京都市・乙訓地域を拠点に日夜奮闘中! 岡 本 忠 藏 ( おかもと ちゅうぞう )
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| - | 2023.04.22 Saturday | - | - |
高知県の会派視察。

24()から26()まで、京都創生フォーラムで管外調査、いわゆる会派視察に出かけています。まず初日は高知県議会と高知医療センターの2ヶ所に伺いました。





高知県議会では、医師確保対策についての県の取り組みや考え方を調査しました。去年、厚生常任委員会でお邪魔した東金市の県立病院で地域医療に頑張っていると教えていただいたので、その後すぐにうちの議会事務局の調査課で下調べをしてもらって今日の視察となりました。





実は人口10万人当たりの医師数は、京都府も高知県も全国トップクラスなのですが、では府県全域に充足できているかといいますと決してそうではなく、高知県内では高知市と南国市に70%が集中しており、へき地については何とか自治医科大学卒の医師等でかろうじて確保しているのですが、最も深刻なのは、郡部の急性期を担う病院の医師不足ということで、非常に京都府とダブっている現状がうかがえました。





その中で、一度来てくれた医師をさらに定住させるためには報酬を格段に上げるということではなく、あらゆることに、医師のニーズにしっかりフォローできること、あなたを何より頼りにしている、大切に思ってるんですよ、ということをいかにうまく伝えるかということが定着のカギを握っているということでした。結局ウルトラCはないんですね。





あと、高知県では防災ヘリをドクターヘリ的運用して、年間230名ほどの救急搬送をしているそうです。防災ヘリが定期点検中には県警ヘリを、それも無理なら四国他県のヘリが助けに来てくれる約束になっているそうで、法的にはドクターヘリのように多目的な使い方をしても何ら問題ないらしく、京都府でもしばしばドクターヘリを導入すべきという提言がありますが、自衛隊や海上保安庁のヘリなどの活用を考える方が、より現実的かなあと思いました。





その救急搬送のヘリが主に到着するのが高知医療センターです。県立病院と市立病院が互いにライバルであり施設の老朽化も相まって、単独で整備するよりも統合して整備する方がスケールメリットを活かすことにより高度医療の充実が図られ、住民の医療サービスの向上につながるということで、当時あまり例のなかったPFIにより建設され、運営も民間に任されました。





で、設立から3年が経過し、提供する医療については評価が高いわけですが、経営については大きな課題があるようです。そもそもPFIというのは性善説に成り立っている、ところが管理運営している企業のマメージメント力が非常に弱く、経費が実質的には削減できていないので、20年度に契約を見直すことになっているそうです。





反省点を言えば、最初からインセンティブを約束する方式ではなくて、定額プラス経営が良ければ出しますよ、という方式で出ないと、いかに民間といえども努力は生まれないということでした。





今日はJRで広島へ向かい、県の市町への権限移譲の取り組みを視察した後、今長崎のホテルでこの記事を書いているところです。電車旅で合計6時間半、電車の中でパソコンをいじろうとしたら酔いそうになったので速攻でやめました。明日も長崎県の医師確保対策について視察に伺います。おやすみなさい。





() この記事は、25()に書いたもので、ネット環境がなかったのでブログを更新できませんでした。その点をお汲み取りくださいませ。



| あんしん・あんぜん | 2008.03.27 Thursday | comments(0) | trackbacks(0) |
管外調査 in 高知 , 広島 and 長崎
2008.3.25
所属会派、京都創生フォーラムで3/24〜26まで視察に行ってきました。
高知県では医師確保対策とPFIでおなじみの高知医療センター、広島県では県から市町への権限移譲の取り組みについて、そして長崎県でも医師確保対策について、それぞれみっちりと掘り下げて聞かせていただきました。

| Photo Album | 2008.03.25 Tuesday | comments(0) | trackbacks(0) |
寝て一畳、起きて半畳。

朝6:00に桂林寺に集合。今日、私は生れてはじめて座禅というものにチャレンジさせていただきました。桂林寺は高台にある由緒あるお寺で、夜明け前の舞鶴市内を見下ろす風景は、幻想的です。まさに『春はあけぼの』ですね。



ご住職に案内されて作務衣(さむえ)に着替え、本堂の前を通り抜けて修行場(?なんて呼ぶ所なのか分かりません)へ。いろんな作法があってだいぶ戸惑いました。坐蒲(ざふ)に座し、足を組みます。本当は結跏趺坐(けっかふざ)といって両足を両ももに乗せるのですが、私は足が(っていうか体全体が)固いので、左足だけを右足のももに乗せる半結跏趺坐(はんかふざ)でこらえていただき、手は法界定印(ほっかいじょういん)を組み、目はつぶらずに半開きで1mほど先に目を落とす。姿勢や呼吸の仕方も教わりました。



そうして静寂の中で座禅は始まりました。本当はこの静かな空間の中で自然に身も心も溶け込み、無の境地にいたるのが目的だと思うのですが、私が座禅をしながら考えていたことを正直に書きますと、まず、足が痛い、しびれそう。腹減った。花粉症で鼻が垂れるので、手で拭った方がよいかそれとも放置か。そして何より寒い!勢いで返事してしまったはいいがエライ所に来てしまった・・・。



そんなことを思いながら、小鳥のさえずり、ご住職の袈裟が触れる音、風の音、遠くの何かの音、呼吸の音などを体全体で感じている自分もいました。時間が過ぎるのも早く感じ、30分もしていないかなと思っていたら、45分くらい経っていたので少し驚きました。以外に集中できていたのかもしれませんね。



その後、本堂で朝のおつとめをし、朝がゆをいただいて、何とお風呂もいただきました。冷え切った体を湯につけると本当に極楽でした。3人ほど入れる桐のお風呂で、外向きのサッシは取り外して全開。ゆっくりと湯船につかりながら、ご一緒の方といろんな話をしました。



この頃には、もういろんなわずらわしい世間のことなどどうでもよくなっていたのですが(笑)、時間が来るとそうもいかず、慌ただしくスーツを着て仕事に戻りました。



時々思うのですが、特に府議会議員になってからの忙しさは市議の時の比ではなく、じっくりといろんなことに考えを馳せる時間が少なくなってしまいました。しかし本当は複雑に絡み合っている問題などを一つ一つ頭の中で整理する時間が必要で、いつもだと車や電車での移動中であることが多いのですが、やはり何かをしながら、ということになるので極限までの集中はできません。別にそういった目的でお世話になったわけではなかったのですが、頭の中をリフレッシュさせる大変良い機会をいただけたなあと思います。またぜひあの静寂を体全体で味わってみたいです。



| 議員活動 | 2008.03.23 Sunday | comments(1) | trackbacks(0) |
平成20年02月定例会 総括討論
 失礼いたします。京都創生フォーラムの岡本忠藏でございます。
 私は会派を代表し、ただいま議題となっております平成20年度一般会計予算案をはじめとするすべての議案に賛成の立場から、若干の意見・要望を申し上げ、討論を行います。

 まず本府の行財政運営についてであります。長く続く厳しい経済情勢に加えて国の三位一体改革といったダブルのボディーブローの影響が、引き続き色濃く残っている平成20年度と言えると存じますが、そうした中で、経営改革プランに基づいた給与費プログラムや公債費プログラムを引き続いて着実に実行され、併せて250以上もの事業の見直し等によって、172億円もの経営改革を進められたことにより健全財政を維持しながら、環境対策、京都式少人数教育の推進、雇用対策、地域力の再生、医師確保対策等々に積極的に取り組まれている新年度の予算案を高く評価するものであります。
 しかしながら一方では福祉関連経費の増大など、必死の行財政改革を瞬く間に帳消しにされてしまうペースで義務的経費が伸びており、今後も引き続いて予断を許さない状況が続くと予想されるところであります。

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| 議会報告(府議会) | 2008.03.21 Friday | comments(0) | trackbacks(0) |
卒園式と本会議。

1か月にもおよぶ2月定例会は、3/21(金)の最終日を残すのみとなりました。特にこの1週間で2つの原稿を書いていたのですが、どうしても通常の仕事をしながらの別枠の作業になりますので、あれもこれもで少々頭の中がウニみたいになってしまっております(笑)。



2つの原稿のうち1つめは、子どもの通う幼稚園の卒園式で述べる祝辞です。今年度1年間、京都と舞鶴を行ったり来たりの生活で不在のことも多く、他の役員さんにフォローしていただくことも多かったできの悪いPTA会長でしたが、おかげさまで何とか任期を終えられそうで安堵しています。実は私は式典で祝辞を述べさせていただくのは今回が初めてでして、いつもの懇親会でのごあいさつとは少々勝手が違います。子どもたちにも、保護者にも、先生方にもお話をし、なおかつ短く端的で分かりやすいメッセージをつくるのは意外に難しい作業でした。我がひばり幼稚園の卒園式は厳粛な式典で清々しく感じられるものです。あっという間の幼稚園生活で、明日、卒園の日を迎えるわけですが、やはり感慨深いものがありますね。



2つ目の原稿は、最終本会議での討論です。12月の一般質問に引き続いて登壇でき、単純にうれしいです。京都府議会の会派の部屋で2日ほど夜なべをして書き上げました。会派の部屋は、徹夜してもかまわないことになっているのです。



最終日は、先ず知事から提案されている予算を含めた議案について、委員長報告・各会派の討論・採決を行います。
その後は請願の採決、そして各会派から提案のあった意見書案や決議案の採決となります。
議案については、京都創生フォーラムを代表して私、おかちゅうが討論を行う予定で、本会議は何事もなければ3/21(金)13:15開会でインターネット中継され、京都府議会のホームページから入ることができますのでよろしければご覧いただければ嬉しく思います。



どうぞよろしくお願いいたします。



| すべての根幹は教育にあり! | 2008.03.19 Wednesday | comments(0) | trackbacks(0) |
2日目の厚生常任委員会は。

今日の京都府議会は常任委員会開会の日でして、すべての常任委員会が同時に開催されるのですが、私は所属の厚生常任委員会に臨みました。



議案の審議は先週にすでに終了しており、特に大きな争点もなく、粛々と可決すべきものと決したのですが、では今日は何をするのかといいますと、まず一つ目は『報告事項』として、京都府が進めようとしているビジョンや指針の最終案・中間案の説明があり、質疑を行いました。



次に請願です。厚生常任委員会に付託されたのは2件で、1つは後期高齢者医療制度の廃止を求める請願、2つ目は福祉灯油の実施を求める請願だったのですが、いずれも賛成少数で不採択とすべきものと決しました。



次に委員会の所管事項なら何でも質問してよい時間になりました。かつてはここでも事前通告をして、つまり理事者は議員がどんな質問をしてくるか知っていたのですが、現在は通告なしのいわゆる『ガチンコ』でやり取りをしています。当たり前といえば当たり前ではあるのですが。



私が質問したのは、まず後期高齢者医療制度における『外来主治医制度』についてです。4月から始まる後期高齢者医療制度ですが、複数の病気にかかっておられることも多い75歳以上の患者さんに、1人の医師が総合的に看るのがこの制度で、これにより患者さんからすれば自分のことを細かく知ってくれている主治医にきめ細やかに対応してもらえ(るはずだ)、行政的には、複数の医療機関に通院しないようにすることで医療費を抑制しようという狙いがあります。



では運用面での質問をすると、まだこれから医師の研修が準備されるようですし、一体何人の医師が届け出てくれて、どこまで細やかな対応ができるのか現時点では全く不透明であることが分かりました。保健福祉部長に言わせると、国はいつも3月末間際に言ってくることが多く、今回はまだ早い方ですと自嘲気味に話しておられました。どうやら4月からドーンとスタートできるわけではなさそうです。



もう1つはBSE検査について。現在、都道府県により国産牛は全頭検査されていますが、今年の8月からは国の補助が打ち切られることになっています。主な理由は、生後20か月以下の検査に科学的な意味がない、ということのようですが、消費者からすると、『本当に本当に、本当に大丈夫?』というのが正直なところではないでしょうか。京都府も思いは同じでして、補助が切れる8月以降も検査を続けることが明らかになりました。おそらく他の都道府県もおおむね同じ考え方ではないかと思いますが、いずれにせよ、やはり何かスッキリしない、不安が拭い切れないのというのが多くの消費者の思いであって、どこかできっちり整理をしなければならないのではないか、安全性がしっかり明らかにできるよう国に取り組んでもらえるようにという要望をして、質疑を終わりました。



思った以上に時間が経過していて、人と約束をしていたのに30分も待たせてしまい、本当に申し訳ないことでした。時間を読むのって難しいですね。



| やさしさと自立と。〜福祉に思う〜 | 2008.03.17 Monday | comments(2) | trackbacks(0) |
養護学校の卒業式。

すでに高校や小学校の卒業式が終わり、明日は国立高専、市立中学校、ポリテクカレッジ、また別の日には幼稚園などたくさんのご案内をいただくのですが、体は一つ、しかも議会開会中ということですべての式典にはとても出席することができません。



でも思いは同じで、卒業されるみなさんがお立場や世代が違っていても、未来に向かって輝いてほしい、そう願っています。今年度のご卒業をお迎えになられるみなさん、本当におめでとうございます。



今日は京都府立舞鶴養護学校の卒業式に出席しました。予算特別委員会の委員になられている2人の先輩議員はいらっしゃらず、一番上座には私をご案内いただきました。議員の席次は、(1)期数・(2)年齢で序列を決めることが多いので、市議時代から末席に着座させていただくことがほとんどのため、いまだにこうして扱っていただくことに慣れず恐縮してしまいます。



校長先生は設立準備段階から本校に関わっておられ、平成17年度の創立以来校長を務めておられます。式辞では、よく頑張ったというよりも、感謝の気持ちを忘れずこれからも一生懸命に頑張りなさいと生徒たちに激励され、まるで自分に言われているような気持ちになってしまいました。



卒業証書授与では、各生徒が証書を受け取る時には誰からともなく大きな拍手が起こりました。一般に、式典で拍手をするものではないと思いますが、会場全体がそうしたくなる雰囲気でした。なぜなら一人ひとりの子どもに対する思いが、一般の学校と全く違うのです。1時間半の式典の間、決して短い時間ではなかったと思いますが、生徒たちは全員静かに参加できていました。ここまでの先生たちのご苦労も生半可なことではなかったことでしょう。



ですから卒業生を送り出す時には多くの人たちが感極まって泣いていました。保護者はもちろん来賓の多くも、先生も。校長先生も我慢できずに後ろを向いて涙をぬぐっておられました。ただ生徒たちだけは凛として前を見て、最後までしっかりと務め上げました。



式典終了後しばらく話をしていたのですが、そうした余韻を引きずっていたのでしんみりしつつ、最重要課題である就職支援のことなどを聞かせていただきました。軌道に乗り始めている養護学校の取り組みは、これからもまだまだ続きます。



| すべての根幹は教育にあり! | 2008.03.13 Thursday | comments(2) | trackbacks(0) |
府政懇談会。

先週から今週にかけては連日のように府政報告・懇談会に出かけていました。府議会議員にしていただいてからちょくちょくさせていただいていたのですが、今回は地元というか、市議時代にもずっと市政報告をさせていただいた地域の集会所を一通り回らせていただきました。



特に今回は、地域医療のこと、和田埠頭や道路整備のこと、政務調査費の制度改革の話を中心に報告し、また意見や質問などもお受けして、みなさんで話をしていると2時間くらいはあっという間に過ぎてしまいました。



市民の方が議員に対して相談にみえることはしょっちゅうあるわけですが、それでも全体から見れば極少数だと思います。そこで『お、府政報告会があるんやな。そしたらええ機会やで行ってお願いしてみようかな。』と思われることは結構多いようで、こういった待っていても聞こえてこない『住民の小さな声』を汲み取れるのも府政懇談会の意義の一つではないでしょうか。



人前で話をしない期間が長くなると、しゃべりが下手くそになります。ですから自分のスキルを維持・向上させるためにもこういった機会は定期的に必要ですし、それから人様に話をしようとすると知識も必要とするので予習・復習をすることになりますし、一方的に話をするのではなくて座談ですとどんな話題が出てくるか分からず幅広く行政のことを知っておかなければなりませんのでとても勉強になります。



時には外交や安全保障といった国政に関する所見まで問われるのですから、こういうのはきっと器を試されているのでしょうね。実際に国と地方はいろんな分野で深く関わっていますので、知らないでは済まされないところが多分にあります。



一通りツアーが終わったので明日からは家でユックリできる・・・訳もなく、相も変わらず夜な夜な出かけていっては夜遅くにこそっと静かに家に入る生活が続きます。今の悩みは、じっくりと本を読めるような時間が少ないことですかねえ。



| お世話になってます!後援会活動。 | 2008.03.04 Tuesday | comments(0) | trackbacks(0) |
 
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