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| - | 2023.04.22 Saturday | - | - |
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台風18号災害の復旧・再建に向けて。
去る9月24日(火)、この日は京都府議会9月定例会の本会議・一般質問の日だったのですが急きょ休会となりました。知事が台風18号災害に関わる要望活動を国に対して行うのと、前週議決した京都府議会の意見書を多賀議長が直接国の関係省庁に届けて要望を行うこと、それから京都府議会では建設交通常任委員会と農林商工常任委員会が京都府内の被災状況を現地調査する日となったのです。
委員会による現地調査については、私が所属する建設交通常任委員会の二之湯真士 委員長から提案してもらい、他の要素もうまくかみ合って議会の日程変更となって実現しました。 議会日程が開会中に大きく変更されるのは、京都府議会でも久しくなかったことだと思います。もしかしたら史上初めてのことかもしれません。これはあまり取り上げられていませんが地方議会の運営上とても画期的なことだと私は思っています。通常の議会運営もさることながら、万が一重大な事象が発生した場合、議会日程を変更してでも優先すべきことがあった時には柔軟に対応する、という良き前例を作ったことになります。 さて、私は建設交通常任委員会に所属していますので、現地調査に向かいました。同じ台風による被害でも地域によって性質がまるで違います。ここは南丹市の現場です。河川の逸水に加えて護岸が決壊し、大変な水害をもたらしました。私たちの立っている所はお墓です。 その他にも福知山市戸田地区、亀岡市の保津川下りのスタート地点周辺、京都市右京区の嵯峨嵐山を視察しました。 こちらは嵯峨嵐山。こうしている間にも多くの観光客の往来があるのですが、1週間たったこの時でも店内の清掃を黙々とこなされていました。またいくつかの要望も伺いました。淀川水系と由良川水系、上流部と下流域、土地土地で状況が違うことが伺えます。 船着き場の砂利も流されてしまって、その復旧のために既に重機が入って作業が進められていました。観光客が往来している中でこんなふうに建設機械が動いていたりバリケードで入れないようにされていたり、不釣合いな光景が生々しく痛々しく感じました。 京都府ではすでにおおむね被害状況を掌握し、復旧と再建に向けた取り組みが進んでいます。被害を受けた基盤の再整備と併せ、住宅などの生活支援、中小企業の再建のための支援、農業の再建施策などを取りまとめ、今日、議会に補正予算が提案されました。それに合わせて時間を空けずに被災者支援に取り組めるよう議会日程を修正しました。ただ復旧するだけでなく、今回のことを契機に新しい取り組みに光明が見えている事業もあるのでしっかり応援していきたいと思っています。そちらはまた改めて報告します。 JUGEMテーマ:天変地異、災害 コメント
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