京都市・乙訓地域を拠点に日夜奮闘中! 岡 本 忠 藏 ( おかもと ちゅうぞう )
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| - | 2019.05.08 Wednesday | - | - |
平成20年度 決算特別委員会 総括質疑
【質問項目】
1.ペアレント・トレーニングテキストブック『ほめかた絵本』について
2.地域医療再生計画について



 京都創生フォーラムの岡本忠藏でございます。私は会派を代表いたしまして、2項目質疑させていただきます。

質問1:ペアレント・トレーニングテキストブック『ほめ方絵本』について

 まず、こちらでございますが、ペアレントトレーニングテキストブック「ほめかた絵本」というものを御紹介させていただきたいと思います(資料提示)。
 こちらは、私の地元であります舞鶴市に所在しております中丹東保健所の所長さんや職員の皆さん、それからスタッフの皆さんが監修され、おつくりになったものでありまして、今現在、既に事業の中で使われております。
 この中身なんですけども、このように小さな冊子になっておりまして、非常に読みやすいというコンセプトでつくられておりまして、「スーパーでお買い物」であるとか、「おばちゃんがやってきた」編であるとか、「レストランでお食事」編だとか、このような感じになっておるわけです。このテキストの中身についてなのですが、「スーパーでお買い物」編を取り上げさせていただきますと、何となく予想はつくわけなんですけれど、この中の主人公のケンちゃんは、スーパーにお買い物に行ったらお菓子とかおもちゃ売り場のところに直行するわけです。ところがお母さんは買ってくれません。そこで、じだんだを踏み騒いで、非常にお母さんも冷や汗をかいてしかりつけて、無理やりに車に乗せて、買い物もそこそこに店を後にすると。車の中でも大変、怒らなきゃいけないわけですね。「こういうことというのはよくありますよね」と書いてあるわけです。つまり、「そうしたことにならないように試してみませんか」というようなことがまた書いてあります。この続きは、皆さん直接手にとっていただいて、また後日お読みいただきたいと思います。
 このように、日常生活では子どもの失敗とか不適応な行動につきまして目が向けられがちでございます。そうした中で、子どもをしかったり、怒ったりということがしょっちゅうありますけれども、一方で、逆に子どもたちが好ましい行動をとったときに、その瞬間、そのことにきちんと大人が気づいて褒めてあげられているだろうかということを私も一人の親として思うわけでございます。
 子どもは必要以上にしかられ過ぎると自信を失います。そして、自己肯定感を下げまして、結果として投げやりになったり、社会に適合できない行動をとるようになるというふうにも指摘されております。
 一方で、子どもが日常の中で褒められるべきときにしっかりと大人が具体的に褒めることを繰り返していきますと、子どもは自信を持ちます。そして、同時に社会で求められている具体的な行動を理解できるようになるとも言われております。児童虐待や集団での不適応、それから、何より一般的にだれでも抱えていらっしゃる育児不安を解消するために、そして何より未来を担う子どもたちの健やかな成長のために、この「褒め方」のコツを学べる教材として、この「ほめかた絵本」はとてもすばらしいものだと私は手にとって中を拝見し、強く感じました。
 この「ほめかた絵本」ですけれども、現在は、医師とか、学校等の関係者とか、看護関係、それから保育士関係とか、そういったところの有識者や専門家の皆さんに配られて使われているわけですが、私は、できれば、これはすべての子育て家庭に直接手にとっていただいて見ていただくべきものではないかというふうに思っております。現状では、何かのきっかけのときに触れることはありますけれども、すべての、圧倒的大多数の子育て真っ最中の御家庭には到底及ぶところではないわけです。ですので、私は、例えば幼稚園とか保育所なんかの、4歳児になったらとか、3歳児健診のときにだとか、そういうふうに自動的に必ずほとんどの御家庭に見ていただくようなそういうシステムをつくるべきではないかというふうに思っております。そしてまた、渡しっ放しではなくて、並行してその場で普及・啓発したり、このように御利用いただくんですよとか、こういうふうに思っていただくために使っていただくんですよとか、そういったことをあわせて行うことによって、褒め方のテクニックであるとか、そういったものを身につけていただく一助にしていただきたいというふうに思うわけでございます。
 そこでお尋ねいたしますが、この「ほめかた絵本」の活用に関しまして、今後どのように活用していこうとされているのか、御所見をお伺いいたします。


答弁:山田知事
 岡本副委員長の御質問にお答えいたします。
 ただいまは「ほめかた絵本」について高い評価をいただきまして、本当にありがとうございます。私もこの絵本のうれしいのは、本当に中丹の西及び東の2保健所において、現場の感覚で作成をしていただいたことでありまして、こうした現場感覚に基づく京都府の施策というものこそ、私は本当に地に足のついた京都府づくりを支えていくものではないかなというふうに思っております。
 もともと中丹の保健所につきましては、5歳児健診自身もモデル的に取り組んだのがここでありまして、そうした中から5歳児健診を今京都府域全域に広めるために私どもは取り組んでいるところでございます。まさに現場感覚を持ってでき上がってきた事業を全域に広げていくということを、私どもはこれから大きなやっぱり京都府政の目標としても考えていかなければならないのではないかなというふうに思っております。特に、この褒め育てるということは、親の育児への自信回復でありますとか、お子さんにとりましても自己肯定感、こうしたものを高めるということでございますし、育児不安の軽減や児童虐待の防止にも私は効果があるのではないかなというふうに思っております。
 このため、現在、中丹の東保健所では独自にキャラバン隊を編成して、子育てサークルや保育園などに派遣して、褒める子育ての出前講座を展開しておりますほか、出版社を通じて一般書籍としても絵本の普及を目指すなど、そうした風土づくりを進めているところであります。
 今後の活用でありますけれども、こうした育児支援の取り組みを広げるためには、一つには、やっぱり市町村レベルで積極的に活用していただきたいというふうに考えておりまして、その面から申しますと、地域子育て創生事業としてこども未来基金のメニューが使えますので、この点を活用して、ぜひとも多くの市町村に普及を進めていきたいと思っております。
 また、同時に子育てに関しましては、私どもはNPOとかそうした方々を中心にプラットホームづくりをしておりますので、その場でも、今後この「ほめかた絵本」の活用を十分に検討して、いろいろな多角的な面から褒め方というものが一つの京都の教育の基本になっていけばいいなというふうに感じているところであります。


岡本忠藏
 ありがとうございました。さまざまな仕掛けを今後また考えていただいているところで、その点、高く評価するところでありますが、可能な限り、広く普及に努めていただけるような工夫をぜひ今後ともよろしくお願いいたします。また、出版も御検討されているということでございますので、つまり京都府下だけではなくて、日本全域にこの「ほめかた絵本」を活用することが可能になるということでございますので、京都発信の事業がそうして日本じゅうに広がっていくというのも大変期待の大きいものでありますし、もっと、ちょっと嫌らしい言い方かもしれませんが、そうした売り上げが、また京都府の子育ての財源として活用されるような、それほどの広がりを見せていただくことも期待したいところでございます。



質問2:地域医療再生計画について

 続きまして、2項目めの質疑に入らせていただきます。
 地域医療再生計画についてでございますが、こちらの地域医療の関係につきましては、さきの9月定例会におきましても一般質問で私も取り上げさせていただいたところでありますが、その間に随分とこうした地域医療を取り巻く環境も変わってまいりましたので、改めてお尋ね、あるいは御要望を申し上げたく質問の項目に入れさせていただきました。
 特に中丹医療圏につきましては、地域医療再生計画をもとにいたしまして、ことし設立されました政府における100億円の基金の創設のための補正予算を、ある程度見込みといいますか目標としておったわけなんですが、政権交代におきまして、結果的に取りやめられてしまったという経過がございます。大変残念でございますけども、しかし、そうした現状の中でも地域医療は待ったなしでございますので、先へ先へと前向きに進んでいかなければならないのも、またこれも事実でございます。
 そこで、現在は京都府において、中丹と、それから丹後の地域医療圏で25億円の基金の創設のための申請を現在提案されているわけでありますけれども、今日までの取り組みに関しましては、中心的な役割を果たしている舞鶴市との協調・協働の中で、京都府におかれては非常に御尽力いただいているところでございまして、改めて深く敬意と謝意を表する次第でございます。
 さて、私はこの件に関しましては、もう大分、理念という観点からしますと突き詰めてこられましたので、あとはどこまで真剣に立ち向かうかというところになっているのではないかと強く感じております。経営母体の違う舞鶴の公的医療機関を再編しようというのがこの中丹の医療計画の柱でございますので、その作業は困難をきわめると存じますし、しかし、これまで何度か申し上げていると思いますけれども、これができなければ北部の地域医療は大変な状況になってしまうのではないかということもあわせて強く思うところでございます。ぜひ京都府には、関係市、それから府立医科大学、関係医療機関等々、皆さんとともにこの計画の実現のために最大限の御尽力をさらにさらに賜りたいと切に願うところでございます。
 そこで、中丹医療圏の地域医療再生計画に関しまして、今日までの取り組み状況と今後の展望を、あわせて、計画の実現に対する府としての熱意といいますか、決意といいますか、ぜひお伺いをしたいというふうに存じます。

 

答弁:山田知事
 地域医療再生計画につきましては、京都府の中でも、特に医師確保が厳しい状況にある中北部地域の地元の要請を受け、さきに中丹及び丹後医療圏の2圏域を選定いたしまして、地元市町や医師会など、関係団体、医療審議会委員等からの意見を踏まえた計画案を取りまとめ、この11月6日に国に提出したところでございます。
 中丹医療圏の計画案は、安定した医療提供体制を構築するために、同市内の公的3病院の再編・連携を行い医療資源の重点・集約化を図ろうとするものであります。この計画案をもとに圏域内の福知山市や綾部市の市立病院との連携を図り、それぞれの特色を生かした相乗効果によって圏域全体の医療水準の向上・強化につなげることを目指したいと考えておりまして、現在、計画案の採択に向けて全力を挙げているところであります。
 計画案の採択は12月の中旬ぐらいが予定されておりますけれども、地域医療を取り巻く環境は現在待ったなしの状況にありますので、既にこれは各病院の運営母体との間で話し合いが進められているところであります。この運営母体が、今御指摘がありましたようにそれぞれ違い、またどちらかというと、今まではそれぞれライバル関係にあったというところが一つのテーブルの中で話し合っていくわけでありまして、その中で、事業計画や財源確保の詳細の協議が進められませんと、この計画自身は絵にかいたもちになってまいります。それだけに、私どもといたしましても、府立医科大学や関係機関、そして舞鶴市としっかりと連携をしながらこの協議を踏まえて中丹圏域の地域医療の再生に向けて全力を挙げていかなければならないというふうに考えているところであります。


再質問:岡本忠藏
 ありがとうございました。現在、12月中旬の採択というのが、また一つの山といいますか、キーといいますか、転機といいますか、そういったことなのかなというふうに認識をいたしておりますが、知事がおっしゃいましたとおり、それぞれ運営母体が違って、これまではライバルであった医療機関の再編・統合をしようという話ですので、地元でも当初は、本当にそんなことができるのかという懐疑的な御意見はたくさんございましたけれども、ここまで来て、つい先日もですけれども、舞鶴市議会でありますとか、私ども地元選出の府議会議員もですけれども、市の行政の皆さんとともに要望をいたしたいということで申し入れもさせていただきましたし、諸般の事情で少しずれ込んでしまいましたけれども、そうしたことで、議会も一緒になってという機運が高まってまいっております。
 ぜひとも頑張っていただきたいということなんですが、もうここにまで及びますと舞鶴市の話ではなくて中丹医療圏の問題ですし、それから、府立医科大学あるいは大学病院の願いというものも相当おありであろうというふうに拝察します。つまり、府立医大からしますと、お医者さんを出したい、派遣したい。そして、北部全体の地域医療を守らなければならないという使命感がありつつも、なかなか今の現状がそれを許さない。そこのジレンマを随分お感じになられていると思います。ですので、あちらさん側も知事に対して、ぜひとも環境整備が整うように尽力していただきたいというお話はあるんじゃないかというふうに拝察いたしますが、その大学側との連携も含め、あちらがどのような御認識、御要望を上げていらっしゃるのか、あるいは今後の連携体制の強化につきましても思いをお聞かせいただきたいというふうに存じます。

 

答弁:山田知事
 府立医科大学のほうも限られた人数を効果的に配置していかなければならない。特に最近の高度医療というのはチームというのを優先してまいりますので、チームが組める医療でなければ、なかなか的確かつ住民の皆さんのニーズに沿った医療が提供できない中では、集約化というものが本当に大きな望みになっているんではないかと私は思っております。そうした点は、府立医科大学のほうも、これは市民病院のほうにも、院長さんを派遣するなど全面的にバックアップいたしますとともに、協議会の面でもいろいろな面でアドバイスをしているところでありまして、府立医大の思いも十分伝わっているところであるというふうに考えております。
 ただ、同時にこれはそれぞれの病院が決定をしていかなければいけない問題でありますので、あくまで個別の病院の意思決定がスムーズにいきませんと、私どもから何か強制的にうまくできるという問題でもありませんので、そうした下ごしらえ、下準備というのも大変重要になってくるのではないかなというふうに思っておりまして、現在、舞鶴市さんを中心に、そうした問題につきましても積極的に取り組まれておりますので、私たちは府立医大とともにこうした環境整備を見ながら、日赤は私も支部長でありますので、そうした面も踏まえてこれから連携を深めていきたいというふうに考えているところであります。

岡本忠藏
 あとは物事が全体でざあっと前に進んでいくことを切に願うばかりでございますけれども、その中で、京都府の役割というのも非常に大きいものがあるというのはもう共通の認識だと思います。今後ともよろしくお願いを申し上げます。
 以上で質問を終わります。


| 議会報告(府議会) | 2009.11.24 Tuesday | comments(0) | trackbacks(0) |
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