私のブログは最近、病院問題とか議会改革とか行政改革とかに類する記述が多いと思うのですが、私が市議会で所属している常任委員会は建設委員会なのです。今日は議案審査のための建設委員会が開催されました。
特に大きな争点があるわけでもなく淡々と審議が進んだのですが、その中で、よく市民のみなさんからお尋ねになることを2点、改めて質疑しました。
まず1つ目は、『年度末になると道路工事がそこらじゅうで始まるのはなぜか。』というものです。つまり駆け込み的に予算を使い切ってしまうために必要のない工事を行っているのではないかというご指摘ですね。
答弁では、よく市民からそのようなご指摘を受けるのですが、そのようなことがないようになるべく分散して発注するようにしています、とのことであり、年度初めの4月〜5月は発注できないことが多い一方で、年度末だから多くなるということはないはずだということでした。
この件については、私は市の言い分が理解できます。昔はそうだったのかもしれませんが、むしろその頃のイメージが市民のみなさんに染み付いていていまだに拭い去れていないのでしょう。確かに入札結果一覧を見ましても、発注状況にそれほど偏りは見受けられませんし、おおむね1年間の工事発注計画は年度始めにしてしまっているようなので、駆け込み的に『予算が余ったから今のうちにこれもヤッテシマエ〜!』っという発想は現時点においては感じません。
現場では、せっかくのお正月休みには、なるべく道路をめくったままにしないように工期をずらしたり、いろいろ工夫をしたりもしていますので、どうか温かい目で見てあげてほしいと思います。しかしそれでも時々うかつなことをやらかしたり、ということもないではないので、そのときは遠慮せずにご指導ください。
さてもう1つは除雪のことです。舞鶴の除雪作業についてお褒めいただけることはまずないでしょう。昨年12月の大雪の時には1日に100件を軽〜く超える苦情があったこともあるということで、時期的にはまだ暑いんですけど(笑)、ここで言わないと冬まで機会がもうありませんので、決算にからめて質問しました。
昨シーズンの作業状況を受けてどう総括しているかという質問に対して、早い準備と早期の体制づくり、そして国・府・市の連携強化の必要性を答弁されていましたので、それに加えて除雪作業そのものについて、もっと高い品質の仕事をしてくれと強く要望しておきました。路線によっては、除雪したのかどうかも分からないくらい厚く雪を残して重機が通過してしまっていることも少なくないからです。よそと比較して申し訳ないですが、おとなりの高浜町の除雪のクオリティとは雲泥の差です。
私も少し前までは重機に乗って、高浜発電所構内や関西電力さんの社宅で除雪作業をしていましたので、現場のことは分かっているつもりです。手間を惜しまないように、しっかりと指導・監督していただかなくてはなりません。