京都市・乙訓地域を拠点に日夜奮闘中! 岡 本 忠 藏 ( おかもと ちゅうぞう )
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| - | 2023.04.22 Saturday | - | - |
関西若手議員の会 in 和歌山

関西若手議員の会の通常総会・研修会が行われ、和歌山市に行ってきました。開催地は会長の地元であることが多く、19年度は和歌山市議会の古川祐典さんが会長を務めておられるので和歌山での開催となりました。私が和歌山に行ったのは去年の統一地方選挙で応援に来て以来、1年ぶりのことです。



多くの議員たちが遠方から集まるので総会だけではもったいないということで、ご当地の先進事例を取り上げた研修会を日程に組み込むことにしており、この日も3ヶ所、中身の濃い視察をさせていただけました。



まずはICTを活用した学力向上の取り組みです。ちょうど小学校の教育用コンピューターシステムの更新時期にあって、どうせ更新するならということで、より教育に役立つようなシステムにしようと考え、手書き入力が可能なタブレット型パソコンを児童用として市内各小学校のコンピューター室に導入されました。



ではこのPCでどのような授業を行うかといいますと、マイクロソフト社が開発した教育用ソフトを使って漢字の書き取りや計算などを手書き入力で次々と解いていくというもので、いわゆる漢字ドリルや計算ドリルをやっているイメージです。



しかしドリルと違うところは、例えば漢字なら正しい書き順までチェックでき、正解・不正解も判定して何問中何点だったかが自動で集計しますし、間違えた場合には直すこともでき、また生徒それぞれの全体の集計を見て得意・不得意や傾向まで把握できます。



つまり、先生の負担が格段に軽減されるので、授業中は進捗が遅かったり習熟度の低い生徒に時間をかけられるということです。また何よりゲーム感覚で勉強できるため、子どもたちの集中の度合いが格段に良いようで、私たちは有功東小学校に伺って授業風景も拝見したのですが、夢中でPCに向かっている様子はでっかいDSで遊んでいる感じでした。



その後、教育研究所に移動してレクチャーを受け、私たちも実際にタブレットPCで漢字や計算のテストをさせていただきました。その結果、私は誤った書き順で覚えている漢字が2つあることが判明しました・・・。たった20〜30問でそんなですから、悲しいやら、情けないやら。



現在は基礎学力の向上を主要なテーマとされており、状況を見ながらさらにいろんな活用が期待できそうです。



次に伺ったのは住友金属和歌山製鉄所の工場です。鉄鉱石が鉄になるまで、そしてシームレスパイプの製造工程を見せていただきました。プラントに行くと、大抵は場内の撮影は禁止となりますが、しかしその迫力は本当にすごかったです。



高炉に注ぐドロドロの鉄は1回200トン、その規模の入れ物のことを『鍋』と呼んでおられましたが、鍋というにはとてつもない大きなもので、しかも鉄がドロドロになるほどの高温でも融けないわけですから、どんなふうになっているのか想像もつきません。



一方、すべてがこんなふうに豪快な場内ですが、ラインは非常に精密で繊細なものでした。『シーム』とはつなぎ目のことですから、シームレスパイプとはつなぎ目のないパイプのこと。ふつうは板を筒のように丸めてつなぎ目を溶接するのが一般的なパイプの作り方のようですが、シームレスパイプは丸棒に高交叉角穿孔機を軸方向に押し込み広げるという工法で製造されており、その穿孔機の先端の角度に住友金属さん独自のものがあると言っておられました。



そして市役所に戻って和歌山市の行財政改革とまちづくりについて伺いました。何と和歌山市の金?副市長は舞鶴のご出身だそうで、年齢も私の1つ上。合間の時間のほんの少しの会話でしたが、日本のいろんなところで舞鶴出身者も頑張ってるんだなあと思い、感慨と同時に勇気が湧いてくるようでした。



総会では新しい会長に神戸市議会の井坂信彦さんが選出され、井坂さんらしい表現で活動の明確な方向性を示され、所信を述べられました。今年度の関若の活動はこれまで積み重ねてきたベースに加えておもしろい取り組みがありそうです。前年度の古川会長をはじめ、役員のみなさんはいろいろとご苦労をおかけしましたが、そういうのもいい経験になるでしょう。本当にお疲れ様でした。



| すべての根幹は教育にあり! | 2008.05.30 Friday | comments(0) | trackbacks(0) |
和歌山市の教育のパワーアップ。
2008.5.29
和歌山市では、授業に使うパソコンの更新に合わせてタブレット式PCを導入しました。
子どもたちはゲーム感覚で楽しみながら問題を次々に解いていき、すごい集中力です。教員の負担軽減にも一役買っており、進捗の遅れている児童のケアなどに目を向けられるようになりました。

| Photo Album | 2008.05.29 Thursday | comments(0) | trackbacks(0) |
5月臨時会。

5月臨時会では私たちにとって大きな変化がありました。私の所属する京都創生フォーラムは新人3人で活動してきましたが、この度新たに1人、南丹市及び船井郡選出の上田秀男さんが合流されることになったのです。



上田秀男さんは現在3期目で、30年以上もの歴史を持つ無所属会派、新政会の中枢メンバーだったのですが、稲荷義晴さんの逝去に伴って1人会派となり、このままでは議員活動に大きな支障が出るということで、双方合意のうえ、京都創生フォーラムに参加されることが決まりました。



会派の中に私たちの最も欠けていた『経験』が加わり、知らなかったいろんな経過についても知ることができ、これまでの3人にとっても会派活動・議員活動に厚みが出るのではないかと思っています。



またメンバーが4人になることによって、議会運営委員会に理事を送り込める『交渉会派』に格上げされることになりました。早速この臨時議会で佐々木幹夫さんが議運の理事として承認されたところです。これまではオブザーバーとしての参加であり、発言の機会はなかったわけですが、これからは対等に扱われることになり、権利の幅が広がった分、責任も大きなものになります。議会改革も新たな課題を設けて進行中であり、既成概念にとらわれない活動をしていきたいと意気込んでいます。



またこの5月臨時会では委員会の再編があり、メンバー構成も変わりました。もちろん正副委員長も変わります。私は文教常任委員会と少子高齢社会・青少年対策特別委員会で活動させていただくことになりました。



それ以外にも新メンバーでの管内調査や管外視察などの日程も決め、準備に追われて本当に慌ただしい3日間でした。さらに6月定例会では一般質問をさせていただけることが急きょ決まり、気持ちはすでに6月に向き始めました。



ついこの間まで寒さを感じていたようにも思いますが、もう夏なんですね。今年も暑くなりそうです。



| 京都府議会 | 2008.05.23 Friday | comments(3) | trackbacks(0) |
天のない酒造り。

天のない酒造り。この言葉をきいてピンと来た人はかなりの酒通かある種のマニアですね。これはテレビドラマ化もされた人気漫画『夏子の酒』の最終回で出てきた言葉で、この日伺った諏訪酒造で杜氏をされていた鳴川喜三さん(現・相談役)が座右の銘とされていたことが由来するとか。



杜氏でもある工場長の白間恭司さんに酒蔵をご案内いただきながら酒造りの工程を聞かせていただいたのですが、よその蔵のつくり方とどこが違うんですか?と尋ねると、『いやあ、どこでも同じなんじゃないですか。』と言われて肩透かしです。



工程、という括りで見ると実際のところは本当にそうらしく、しかしうまい酒をつくるにはいろんな手間と管理とそして感覚!、ですから見られてもこれを真似することは誰にもできないんだなとしみじみ感じました。



お米にこだわったり、水の性質を的確にとらえたり、温度の管理であったり、日々の天候の変化であったり、手間を惜しまないうえに職人の経験と天才的なカンでうまい酒ができている訳です。



日本は伝統的にどの職種でもそうですが、製作者は営業が苦手なことが多いようで、素晴らしいものがなかなか世に出ていかないこともままありますが、尾瀬あきらさんの人気漫画『夏子の酒』にも登場し、さらに名醸造としての地位を確固たるものにしました。決して迎合することなく、本物を追求する姿勢が高く評価されたものであり、今でもビックリするようなきらびやかなものではなく、いつ建てたか分からないような蔵を補強しながら使い勝手の良いようにシーズンオフに改修を重ねられて今日に至っています。



販売もしていますが食事もでき、そこで『蔵うどん』なるものをいただきました。大吟醸『鳳』の酒粕や地元の野菜などを取り入れたもので、お酒は飲まなくても何となく漫画の主人公に近づいたような気もします。



ブランドというものは、戦略上いろいろあって、高嶺の花としてのブランドもあるでしょうし、少し遠くにあったものが実は身近で親しみを持てるものだったという手法もあります。いろんな形があると思いますが、人の心をくすぐることは本当に難しいことです。でも、まずは本物でなければ人の心は動かないですし、探すのも難しい。だからこそ本物に出会えた時の喜びは大きいものなんですね。



| まちに元気を取り戻そう! | 2008.05.19 Monday | comments(0) | trackbacks(0) |
京都テルサへ。

京都創生フォーラムで京都テルサに向かいました。テルサの中にある京都ジョブパークと男女共同参画センターの視察のためです。



男女共同参画センターは昨年度までは女性センターと呼んでいたのですが、『女性政策』から発展し、現在の形になっています。



男女共同参画というと、ジェンダーフリーなど、特定のアイデンティティをまことしやかにやさしい言葉で包み込んで社会の中に潜り込んでいく活動を法的に後押ししてしまった経過があり、市議会の時にはかなり強くその問題点を指摘したこともあったのですが、当時はその危険さが保守の中であまり知られておらずに無知・無関心な人が多く、一方で無記名での批判の手紙が届いたりいつになく強い口調で食ってかかってくる人もいたり、問題の深刻さを強く感じたりしたものでした。



京都府の男女共同参画センターがそういう人たちの巣窟になっているのではないだろうかという懸念を抱きながら伺ったのですが、施策や事業の中身をざっと説明してもらい、女性のチャレンジ支援やまちづくりへの支援、DVの対応などに取り組んでおられるようなので、やや安心すると同時に、女性らしさを生かす取り組みはぜひ頑張っていいただきたいと思いました。



現在は起業やNPO創業を目指す女性向けのインキュベーション施設であるチャレンジオフィスやチャレンジ相談、起業セミナー、地域おこしセミナーの開催を進め、再就職支援についてはジョブパークに担当を移管しているとのことです。



最近はこういう取り組みに子育てをしている30代の団塊ジュニアが参加してくれるようになり、また能力もアイディアもおもしろいものを持っているのでそれをコーディネートしていくのがセンターの大きな役割だと館長の浜野さんは言っておられました。



ジョブパークは、ジョブカフェをさらに広範囲・多機能できめ細かく対応するために昨年度整備されたもので、議員の関心も高く、府内外から多くの視察団が訪れる京都府の目玉商品ともいえる施策です。ジョブパークとしての取り組みが1年経ち、これまでの成果がどのようなものかが分かるこの時期に会派として寄せていただきました。



昨年度の実績で3,000名以上もの再雇用を生み出してこられたのは高く評価すべきでしょう。ハローワークでは制約上対応できないようなきめ細やかな相談体制をつくってサポートをしてきた1件1件の積み重ねです。



ただ違う見方をすれば、ジョブパークをもってしても再就職ができなかった人もいるはずで、それはどれくらいいるのか、なぜだったのかを精査して今後に生かしてほしいということなどをお願いしてきました。



前から行きたいと思いながらなかなか行けなかった所を調査できて、良かったと思っていますが、まだまだ知らないことだらけですので、精力的に勉強していきたいです。5月は委員会視察や臨時議会などがあり、少し中休みの感があった4月とは違って議会活動が忙しくなってきました。たぶん所属委員会が変わったり、いろんな変化がある時期ですのでこれもまた楽しみです。



| まちに元気を取り戻そう! | 2008.05.11 Sunday | comments(0) | trackbacks(0) |
平(たいら)貯木場をどう使う?

支援者の方がボートを出してくださることになったので、舞鶴湾の中にある平貯木場跡を視察しました。舞鶴市の特別会計には貯木事業会計というのがあって、湾の一部のエリアを整備し、輸入した原木を浮かべておくスペースがあったのですが、事業の衰退に歯止めがかけられず、つい2〜3年前には事業廃止に至りました。



その跡地には今でも鉄製・コンクリート製の係留施設があって、これらの施設を撤去するとなんと1億数千万円もかかるというのです。そんなこともあり、舞鶴市はその後の対応に苦慮し、二の足を踏んでいるのですが、このエリアを小型船舶の係留エリアにできないかという声もあり、それが現実可能かどうか、海の上から見てみようということで、船を出していただきました。



H200504 小さな画像で分かりにくいかもしれませんが、適度なピッチで構造物がありまだまだしっかりしているので、むしろ撤去せずに、あるものを利用して船が係留できるようにしたら、撤去費用がかからなくてすみ、船の係留場所が困っている人に有料で提供できれば一石二鳥ではないかと思いました。



舞鶴湾は若狭湾の西端にあって波が少なく、古くから天然の良港と言われてきました。こんな静かな湾でも時刻によってどんどんと状況が変わっていきます。私は午後3時ごろから出かけたのですが、結構水しぶきが上がり舟が揺れたのですが、陸に上がって海を振り返るとまったく波がなく、苦笑いでした。



| まちに元気を取り戻そう! | 2008.05.05 Monday | comments(6) | trackbacks(0) |
平貯木場
2008.5.4
支援者の方にボートを出していただき、舞鶴湾の東部に位置する平地区の入江を視察しました。
ここには舞鶴市の貯木場があったのですが現在は廃止されており、跡地利用や海上の既存構造物の撤去等についての課題があります。

| Photo Album | 2008.05.04 Sunday | comments(0) | trackbacks(0) |
幼稚園児の教育勅語。

吹田市議の神谷宗幣さんが『おもしろい教育をしている幼稚園があるので視察に行く』と言うので、それなら一緒に行かせてもらえないかと無理をお願いして、神戸市議の井坂信彦さん、長野県宮田村議の清水正康さん、そして神谷さんのインターン生の青木望さんとで大阪市淀川区の塚本幼稚園にお邪魔しました。



朝の登園時間に合わせて行き、廊下を行き交う子どもたちの様子から『違う』と感じました。とにかく礼儀正しい子が多い。外から来たお客さんに対してもキチンとあいさつしなさいということを教え込まれていることが伺えました。



まず、全園児が園庭に集まって朝の会です。朝の体操をするというので、『俺たちも一緒にやろうか』といって少し広がったのですが、音楽に合わせての動きがずいぶんかわいかったのでやや躊躇しつつ(笑)、園長先生にも促されて一緒に体操をしました。



その後!塚本幼稚園の大きな特色が出ました。それは、『教育勅語』の暗唱です。まだ新年度1か月ですのでバラつきがありましたが、もう1か月もするとビシッと決まるそうです。教育勅語を学ばせることによって、親を敬い兄弟姉妹は仲良く、友達は互いに信じあい、勉学に励み社会のために尽くして、以って世のため国のために尽くしましょう、という規律と礼儀を重んじる教育を実践されているのです。



H200501 それは教育勅語だけでなく、論語の朗読、将棋、ラグビーなど、すべての授業の中で教えようとするもので、けじめとしつけを実践する中で規律と礼儀を身につけさせられれば、後はどんなことでもついてくるという教育方針をとられています。写真は論語の授業風景です。



教育で枝葉のことをやっていてもだめだ、幹の部分をしっかり育てる教育をするんだという園長先生の強い信念で幼稚園の運営をされており、平成になってから特にその思いが強くなり今のような教育内容になったということで、子どもの教育を通じて親にも目覚めてもらわなければならない、絶対に妥協しない、いやならうちの園に来てもらわなくてもよいとのこと。逆にいえば、保護者の協力なくしてうちの幼稚園はあり得ないとおっしゃっておられました。



一言でいえばカルチャーショックですが、子どもたちも決して抑圧されているようでもなく、私立小学校お受験目当てのカリキュラムでもなく、昔の寺子屋がこんな感じだったのかなあと感じました。



| すべての根幹は教育にあり! | 2008.05.02 Friday | comments(0) | trackbacks(0) |
 
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