京都市・乙訓地域を拠点に日夜奮闘中! 岡 本 忠 藏 ( おかもと ちゅうぞう )
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| - | 2019.05.08 Wednesday | - | - |
屋久島の環境保全。
管外調査は前回に引き続いて屋久島の環境保全と観光施策の調査に向かいました。屋久島はユネスコの世界遺産に登録されている島です。島には200人くらいのガイドがいるらしいのですが、視察の準備段階の時に、行政的な見識を併せ持ち、古くからの屋久島の歴史や風土に特に詳しい熟練のガイドをお願いし、この日を迎えました。
初日は現地調査を行い、2日目には屋久島町への行政視察という行程です。

屋久島は1ヶ月のうち35日くらい雨が降ると表現されるくらい雨の多い土地です。本土では昨年ゲリラ豪雨と呼ばれる集中豪雨が多発しましたが、ここでは普通にその規模の雨が降るのだそうです。ところが私たちが行ったときには快晴で、屋久島の特性である雨も体験したかったなあなんて軽口を叩いていると、山の中に入り始めた途端、やっぱり普通に降ってきました。

杉のうち1,000年以上のものを『屋久杉』と呼んでいますが、まず車中で、屋久島のどういうところが世界遺産として認められたのか、そして車で行ける中で最も高齢の屋久杉、『紀元杉』のところで、杉の成長の仕方や屋久島でよく見られる植物の生態などのレクチャーを受けました。

そしてヤクスギランドを歩きながら、切り株更新や倒木上更新、土埋木のことなど、杉をはじめとする様々な植物の生態や人間との関わりを知ることができました。
実は私は、江戸時代から伐採を続ける人間が、島の生態に大きな影響を与えていたのではないかと危惧していたのです。なぜなら江戸時代から、屋久島の住民が薩摩藩へ納める年貢は屋久杉の平木だったので、古くから杉の大木を次々に切り倒してきた歴史があったからです。
しかしガイドさんに言わせると、それは自然の中の一部であったというのです。つまり、世代交代をするには、一度自然が壊れないといけない。それは大木が何らかの要因で枯れて倒れるものから台風などによる大規模な土砂崩れ、そして人間による伐採もその一部であるわけです。そのことによって森に太陽の光がさし、新しい命が芽吹いて育っていきます。江戸時代当時の人間の伐採は、その循環が十分に行えるペースでのものでした。

しかし昭和の高度成長期には屋久杉全体の7割にも及ぶと言われるほどの伐採がおこなわれ、自然と共生していくことの大切さを訴える声が一気に高まり、現在の森林保全の取り組みにつながったそうです。

屋久島の環境保全とは、森林の自然な状態をできるだけそのまま保持することです。しかしこれまでの住民の葛藤や苦労を知らない新しい人たちの中には、この自然を商業ベースでしか捉えられない方もいるらしく、様々な課題があることも事実のようです。行政的にもその解決に向けた取り組みを進めていくというお話をうかがいました。

翻って京都では、天橋立を世界遺産に!という声もありますし、また様々な国宝や歴史的建造物、古より伝わりし伝統文化、国定公園等々、ステージは違っても参考にできることが盛り沢山でした。もともと日本人の感性は、なるべくそのものに手を加えることなく素晴らしさを引き出せるところに良さがあるんですよね。

JUGEMテーマ:自然 

| 環境、そして循環型社会。 | 2009.05.24 Sunday | comments(0) | trackbacks(0) |
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