 総務常任委員会 管外調査。
昨日と今日の2日間で、愛媛県、高知県、兵庫県と回ってきました。総務常任委員会の管外調査です。 京都府議会では、いわゆる行政視察のことを管外調査と呼称しています。都道府県議会はどこもそうなのか、京都府議会だけなのかはよく分かりませんが、いまだに私の中ではなじまない呼び方ですねえ。実務は変わらないのでどうでもよいと言われればそれまでなんですが。 さて、今回の管外調査では、 ・愛媛県:県版構造改革特区『えひめ夢提案制度』のとりくみについて +えひめ夢提案制度における特区認定事例の視察 ・高知県:県業務のアウトソーシングによる地域活性化の取り組みについて ・兵庫県国際交流協会:国際交流の取り組みについて を見せていただきました。 えひめ夢提案制度では、何かしらの規制があってこんなことがしたいのにできない、という事例を県民や自治体などから提案されたものについて、その規制を緩和して実現への後押しをしようという、まさに県主体の特区です。知事の姿勢として基本的に全部やってあげようというスタンスらしく、夢提案の実現率は71.9%とのこと。 また特区認定事例の一つ、‘とうおんブランド’どぶろく特区の現場にうかがいました。 山をぐんぐん登って行って到着したところは茅葺き屋根の家屋でした。この集落では生産者というか蔵元が3軒あり、統一性を保ちつつ販路開拓やイベントへの参加に取り組んでおられます。 高知県のアウト・ソーシングは、橋本(前)知事の4期目の選挙の時の主たる公約の一つだったのですが、専門の部署を設置しても遅々として進まなかったことに業を煮やした知事がトップダウンで進めたことにより、大きく進んだそうです。 一般にアウト・ソーシングは行財政改革として取り組むわけですが、さらに可能な限り地元の事業者やNPOに任せることによって地域活性化につなげようとしているところが高知県の特色のようです。 どの業務をアウト・ソーシングするかという議論の過程で業務の廃止や縮小の検討も進み、828人役分のコストを削減でき、アウトソーシングに関しては148業務・334人役分を民間に任せることになっています。 具体的事例としておもしかったのは、小動物管理センターの運営を建設業者が請け負ったり、8月15日の戦没者慰霊祭を葬儀社が担当したりなのだそうで、ちょっとビックリでした。 そしてJRで新神戸へ。兵庫県国際交流協会に向かいました。 わが京都と同様、様々な国籍の方が訪れたり仕事をされたりしている神戸を抱える兵庫県ですから、ずいぶんこなれている印象を受けました。 聞けば今年で協会設立20周年になるのだとか。今年は記念事業などもたくさん取り組んでいるようですが、一方で、業務の性質上、取り組みの効果が測りにくく今はやりの事業仕分けの対象になりやすいという懸念を抱いていらっしゃるようでした。しかし兵庫県は多文化が共生する国際的な色合いの強い県ですので、すべきことをしっかりとやって行きたいと意気込んでおられました。 いつもながらの強行軍で、坂の上の雲の機運が高まっている愛媛県の松山に行っても坂本竜馬で熱くなっている高知に行っても、全くそういうところに触れることもなく帰ってまいりました。 他の議員さんは京都駅に着くとホッとされるようですが、私はさらに舞鶴までの1時間50分、電車に揺られなければなりません。 『まだ今から2時間近く帰らんと開かんのか〜。ご苦労やなあ。』 と口々に慰められつつ京都駅を後にしました。 JUGEMテーマ:地方議会 ドクターヘリの訓練。
ランデブー・ポイントとなっている海上自衛隊舞鶴航空基地で、交通事故を想定したドクター・ヘリの運航訓練が実施され、実際に公立豊岡病院からドクヘリが飛んできました。報告によると、通報から離陸までが4分、飛行時間が22分で現地に到着しました。天候が良ければもっと速く飛んでくることができたそうです。 JUGEMテーマ:コード・ブルー −ドクターヘリ緊急救命− そういえば。
そういえば、ここのところ京都府庁に行ってないな〜と思い立ちました。ではヒマにしていたのかと言うと決してそうでもなく、バタバタと日常を送っていたわけですが、ここ2〜3週間を振り返りますと、京都府知事選挙に加えて海上自衛隊関連、数々の学校の入学式、花まつりなどの諸行事、いろいろな団体の総会など、本当に毎日様々なところからお招きをいただいていました。 しかしそういう公式・公的なものだけでなく、ここのところあまりブログでは書けないことを多く扱っていましたので、なかなか書けることの少ない2〜3週間だったなあと今振り返っています。 たとえば地域の課題をなんとかしてほしいということであったり、こんなことが必要なのではないかということであったり、年金や介護保険に関しての相談であったり、転勤などで舞鶴を離れるということでご挨拶いただいたついでに話しこんだり、逆にこちらからうかがって相談させていただいたりすることもあったり、ミニ集会を開いていただいたり、それらを毎日何件も取り扱っていると、ふと気づいたら日が暮れ、ちょっと時計を見たら夜遅くなっていたなんていう毎日でした。 何度かここでも書いたことがあると思いますが、議員として活動させていただいていることのほとんどはあまり公に書けないもので、水面下で進めていくことを多く扱っています。かろうじて『これくらいだったら書いてもいいかな』というものしか書くことはできません。それでもしばしば忠告をいただくことがありました。 ところで明日、久しぶりに京都府庁に行ってくる予定です。選挙が終わり、当選を果たした山田啓二京都府知事が3期目の任期の始まる明日に登庁式を行ったり、政策常任委員会が開かれたりするからです。 京都府議会では毎月1回は委員会を開いて活動しようというスタンスを取っており、私の所属している総務常任委員会では、今回は『府民ニーズにこたえる人材の強化育成について』議論することになっています。 せっかく舞鶴から100kmも離れた府庁に行くのですから、ついでに京都府の担当職員さんに、『現時点では言えない』相談ごとをいくつかさせてもらおうと思っています。 またおそらく他の府議会議員さんたちもこの時期はあまり府庁には行かずに地元での活動が多いでしょうから、お互いに久しぶりに先輩・同僚の議員さんたちと顔を合わせることになるのでしょう。 JUGEMテーマ:地方議会 JUGEMテーマ:地域/ローカル家呑み。
みなさんは晩酌をされますか?何をお飲みでしょうか。そしてどれくらい飲まれますか。どんなふうにして飲んでいらっしゃるのでしょうか。 私は職業柄、お酒の席に本当にたくさん出席させていただきます。数百人も集まる場もあれば居酒屋で気心の知れた連中とやる場合もありますし、地域の懇親会もあります。 そしてそれとは別に、仕事が終わって家に帰ってからでも、実は私は晩酌する習慣があります。 結婚する前は晩酌はしませんでした。しかしお義父さんがアルコールをかなりたしなむ人で、かみさん的には晩酌をして当たり前という家庭環境で育ったため、『呑まないのか?本当に呑まないのか?本当に本当にそれでいいのか?』としつこく聞かれた記憶があります。うぶだった私は『そうなんや、家で呑んでもええんや。』とある意味公認をもらって、晩酌する習慣が我が家にもできました。 最初はビールでした。しかしそのうち第2のビール、第3のビールと格下げされ、職業が変わっても特段飲み物は変わることなく現在に至っています。しかしここ数年はそれに焼酎が加わることになりました。 さて焼酎の飲み方です。みなさんはロックで?水割りで?それともお湯割りでしょうか。 私は夏場でもお湯割りで呑むことが多いですね。正確にいうとお湯で割っているのではありません。なんと、レンジでチン!するのです。 我が家はお湯を常備していませんので焼酎のお湯割りをつくるためだけにお湯をキープしておくのは非効率です。そこでお湯割りの好きな私は、マグカップに水と焼酎を割って電子レンジで温める方法を自然に始めました。 ところで昨年、焼酎の本場、九州は鹿児島県に行った時のこと。タクシーの運転手さんと焼酎談義になり、私がお湯割りでいつも呑んでいることを聞いた運転手さんがやや興奮気味に、『お客さん、お湯割りをどうやってつくってますか?』と尋ねるのです。 『いや実はですねえ、私はレンジで温めてるんですよぉ。』と答えると運転手さんはひざを打って、 『お客さんもですか!いやね、私や私の仲間内では、普通にお湯で割るよりもレンジでチン!する方がまろやかでおいしくなるって言い合ってましてね、結構主流になりつつあるんですよ。関西にもそういう人がいて、いや〜うれしいなあ。』と思いがけずずいぶん車内で盛り上がってしまいました。 今も実はサトウキビの焼酎をレンジでチン!してチビチビやりながらこの記事を書いているのです。 おススメですよ。焼酎のレンジでチン! ぜひお試しください。 JUGEMテーマ:ゆったりと飲みたいお酒 家庭支援総合センター。
京都府の新しい取り組みが新たに形となりました。 かねてから、DV(ドメスティック・バイオレンス)・児童虐待・非行・引きこもり・知的障害・身体障害などに対する家庭への支援を一元化して取り組む必要性というものが京都府で提起されていて、府議会でもしばしば取り上げられていた注目度の高い案件だったのですが、このほど洛東病院の跡地に東山警察署とともに完成したのです。 その京都府家庭支援総合センターの竣工式があり、少子高齢社会・青少年対策特別委員会副委員長として出席しました。 この地域は京都市東山区の歴史遺産型美観地区に指定されているエリアであるため、歴史的町並みに調和した外観を取り入れ、また建築物の高さ制限もあるために設計には苦労されたんじゃないかなと感じました。 実際、2階建てまでしかできないために広い床面積をカバーするためには切り妻の屋根を二つ架ける形にして開口部を確保したという説明を受けました。 身体障害を持つ方の訓練のためにも長〜い歩行スペースが必要とのことで、共有の廊下は数十メートルにもおよぶ真っ直ぐなものとなっていました。 リビングや本棚、机やイス、テーブルなど、室内は京都府内産の木材を使用しており、安らげる雰囲気づくりを大切にしている様子が伺えます。その他にも、精神的につらい状況の中で利用されることの多い施設であることを考え、様々な工夫を凝らしてある素晴らしい施設となっていました。 利用しやすい環境をつくるため、今となっては当たり前かもしれませんが、ワンストップで対応することにし、総合相談受け付けの窓口を設置し、事務もワンフロアになっています。 児童の一時保護の必要性が高まっているため、居室をこれまでの3室から10室に拡充して男女も区分しました。 また社会問題となっているDVの相談から保護・自立支援までを一貫して対応できるよう、老朽化していた吉田母子寮の機能を移管した東山ファミリーホームを設置しました。比べ物にならないくらいきれいで快適な住環境になったことは間違いありません。 さらに少年非行や暴力行為等の問題に対応するために京都府警の少年サポートセンターを同じ建物の中に設置しています。 新しい施設には新しいセンター長が配置されますが、初代センター長は女性で、京都府で長く子育て支援や家庭支援を担当されてきた方です。 『竣工おめでとうございます。もうこちらに常駐されることになるんですか?』 と尋ねると、そうなりますということなので、 『京都府の施策としてとてもいい取り組みですが、でもさみしくなりますねえ。』 と言うとはにかんでおられました。さらにご活躍を、と言うと、 『ありがとうございます。でも本当は、私がデスクで昼寝できるくらい何事も起きないのが一番いいんですけど。』 とのことでした。そのとおりです。起こってしまったことを対処するためにこうした事業があり、施設があるわけですが、目指すべきところは家庭支援など必要のない社会づくりだと思います。 JUGEMテーマ:家庭 | |