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| - | 2023.04.22 Saturday | - | - |
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由良川と桂川。直轄河川の緊急治水予算。
今日の午前中に閣議決定されたのですが、京都府を流れる由良川と桂川において『災害対策等緊急事業推進費』が採択されまして、先の台風18号で大きな被害を受けた河川の整備計画が前倒して実施されることとなりました。
京都府丹波地方から舞鶴を流れる由良川と京都市内の観光の名所、嵯峨嵐山を流れる桂川、被災した地域は違いますが、私は両方の被害状況を見てその言葉にならない痛々しさを実感してきた者として、また議会の中でも基盤整備を担当する委員会に所属して活動している者として、うれしく思っています。 9月の被災後すぐに開会中だった定例会の本会議日程を変更したのは過去を振り返っても異例中の異例のことでした。そしてすぐさま京都府議会としての意見書を採択して山田京都府知事とともに多賀京都府議会議長が東京の関係各省庁に要望に行くなど、過去の災害を教訓としてスピード感を持って対策に動かれた関係者各位の対応を高く評価するものです。 今回、国において『災害対策等緊急事業推進費』での予算措置と併せ、河川整備計画の治水対策の大幅な前倒しが図られることとなりました。 その内容ですが、まず推進費による緊急的な対応については、由良川の方では築堤整備を実施することと、桂川では河道掘削等を実施することとなります。 そして河川整備計画については、由良川において、現在実施中の対策に加えて堤防からの越水と家屋浸水を防止するため、由良川下流部で輪中堤の整備・宅地嵩上げを実施するとともに、中流部で堤防の整備や河道掘削等を実施することとし、さらにこれまでの30年をおおむね『10年以内』で重点的に対応することとしています。桂川においては、河道掘削等をおおむね5年での対応となります。 ここからは由良川についてです。 ○整備区間:舞鶴市油江地先(河口付近)〜綾部市私市町まで ○総事業費:約430億円 ○実施内容: (下流部:輪中堤・宅地嵩上げ)和江・丸田・下東・三日市・岡田由里・北有路・下天津・油江・蒲江・上東・大川・桑飼上・桑飼下・二箇・日藤・河東・筈巻 (中流部:堤防・河道掘削等)川北・私市・前田・戸田・観音寺 少し前ですが、平成16年、9年前の台風23号災害以後に決定した由良川河川整備計画で進んでいる工事のさらに次の計画が示された時、その工事期間は30年という数字でした。被災したのは同じなのに、かたや10年で別の地域が30年というのでは納得されるはずがありません。すぐさまさらなる前倒しを要望していた矢先の台風18号災害ということで、京都府の山田知事も、舞鶴市の多々見市長も、『10年』で治水対策を進めてもらえるよう強く働きかけをされていましたので、結果として国が理解を示してくれ、とりあえず安堵しました。 様々な問題が現在でもいろいろあるわけですが、そうしたことも含めて関係者のみなさんの的確な対応を改めて切に願っているところで、地元議員としても現場の実情というものをしっかり吸い上げて事にあたりたいと思っています。 JUGEMテーマ:政治全般〜国会・内閣・行政 コメント
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