京都市・乙訓地域を拠点に日夜奮闘中! 岡 本 忠 藏 ( おかもと ちゅうぞう )
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| - | 2019.05.08 Wednesday | - | - |
マニフェスト・スクール。
ローカルマニフェスト地方議員連盟というものがあるのですが、神奈川の議員さんたちが実行委員会を立ち上げてマニフェストスクールを開催され、京都府議会議員のうち私たち京都創生フォーラムも会派で参加しました。 

北川正恭・前三重県知事の基調講演をはじめ、初日はローカルマニフェストに関わる捉え方に加えて作成手法や各自治体での実態、議員個人や会派での活用方法などを学び、夜は各議員での意見交換をしました。各議員の地元のお国自慢では、私たち京都創生フォーラムが京都府議会の議会改革の進捗状況などをアピールしました。後で北川正恭さんと個人的に話をさせていただいたのですが、京都府議会はいい感じになってきているからもうひと頑張りですね、と激励をいただきました。

翌日はマニフェストや議会改革に関するワークショップを行いました。各議員がグループに分かれ、佐々木幹夫さん@綾部市は『議会の仕組み』のグループに、桂川孝裕さん@亀岡市は『議会・議員の仕事』のグループに、そして私・岡本忠藏@舞鶴市は『議会と市民』のグループに入って議論を重ね、最後にプレゼンテーションをしました。

全部で7グループに分かれて審査員より評価を受けた結果、佐々木さんのグループが2位、桂川さんのグループが3位に入り、岡本は発表者として奮闘しましたが入賞を逃しました。しかし1番目の発表者として笑いや面白いアイデアで会場を盛り上げ、後のグループの良さを引き出す役割を果たせた、と思うことにさせていただきます。

以下は初日の基調講演・講義のメモです。(文責:京都創生フォーラム)

JUGEMテーマ:地方議会


◆テーマ:地方政府時代における地方議会の役割

 

◆講 師:北川正恭 (早稲田大学大学院教授 早稲田大学マニフェスト研究所所長))



○かしこい人ほど、思い込みが強い傾向がある。

・こんなものだと勝手に決め付けてしまう。

 地方議会とはこんなものだ、横浜市議会はこんなものだ、とか言うふうに。

 地方議会は年4回の定例会が開かれる。でもそれは誰が決めたか。総務省が勝手に決めただけ。

 それを何の疑問もなく従ってきた。

これをドミアントロジックという。

 通年にしようとか年に10回開こうとか、そういう気づきがあってしかるべきではないか。

・予算と決算が1年半もずれている。行政は予算主義で決算を軽んじる。民間なら全く逆であるはずだが。だったら予算と決算を同時にやってもいいんではないか。決算を見て予算を論じることができる。

・与党だとか野党だとか、議会そのものが軽んじられてしまうようなことを議員自らが言ってはばからない。地方議会はいらないということになってしまう。

 

○しかし時代を経て、好もうと好まざろうと、行動に移さなければならない時代になった。

・明治以来中央集権で富国強兵を行ってきたが、制度的補完性により、中央集権がうまくいくように制度が出来上がってきた。

・中央に陳情に行くような依存性が高まり、依存するのに最も効果的なのは賄賂ということになり、今日まで来た。

・これが制度的補完性の恐ろしさだ。

・三重県の東京事務所の職員は、一晩で何万使ったか、何十万使ったか、何人の接待をしてきたか、で出世が決まるような風潮になってしまうわけだ。

 

○情報公開

・日本は原則非公開で、言われたから仕方がなく出すという風潮にある。

・民が権力者で、行政はお上ではない。

・今までは隠して先送りしてきたが、出して膿を出すという手法に切り替えないと、社会保険庁のようになる。社会保険庁の職員は首になるかもしれない。

・全部オープンにするという大前提があって、個人情報は保護するという、原則公開のシステムでなければならない。

・情報公開が進んで情報共有に、さらに進んで情報共鳴になっていくべき。

・情報が公開される状況下では、主権者の責任も問われることになりますよ、といことになっていく。

住民の責任も大きくなるのだ。

・情報公開というものを前提に行政が成り立っていくようでなければならない。

 

○地方政府の確立が不可欠、と丹羽委員長が言った。

・地方分権一括法の制定の過程で。

 それまで、地方政府という言葉が公式文書で出てきたことはなかった。

 地方自治体が国の下請け機関であるという概念を払しょくしないと、地方分権は進まない。

 

○自立をするなら、自治財政権が確立していることが前提だ。

・自分たちの責任で財政運営をするということ。

国の地方財政計画が決まらないのにマニフェストなんかつくれないよ、とかつての仲間の知事たちに言われた。

でもそれだったら地方に政治家は要らない、と言っているようなものだ。賢い人ならそういうだろう。しかしそこで立ち位置を変えなければ。

 国の方を見てればよかった。地方政治に住民の視点はなかったと言ってもいい。後は気の利いた役人がいれば、誰が知事でも市長でも行政は動いたということ。

 このままでは日本の全人口の半分が関東にいる時代が来る。それが本当に日本のためになるのか。地方が栄え、その上に中央が栄えるというものでなければ、日本は立ち行かなくなるだろう。

 

○みなさんに、「こんなものだ」という地方議会を変えていってもらいたい。

・公務員は、法律に従って進んでいくものなので、なかなか変わっていくことは難しい。

・したがって若い地方議会の議員さんたちに頑張っていただきたい。

 

○自らが決定し、自らが責任を負う行政

・仮事前提の経営。

理想をまず描き、それを逆算して考えて、取り組むこと。

これをバックキャスティングという。

しかし一方で、根本から作り替えることをしなければならない。

・逆に、事実前提の経営とは、今現実がこうだから明日はちょっと良くなるようにこう改善しよう、という行動を指す。

 

○バックキャスティングの概念から捉えると、県庁は県民の幸せをかなえるためのものであるはずだから、財政課や人事課は要らないということになりはしないか。

・そう思い、三重県知事の時、この2つの部署をなくした。

・でも県庁で最も優遇されるのは財政を握っている人であり、人事を握っている人。

・査定という言葉が県庁にあっていいものかどうか。

・人数も定員も、各部で考えられるくらいの組織になれなければならない。

 したがって予算総額を各部署に与えて、その中でやりくりをさせた。

 

○給付金とは、お金を分け与えてあげるという意味。

・国民をこんな馬鹿にした言葉はない。

・還付させていただきますというくらいの気持ちがなければ、行政サービスになどなる訳がない。

 

○役所にPDCAサイクルを初めて取り入れたのも私。

・しかし政治の世界の方は全くできていなかったなあと反省している。

・それがマニフェスト・サイクル。

 

○政治家が信頼されているか。

・選挙の公約を守れた人がどれほどいるか。

・そんないい加減な政治家が信頼などされるわけがない。

・そういう土壌の上にみなさんがいる。

・選挙を「お願い」から「約束」に変えよう。

・日本の政治家は選挙で願望の羅列、ウィッシュリストを並べ立てる。それを見たイギリスの政治研究家が、これは詐欺だ。私たちが政権を取ったらこの政策を実行します、というものでなければ詐欺だと言った。

・尊敬される政治家を目指してほしい。

 あんなふうになりたいな、市議会議員になりたいな、と若い人たちに思わせられるような。

・官僚主導から政治主導へ。そして政治主導とは「約束」から始まる。

・議会は立法機関である。そのことに気付いたみなさんが議会を高めていっていただきたい。

 

○善政政治

・あそこでこんないいことをやったんだからこっちでもやろうか、という連動。


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◆テーマ:会派マニフェストの最新動向

 

◆講 師:西尾真治 (三菱UFJリサーチ&コンサルティング()経済・社会政策部主任研究員)

 

 

1.地方議会におけるローカル・マニフェスト

 

○議会は予算執行権もないし合議制でもあるので、マニフェストにはなじまないのではないか。

・地方議員選挙に「公約」が必要である。

・公約は「明確」であるべきだ。

・つまり地方議員には明確な公約が必要である。

・すなわちこれがマニフェストである。

 

○地方議員はどのようにマニフェストを活用すべきかという議論に進むべき。

・ローカル・マニフェストという道具を有効に使うべきである。

 

○地方議会・議員のマニフェストの類型(1)

・行動目標

・議会改革に関わること。

・まちづくりに関わること。

・網羅性:1点突破・部分提案・全体提案

 

○「作成主体」による分類

・議員個人

 実現への担保が必要となる。

・会派・グループ(党派・地域政党)

 構成メンバーが多数であるほど実現可能性が高まる。

 1/12で議案提出が可能。

 1/2で議決が可能。

 2/3で首長の是非も。

 

 

2.会派マニフェストの作成(1) 〜内容〜

 

○基本

・ビジョン+政策+議会改革

・政策:基本4要素

 数値目標、期限、工程、財源

・ビジョンと政策体系の一体性・ストーリー性が重要。

・現状分析・バックデータの掲載

・政策条例の形でまとめる。

 

○新政みえのビジョン(三重県議会)

○自民党川口市議団(川口改革プログラム)

○亀岡創生会議

○公明党熊本市議団

○民主党徳島県連

 

 

3.会派マニフェストの作成(2) 〜見せ方〜

 

○デザインを入れる。

・ホームページを活用する。

 ホームページへの掲載。

 メディアミックス。

・絵本型・雑誌型。

 

○民主党京都スタイル

○都議会民主党(2005)

○住民投票・市民力(神戸市議会)

○恵庭市長

 

 

4.会派マニフェストの作成(3) 〜プロセス〜

 

○会派内の徹底的な議論

・ミーティング、合宿、政策の持ちより。

○執行部の活用

○専門的見地の活用

NPOや大学生の活用

○市民アンケート

・所期版を折り込みチラシにしてアンケートを取り、最終決定するなど。

 

○清志会(豊橋市議会)

○民主党 東京マニフェスト2005

○新世会(流山市議会)

 

 

5.会派マニフェストの活用(1) 〜選挙〜

 

○将来像 重点政策・戦略目標 議員個人の政策

・つまり、大きなビジョンに加えて必修科目と選択科目を加える感じ。

 

 

6.会派マニフェストの活用(2) 〜議会活動〜

 

○松尾崇(神奈川県議会)

○自民党川口市議団(川口改革プログラム検証ローカル・マニフェスト)

○民主党・無所属の会 さいたま市議団(ユーチューブの活用)

○議会による首長のマニフェスト評価(横須賀市議会)

 

 

7.まとめに代えて

 

○会派のホームページを作ろう!

・会派として何を発信しようとするのか、を考えるようになる。

 

○会派の議員の得意分野を持ち寄ろう。

 

○これらの取り組みが、会派の結束力を導く。

 


| 待ったなし!議会改革。 | 2009.04.01 Wednesday | comments(0) | trackbacks(0) |
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