京都市・乙訓地域を拠点に日夜奮闘中! 岡 本 忠 藏 ( おかもと ちゅうぞう )
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| - | 2023.04.22 Saturday | - | - |
平成18年3月定例会 総括討論
 失礼いたします。
 私は今3月定例会に上程されました議案のうち、第1号議案ならびに第3号議案には反対の立場で、そして第2号議案及び第4号議案から第41号議案に対しましては賛成の立場で、若干の意見・要望を申し上げ、討論をいたします。

 今定例会の最大の争点は、紛れもなく市民病院問題についてであったことは間違いありません。今年の1月に突如として明らかにされた市民病院の今後の経営方針が、12月定例会で採択された市議会の付帯決議の中で求めた『病院経営の健全化』に合致するのか、本市の『地域医療を守る』ことに繋がっているのか、また市民に対してしっかり説明責任を果たしているか、医師会や市内の3つの総合病院と十分に協議し理解を得られているのかどうかなど、あらゆる点から市民病院の問題が問われることとなったのであります。
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| 議会報告(市議会) | 2006.03.30 Thursday | comments(0) | trackbacks(0) |
平成18年3月定例会 賛成討論
市民病院の『廃止・民営化』について住民の是非を問う住民投票条例制定について

 失礼いたします。岡本忠藏でございます。
 私は今3月定例会に追加上程されました第42号議案、市民病院の『廃止・民営化』について住民の是非を問う住民投票条例制定について、賛成の立場で、若干の意見・要望を申し上げ、討論をいたします。

 市政あるいは国政が市民の意思を反映せずに進められていると捉えられた場合、自治体の住民はしばしば住民投票によって直接に住民の意思を市長や市議会に対して示すことがあります。
 先日実施された山口県岩国市の在日米軍再編にかかわる事例が記憶に新しいところでありますが、それ以外にも市町村合併などについて近年活発に住民投票が実施されてきております。
 しかし私は正直申し上げて、自分自身が議員をしている間に住民投票条例を扱うことなど考えたこともありませんでした。多くの市民の皆様からの付託を得た市長や私たち市議会議員がしっかりと市民の皆様の声に耳を傾け、それを存分に市政に生かしていればこのような手法など必要ないからであります。

 にもかかわらず、市民自らが率先して条例案を作成し膨大な数の署名活動を行わなければならなかったり、さらには知事選挙のために通常の半分程度の日程であったにもかかわらず7,000名以上もの署名が集まった背景にあったものは、市民病院問題の行方が市民に対して不透明な形のまま既成事実だけがどんどん進んでいってしまう現状への不信感の表れではないでしょうか。
 いずれにせよ、いくつかの高いハードルをクリアし正式な手順を踏んで、住民投票条例制定についての議案が市民の手によって提案されたことは、市長ならびにすべての市議会議員が真摯に受け止めるべきであると存じます。

 そう考えれば、本議案に対する江守市長の意見書には腑に落ちない記述が1点ございます。『個々の利害がその判断材料とされる恐れを多分に擁しており』とは一体どういう意味でありましょうか。一般に自治体の首長自身も選挙の折には多くの団体から支持を得ることが多いものですが、選挙のそれと住民投票とではどこが違うのでしょう。私たち市議会議員にしても、良し悪しは別にして、しばしば『地域代表』・『団体代表』のシンボルとして見られているのであり、いまさら『個々の利害』を意見として申されるのはナンセンスと言わねばなりません。
 一個人が署名し、押印するには大変な勇気とエネルギーが必要であることは言うまでもなく、それらの思いの結集が本議案であることを忘れてはならないのであります。

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| 議会報告(市議会) | 2006.03.29 Wednesday | comments(0) | trackbacks(1) |
舞鶴市議会3月定例会が終了。

昨日、舞鶴市議会の3月定例会が終了しました。普通なら3月議会は、今年度の行政をどのように運営していくのかということに注目が集まるはずなのですが、やはり舞鶴市民病院に始まり市民病院に終わる議会となりました。



私は議員になって初めて市長提案に反対しました。病院事業に関わる部分についてです。特に病院事業会計については、下半期を民間医療法人に管理運営を委託することを前提に新年度の予算が組まれているのですが、いつから着任されるのか、本当に来ていただけるのかが全く不透明な今の状況では、討論でも申し上げたのですが、これに賛成することは『白紙委任』に近いものがあると思います。根拠もなく『とりあえず立てておく』予算など、予算とは言えません。



もちろんこの方針では、たとえ実現できたとしても地域医療の大幅な機能低下は避けられないと思いますし、内科医師が集団退職してからの18億円以上の赤字に加えて新年度にも経営補填に13億円、また次年度以降の見通しも全く明らかになっておらず健全経営には程遠い内容で、とても賛成できる内容ではありません。



市長さんをはじめ理事者のみなさんはすべて自分たちだけで背負い込んで、意固地になっているようにさえ見えます。私たちはこれまでずっと、市内の医療機関や議会・市民を巻き込んでみんなで情報と責任を共有し、市民病院のあり方を検討しましょうと提言してきたのですが、かたくなに聞き入れられませんでした。行政だけで背負い込んでいるものをみんなで支えあいましょうと言っているのであって、特に市長さんにとってこれほどの助け舟はないと思うのですが、思いは届かず本当に残念です。



結局、最終的には30人の議員のうち賛成したのは24人で、反対は共産党さん4人と市民フォーラムのうちの2人だけでした。したがって市長さんの提案は圧倒的大多数の支持を得て追認されたことになります。



この結果は残念ではありますが『想定内』でもあります。私たちの判断が誤っていたのかどうかはそう遠くない時期に明らかになるでしょう。市民病院問題は、まだまだ予断を許さない状況なのです。



| あんしん・あんぜん | 2006.03.29 Wednesday | comments(1) | trackbacks(1) |
平成18年3月定例会 一般質問
【質問項目】
  1.行財政改革について
   (1)成果と今後の取り組みについて
   (2)経営戦略推進室について
   (3)公用車について

  2.幼児教育について

  3.広報について
   (1)コミュニティ・FM放送局について
   (2)あらゆる媒体の活用について

  4.舞鶴市民病院について

 失礼いたします。市民フォーラム・舞鶴の岡本忠藏でございます。
 私は質問事項を4項目に絞り、通告に従って質問をさせていただきます。関係理事者には、的確かつ明快なるご答弁をいただきますようお願いいたします。


質問1:行財政改革について
 まずはじめに、行財政改革について質問いたします。
 本市では舞鶴市行政改革大綱に基づき、『市民の視点による改革』、『適正な評価とその反映による改革』という2つの基本的なスタンスのもと実施計画を策定され、その中で、市民と行政との『協働』、最小の経費で最大の効果を挙げる『経営』、そして自己決定・自己責任による『自立』という3つの観点から、17年度では合わせて73項目が具体的に取り組む項目として挙げられております。

 もちろんみなさんがご承知のとおり本市だけでなく全国どの自治体においても、声高らかに『改革』が叫ばれているわけでありますが、ふと考えてみれば、それはいったい何のためでありましょう。その目的を見失ってはいないか、改革することそのものに捕らわれすぎてはいないか、本当の意味での成果とは何なのか、時には自らに問いかけることも必要ではないでしょうか。
 改革とは手法であり過程であります。それをすることによって何を生み出すのか、どのような効果が得られるのか、掲げた目標を少しでも早く、効率的に達成するためにどうすればよいかということを考え、実行することが改革であると存じます。私たちは、改革のための改革ではなく、改革の先にある『究極の目標』を、絶えず忘れてはならないのであります。

 そこでまず1点目にお尋ねしたいのは、本市の行財政改革が指し示す『究極の目標』とは何かということであります。本市は何のために行財政改革を断行しなければならないのか、その理由と基本理念ならびに目指すべき目標とは何か、改めてお伺いいたします。
 またそれらを実現するため17年度までに実施されている、行政改革大綱・実施計画において、『協働』・『経営』・『自立』という3つの観点から各種の取り組みを行ってきた結果として、市民との『協働』はどの程度達成できたのか、『経営』の改善によってどれだけの無駄を省けたのか、本当に『自立』の道を着実に歩んでいるのか、これらの成果を具体的にお聞かせください。
 さらに『新しい舞鶴市行政改革大綱・実施計画』としては17年度版をもって終了予定と伺っておりますが、では本市の行財政改革の今後の方向性についてご所見をお尋ねいたします。
 次に経営戦略推進室についてであります。
 本推進室は行財政改革を強力に推進するためのセクションとして位置付けられておりますが、現在の本市のおかれている厳しい財政状況や多様化する市民ニーズ等を踏まえますと、シンクタンクとして短期間のうちに即効性・確実性のある具体的なビジョンを示されることが期待され、そのビジョンを根拠にした理事者のリーダーシップによる大きな成果が求められてきたところであります。

 そこでまずは本推進室の今日までの取り組みにつきましてお伺いいたします。
 1年前の一般質問においては、『まずはあらゆる改革を進めていくにしても職員の意識改革と市役所の風土改革が不可欠である。』と示され、そのために市職員を対象とした研修会やアンケート調査、意見交換会等を通じて現状把握や啓発に努めてこられたことも併せてご答弁いただいているところでありますが、ではその結果として、『職員の意識』や『市役所の風土』は経営戦略推進室を設置する以前と比較して改善されたのかどうか、具体的な事例も挙げながらお聞かせください。
 さらに市民に直面する部や課の知恵や工夫を生かすため、現場の裁量権を拡大することについても言及されておりますが、その後の取り組み内容や成果についても併せてお尋ねいたします。
 また設置当初には3年間の時限措置であると伺っておりましたが、今後の経営戦略推進室としての方向性はどのようにお考えか、お示しいただきたいと存じます。
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| 議会報告(市議会) | 2006.03.28 Tuesday | comments(5) | trackbacks(1) |
賛成少数で否決。

今日の臨時本会議において、市民病院の『廃止・民営化』について住民の是非を問う住民投票条例制定について審議され、大差で否決されてしまいました。思いのたけが届かず、本当に残念です。



今日の議場は、提案者である市民団体だけでなく、プレスのみなさんが勢ぞろいしてテレビカメラが何台も入っていたため、一種独特の雰囲気の中で議事が進行されました。以下は私が行った討論の全文です。



失礼いたします。岡本忠藏でございます。
私は今3月定例会に追加上程されました第42号議案、市民病院の『廃止・民営化』について住民の是非を問う住民投票条例制定について、賛成の立場で、若干の意見・要望を申し上げ、討論をいたします。



市政あるいは国政が市民の意思を反映せずに進められていると捉えられた場合、自治体の住民はしばしば住民投票によって直接に住民の意思を市長や市議会に対して示すことがあります。先日実施された山口県岩国市の在日米軍再編にかかわる事例が記憶に新しいところでありますが、それ以外にも市町村合併などについて近年活発に住民投票が実施されてきております。



しかし私は正直申し上げて、自分自身が議員をしている間に住民投票条例を扱うことなど考えたこともありませんでした。多くの市民の皆様からの付託を得た市長や私たち市議会議員がしっかりと市民の皆様の声に耳を傾け、それを存分に市政に生かしていればこのような手法など必要ないからであります。



にもかかわらず、市民自らが率先して条例案を作成し膨大な数の署名活動を行わなければならなかったり、さらには知事選挙のために通常の半分程度の日程であったにもかかわらず7,000名以上もの署名が集まった背景にあったものは、市民病院問題の行方が市民に対して不透明な形のまま既成事実だけがどんどん進んでいってしまう現状への不信感の表れではないでしょうか。いずれにせよ、いくつかの高いハードルをクリアし正式な手順を踏んで、住民投票条例制定についての議案が市民の手によって提案されたことは、市長ならびにすべての市議会議員が真摯に受け止めるべきであると存じます。



そう考えれば、本議案に対する江守市長の意見書には腑に落ちない記述が1点ございます。『個々の利害がその判断材料とされる恐れを多分に擁しており』とは一体どういう意味でありましょうか。一般に自治体の首長自身も選挙の折には多くの団体から支持を得ることが多いものですが、選挙のそれと住民投票とではどこが違うのでしょう。私たち市議会議員にしても、良し悪しは別にして、しばしば『地域代表』・『団体代表』のシンボルとして見られているのであり、いまさら『個々の利害』を意見として申されるのはナンセンスと言わねばなりません。一個人が署名し、押印するには大変な勇気とエネルギーが必要であることは言うまでもなく、それらの思いの結集が本議案であることを忘れてはならないのであります。



さて市民病院の方針について、議会や各医療機関と十分に協議され、不明な部分が整然と分かりやすく明らかにされ、結果としてその内容が市民の理解を得られているのであれば、住民投票は必要ありません。
しかし残念ながら、現状においては今日までの事態がなぜこうなったのか、市の考えている現在の方針が市民の最も望んでいることなのか、明らかにはなっておりません。



例えば、複数の内科医師が内定していたにもかかわらず、昨年11月に周囲の反対を押し切ってまでなぜ方針変更されたのか、いまだに理由が分かりません。聞くところによりますと、病院事業管理者は数日にわたって考えを改めるよう市長に対して進言していらっしゃいますし、院長先生も『9月の時点では医師確保の目途が立っておらず危機的な状況と思っていたが、11月の段階では危機的な状況をクリアして安堵できる状況になったと思っていた』という趣旨のことを大勢の前で発言されております。つまり話を総合すると、現場で陣頭指揮を取っていらっしゃる責任者のお二人は、複数の内科医師を確保して、4月以降も自立再建を目指して頑張れると思っていらっしゃったにもかかわらず、江守市長だけが無理だと判断されてしまわれ、その結果、今日のような事態に陥ってしまったのではないかという疑念が拭い切れません。



また1年前に約束されていた『市民病院の在り方を検討する場』はなぜ設置されなかったのか、理解のできるご説明はいただいておりませんし、理事者が頼みとされている民間医療法人がいつから来られるのか、本当に来ていただけるのかどうかが不透明な今なら、改めて市民病院のあり方を検討する時間は十分にあると存じます。また理事者は市民病院の運営を慢性期医療に特化する形で活路を見出そうとお考えですが、一方では救急医療、あるいは急性期医療に対してのニーズが非常に高いという指摘があるのも事実であります。



したがってこの際、13億円もの運営補助を行いつつ急性期を捨ててまで慢性期医療に取り組むことに対して市民の理解が得られるものなのかどうか、住民投票の結果を参考にされることは、大変意義あるものと考えます。



以上のことから、このたびの住民投票は必要なものと考え、第42号議案、市民病院の『廃止・民営化』について住民の是非を問う住民投票条例制定について、賛成の立場を明らかにし、以上で討論といたします。ありがとうございました。



| あんしん・あんぜん | 2006.03.24 Friday | comments(2) | trackbacks(0) |
住民投票条例が否決。
2006.3.24
市民団体から提案された議案、『舞鶴市民病院の『廃止・民営化』について住民の是非を問う住民投票条例制定について』が審議され、議案は賛成少数で否決されました。
私は賛成討論を行いましたが、多くの傍聴者に加えてテレビカメラが何台も入り、独特の雰囲気の中で議事は進みました。

| Photo Album | 2006.03.24 Friday | comments(0) | trackbacks(0) |
病院事業会計の新年度予算案。

このブログのサーバーがメンテナンスを行っていたため、更新ができませんでした。申し訳ありません。



改めて報告が遅れましたが、病院事業会計の新年度予算案が委員会で賛成多数で可決すべきものと決しました。結局反対に回ったのは、我が市民フォーラム・舞鶴と共産党議員団さんだけでした。



理事者には失礼ですが、この提案は今後の見通しに全く確約のない予算案であり、あの議案に賛成するということは、白紙委任に近いものがあります。予算とは少々の修正があるにせよ『一年間の運営をこのように実行します』という確証があっての予算であるはずで、希望的観測にしか過ぎないものに賛成はできないと私たちは考えました。もちろん市民病院のあり方を考える上でも到底賛同できるものではなかったのですが。



今回のことを通じてよく言われたのは、『予算を本当に否決してしまったら4月以降の病院運営が本当に止まってしまう。それは議会として無責任だ。』というものです。私はこの意見にはどう考えても納得がいきません。その理屈で行けばどんな予算案が提出されても反対できない道理になってしまい、それでは二元代表制としての議会の存在意義を問われかねません。万が一、予算案が否決されるようなことがあれば、市長さんは、修正案を出すか議会を解散するか辞任をされるかすればよいことであり、不勉強で恐縮ですが、すぐさま4月から行政が止まってしまうということには直結しないと思うのです。



さて明日は市民病院の『廃止・民営化』について住民の是非を問う住民投票条例制定についての審議が行われ、即日で賛否を問うことになっています。私は本会議で討論を行う予定です。会派によっては、内心はおかしいと思っていてもそれを公の場で言えない部分があるようです。せめて私たち市民フォーラムは、正面から自分たちの考えをしっかりと述べていきたいと思います。



| あんしん・あんぜん | 2006.03.23 Thursday | comments(1) | trackbacks(0) |
市民病院の『廃止・民営化』について住民の是非を問う住民投票条例。

代表質問、一般質問が終わり、現在は提出議案の審議のための常任委員会が開催中です。私の所属する建設委員会も金曜日に終わりました。そしていよいよ明日、民生労働委員会では病院事業会計予算が審議されます。もちろんたくさんの議案が付託されているのですが、市民病院に関わる市長提案が『賛成』されるのか、それとも『待った』がかかるのか、最も注目を集めていることは間違いありません。



明日判断されることが正しかったのかどうかは数ヶ月経てばおおよそ分かります。私は民生労働委員会に所属していませんので発言の機会があるはずもなく、ただ議論を静かに見守るしかありません。委員会での審議の後、最終日の本会議で採決を取ることになりますが、委員会での各会派の賛否が本会議にそのまま反映されますので、実質は明日が山場を迎えることになります。



さてそれとは別に、市民団体から請求されていた住民投票条例が3/24(金)に上程されることになりました。その日に委員会審議を行い本会議で採決を取ることになっています。こちらも大変注目を集めており、議員それぞれがどういう立場をとるのか、ある意味『踏み絵』を踏むのかどうか、私たちの行動も問われることになります。私はどちらに偏ることもなく、市長さんの提案が短期・中期・長期的に考えて市民のためになるのかどうか、その一点のみの観点から賛否を明らかにしたいと思います。



| あんしん・あんぜん | 2006.03.19 Sunday | comments(2) | trackbacks(0) |
ふう、終わった。

少し更新が遅れましたが昨日、一般質問が終了しました。特に市民病院の問題などは、当初からシビアなやり取りになるだろうと思っていたので、正直なところ今までの質問の中で一番気を使いました。内容は再質問・再々質問の内容と合わせて後日アップしたいと思います。



ありがたいことに質問が終わると傍聴席から大きな拍手をいただきました。私が議員になってから、本会議で傍聴席から拍手が起こったのは2回だけです。その2回とも自分なんですけども。もちろんとてもうれしいことですし議員冥利に尽きることだと思うのですが、逆に言えば多くの市民がこの問題に対して怒っていらっしゃるということの表れだということでしょう。直接話をしなくとも、それらの意向を汲み取ることも議員の大きな仕事だと思います。



市民病院の今後についての市のスタンスは基本的に同じです。しかし新たに明らかになる事実もありました。起債残高は16億円であることが以前から分かっていますが、17年度の赤字は8〜9億円の見込みで累積欠損額は34〜35億円となり、昨年内定していた複数の内科医師については、『自立再建は困難という判断の元、他の医療機関との統合を基本に方針を変更する』という設置者である市長さんの強い意向により破談になったということです。なぜ断ってしまったのか、返す返すも残念でなりません。



また『民間医療法人に管理委託し、慢性期・回復期の基幹病院としての病院運営を目指す』という路線はそのままですが、一方でまだ何も進んでいない状況も浮き彫りになりました。例えば病床変更を行うときには京都府の認可が必要らしいのですが、府との事前協議はいまだ行っておらず、施設改修などを行った場合に本当に認可が得られるのかどうかはこれからです。また医師会との協議もストップしたままで、新年度が始まってから改めて再開するということです。舞鶴医師会の要望書では『地域医療全体に関わる問題であり、合意が得られるまで時間を延長し、拙速な契約締結をしないように』ということなど5項目にわたって求めています。また市民病院では昨年ベースで救急搬送が630人、時間外診察を合わせると数千件も受け入れていて、これらが市内の3総合病院に割り振られてしまったらパンクしてしまうのではないかと心配してしまいますが、それに対する理解は得られておらず、これで『病々連携・病診連携』なんて可能なのか私には理解できません。



既成事実を作っておいて、もう認めざるところまで進めておいてから協議しても、信頼など得られるとは思えません・・・。もちろん市長さんの方針そのものが、実現可能かどうか懐疑的なのですが。



| 国際・政治 | 2006.03.14 Tuesday | comments(5) | trackbacks(1) |
お知らせが3つ。

まず1点目は、工事が長期化していてお叱りを受けていた『府道小倉西舞鶴線災害復旧工事』による堂奥地先の通行規制ですが、明日3/10(金)の13:00から通行規制が解除され、前面開放されるということです。



ちなみに『府道小倉西舞鶴線』とは、ようするに『白鳥街道』のことでして舞鶴若狭自動車道の舞鶴東I.C.から西側のトンネルを出たところの工事箇所についての前面通行が可能になったとのことです。大変長らくお待たせいたしました。m(_ _)m



2点目は、舞鶴市のホームページのリニューアルについてです。トップページの情報を増やして目的とする情報にたどりつきやすくなったそうです。またRSSという、毎回チェックしなくても自動的に更新された情報をお知らせできるシステムを導入しました。



また議会でもどなたかが提案されていましたが、色覚障害者・高齢者のためにカラーバリアフリーに対応するための支援ソフト『UD color』を導入しました。トップページのバナーからダウンロードできます。



さらに携帯電話用ホームページの利用を促進するため、トップページにQRコードを表示しており、リンクしている『テレモ自治体情報』では災害情報・不審者情報などのメール配信サービスを実施しています。



みなさん、舞鶴市のホームページをさらにご利用いただきますようお願いいたします。



さて3つ目のご案内ですが、インターネットラジオステーション『M Channel』にゲスト出演させていただきましたので、よろしければ遊びにいってやってください。Mチャンネルのオフィスにふらっと遊びに行ってしゃべっていたら、なぜかそういう話になってしまって、後日収録しました。なかなかできない楽しい経験でした。政治の話はしておりませんで、子どもの頃のことや今飼っているカブトムシ、スポーツなんかの話で盛り上がってしまいました。ADRESSというコーナーで、メディアプレーヤーで聞けると思います。あ〜でも自分の声って変ですよね。



 http://mch.maizuru.info/mchannel/



以上、お知らせでした。







−追 記−



ウェブサイトの『photo album』もまとめて更新しましたので、よろしければそちらのほうも・・・。m(_ _)m



 http://www15.ocn.ne.jp/~tyuzo/



こっちのブログに比べて母屋のカウントはなかなか上がらないので時々こうやって広報活動もしなければならないのです(苦笑)。



| まちに元気を取り戻そう! | 2006.03.09 Thursday | comments(0) | trackbacks(1) |
 
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