京都市・乙訓地域を拠点に日夜奮闘中! 岡 本 忠 藏 ( おかもと ちゅうぞう )
<< July 2019 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>

 
What's new!

いつもお世話になっております! m(_ _)m 

活動日誌      日々、更新中!
議会報告      H25.06.27 更新!
Photo Album   H27.12.13 更新!
おかちゅう動画!  随時、更新中!
基本理念      H26.12.08 更新!
 
<< ターゲット・バードゴルフ日本海選手権大会。 | main | 台風18号の猛威。 >>
 
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています


| - | 2019.05.08 Wednesday | - | - |
台湾 視察研修。
多くのみなさんがご存じのとおり、台湾とは国交がありません。これは日本と中国の国交が回復した時、1972年の『日中共同声明』にさかのぼります。この中で、『日本国政府は、中華人民共和国政府が中国の唯一の合法政府であることを承認する。』とし、さらに『中華人民共和国政府は、台湾が中華人民共和国の領土の不可分の一部であることについて重ねて表明する。日本国政府は、この中華人民共和国政府の立場を十分理解し、尊重し、ポツダム宣言第8項に基づく立場を堅持する。』と謳ったことが根拠となり、これが台湾に関する日本の基本的立場となっています。

しかし台湾は中国や韓国と違い、大変な『親日国』です。台湾住民の日本に対しての親近感は実に6〜7割の人が持っていて、逆に日本の台湾に対する親近感を調査してもほぼ同等の結果が出ています。そんな中、特に中国に気兼ねして国際交流ができないとあってはお互いの大きな損失です。日本政府と台湾政府がやり取りをできないということで、長年与党を務めてきた自民党の中でも若手のカテゴリーである青年局が、その名代をこれまで勤めてきました。今回はその自民党青年局としての視察研修となっています。

h250909:台湾事前研修 001
まずは事前研修を東京で。台湾に行く前に台湾に関するレクチャーを受けました。
事前研修(1):自民党幹事長 石破茂 衆議院議員:基調講演
事前研修(2):植野篤志 外務省中国・モンゴル第一課長:日台関係の現状と課題、台湾国内情勢、東日本大震災への支援
事前研修(3):松本彦 日台スポーツ・文化推進協会理事長:日台関係の歴史的経緯、台湾との交流史
当日の12:30から始まり、夕刻までみっちりと研修を受けました。

h250909:台湾事前研修 002
東京を飛び立ちまして、飛行機の中からシャッターを切りました。ここは尖閣諸島周辺の海域のようです。明かりなどあるわけがありませんので、これら無数の明かりは漁船の船団だと思われます。ずっと遠くの方にもたくさんの光が見えますね。何気に撮った画像でしたが、台湾での研修の間に、これらの漁船に関わって大きな問題になっていることを知るのは次の日のことでした。

h250910:台湾研修 001
まず最初に立ち寄ったのは忠烈祠。こちらは台湾の国難に殉じた人たちを祀ってある国立墓地です。日本で言えば靖国神社でしょうか。厳かに献花を行いました。

h250910:台湾研修 002
我々視察研修団の団長は今をときめく小泉進次郎 衆議院議員です。台湾はどこへ行っても日本人観光客がたくさんいて、ご覧のとおり行く先々で人が群がっていました。スゴイ人気ですね。

h250910:台湾研修 003
こちらは台湾総統府。日本でいうところの総理官邸ですね。こちらも総統府から見た台湾の今日までの歩みを学べるようになっていましたが、一番の目的は、台湾国のトップ、馬英九 総統に表敬して意見交換などすることです。

h250910:台湾研修 004
こちらが馬英九 総統です。一国の大統領が多くの時間を割いて日本の若手議員団と会談するんだぁ、というのが第一印象でした。関連のネット記事です。http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=0910&f=politics_0910_001.shtml

h250910:台湾研修 005
その後、今度は立法院で台湾の与野党の立法委員、つまり国会議員と意見交換しました。特に尖閣諸島の領有権をけっこうあからさまに台湾側が主張し、それ以外にも観光などの国際交流の促進、東日本大震災への他国と比してもとびぬけた額の義捐金を送ってくれたり災害支援チームを真っ先に送ってくれたりということに対するお礼などを中心に意見交換が進みました。

この画像の右側で発言している議員がいます。彼は沖縄1区の國場幸之助 衆議院議員です。私は彼とはもう数年来の付き合いですが、彼が言うには、今年4月に日本と台湾で締結された尖閣周辺海域での漁業協定について、協定は締結されたもののそれに基づくルールがまだできていない状況で台湾の漁業者がかなりむちゃくちゃな操業を行っており、沖縄の漁業者たちの憤りをかっていて、しかも水産資源の乱獲を危惧しなければならなくなっている状況があるということと、それを止めるすべが現時点では全くないということを問題提起していました。

歴史的経過を鑑みれば、あの海域は台湾の漁民も沖縄の漁業者もそれぞれが漁を行ってきているので、この漁業協定は日本と台湾の共存共栄の海としていこうという意思の表れであると同時に尖閣諸島とその周辺海域は日本の領土であるということについて中国にくさびを打っていることになります。しかしスカスカな協定であるが故の大きな問題を彼は指摘しました。今後は国会の実務でその対応を早期に図っていかなければならないと思います。

h250910:台湾研修 006
その次は李登輝 元総統にお会いする機会を得ました。李登輝さんは京都帝国大学で学び日本について精通されていて、日本の多くの政治家に大きな精神的影響を与えて来られました。今回も日本の『武士道』について強く語っておられました。今の日本人は武士道を忘れてしまっている。もっと真剣に日本を救う気概を持て!とはっぱをかけられ、多くの議員がかなり刺激を受けていたようです。

h250910:台湾研修 007
今回の視察研修の大きな目的の一つに『東日本大震災で受けた台湾のみなさんからの支援』に対する謝意を伝えることです。この日の最後の公務は台湾プロ野球の始球式。もちろん視察団の団長である小泉進次郎 衆議院議員が行うわけですが、私たちはバックネット裏でその感謝を伝える横断幕を持ってアピールしていました。このイベントは台湾国内のみならず日本でも大きく報道されていたようです。

h250911:台湾研修 001
さて次の日、朝8時にホテルを出発して向かった先は内政部消防署。李鴻源 内政部長(内務大臣)と葉吉堂 内政部消防署長(消防庁長官)、そして東日本大震災緊急援助隊員との面談を行いました。

h250911:台湾研修 002
そして台北を離れ、南へ下って台中方面に向かうため、新幹線を利用しました。台湾の新幹線は日本製、川崎重工の車両なのです。

h250911:台湾研修 003
彰化県の主催による昼食会。彰化県は知事のリーダーシップのもと東日本大震災への義捐金を積極的に集めてくれた自治体の一つでして、その感謝状を手渡しています。特に県職員の1日分の給料を職員たちがカンパしてくれ、義捐金として送ってくれたのは今なお語り草となっています。

h250911:台湾研修 004
こちらは九二一地震教育園区。これは1999年9月21日に起こった台湾中部大地震の時に断層の真上に立っていた中学校と陸上競技場がこのような状態になり、そのまま保存している施設です。死者2,415名、負傷者11,306名という大惨事となった巨大地震の記憶を忘れず、教訓を生かすということなのでしょうね。

h250911:台湾研修 005
台湾で誰でも知っている日本の偉人、八田與一(はったよいち)さんの記念館に行きました。当時この地域は土地と気候の悪さによって農業が育たず、水害や干ばつがたびたび起こって住民は常に飢えと闘っていました。日本統治時代、日本から来た土木技術者の八田與一さんが、この地で大規模なダムと水路を建設し、慢性的な飢えから人々を救い、台湾でも有数の農業地帯に生まれ変わらせたという実話があります。後ろの建物はその八田與一さんの台湾での住宅を復元したものです。

それで私の両サイドの二人ですが、ちょうど1年前に京都から京都市議と京都府議の有志でこの地を訪れ、視察したことがあってその対応をしてくれた方たちです。私はその視察には参加していなかったのですが、今回の研修団の中で京都から一人だけ参加しているということで私を探して声をかけてくれました。

h250911:台湾研修 006
そのダムです。堤防の向こう側には豊富な水源が見えますね。荒廃した土地を生まれ変わらせるという強い信念を持った技術者、命がけの危険な作業に立ち向かった多くの労働者たちの血と汗と涙の結晶が、今なおこの地を豊かなままにしてくれています。

h250912:台湾研修001
さて最終日。この日は日本に帰るだけの移動日だったので、早朝、眠い目をこすって朝市に行ってきました。とても賑やかで活気がありました。まるで生命力の塊のような。
台湾の朝食は屋台などで食べるという習慣があります。もちろん家庭で食事をつくられるところも多いと思いますが、例えば小学生なども、学校の行きがけに屋台で朝食を買って、学校で授業が始まる前に食べたりするのだそうです。

h250912:台湾研修002
私が食べたのはこれ。なんていうんでしょうね。たくさんの屋台やお店があっていろんなものを売っていたのですが、麵食いの私はこれをチョイスしました。細麺でスープは濃厚、とってもおいしかったです!
こぼすといけないので3割ほど食べてから画像を撮りました。これがすり切れいっぱい入っていて40元。日本円で140円くらいですね。

h250912:台湾研修003
研修の期間中の小泉進次郎 衆議院議員とのツーショット。
私は台湾を訪問したのは初めてでしたのでとにかくすべてがとても勉強になりました。また今回の研修は、こちらに赴任している日本の大使をして、『この行程と内容をもう一度組めと言われてもまず無理です。それくらい非常に充実した内容ですね。』と言っておられました。

報道によりますと、小泉さんは来月の党の役員改選で自民党青年局長を離れ、政務官に就任される見通しだとか。32歳の若さで閣僚になられるんですね。台湾でも近い将来に総理になってほしいという発言を何度も聞きましたし、着実にその歩みを進めていらっしゃるのは誰が見ても分かります。

今回の研修では、そもそもとしての日本と台湾の関係や日本の立場、東日本大震災で台湾がどのような対応をしてくれたのか、尖閣諸島周辺海域での国際情勢、アジアの中で日本人がどのように尽力し活躍してきたのか、などなど大変盛りだくさんの内容だったのですが、特に頭の中がいっぱいいっぱいになるということもなく、不思議と私の中にす〜っと吸収されていきました。国家観を養うことや日本人としてのアイデンティティを確認することなども併せて大変良い研修となりました。

JUGEMテーマ:台湾 

| 国際・政治 | 2013.09.15 Sunday | comments(0) | trackbacks(0) |
スポンサーサイト

| - | 2019.05.08 Wednesday | - | - |
コメント
コメントする









この記事のトラックバックURL
http://tyuzo.jugem.jp/trackback/961
トラックバック