京都市・乙訓地域を拠点に日夜奮闘中! 岡 本 忠 藏 ( おかもと ちゅうぞう )
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| - | 2019.05.08 Wednesday | - | - |
大分県農林水産研究センター。
会派視察の2日目は大分県へ。今、京都府でも農林水産研究試験機関の再編が検討されていますが、 他県で再編されたところがどのような取り組みをされたのか、非常に気になるところです。
大分県議会は議員立法も活発のようで、近年ではこれまでに飲酒運転撲滅のための『飲んだら乗れん条例』、『商店街等への加入促進条例』、『県基本計画議決条例』を制定され、現在は議会基本条例を検討中だそうです。

もともと大分県は生産県のため、農林水産業関連機関が重要視されている風土があるように感じました。京都への産品の出荷も非常に多いとか。こんなところで深い結び付きがあったとは知りませんでした。関サバ・関アジなどが有名ですが水産資源も豊富で、林業ではスギが主でヒノキなど、またクヌギを活用したシイタケは全国のシェアの35%を占めています。多種多様な品目を扱うのが大分県の特徴です。
こうした中での農林水産関係試験研究機関の再編ですが、平成17年に農政部と林業水産部が統合され、『大分県農林水産研究センター』が新設されました。

ポイントは、(1)生産現場に対する技術支援活動の強化、(2)試験研究課題の重点化、(3)組織の簡素・効率化ということで、特に(2)では研究の評価制度を設けており、内部評価の後は外部評価も受けることになっています。また(3)では組織をフラット化するためにスタッフ制としており、中間管理職を減らして研究院・普及員を確保して、現場の意見がそのまま上にあがるようにしました。
センターの本部は県庁にありますが、それぞれの研究試験機関はそれぞれの産品が主として実際につくられている地域に所在し、現場との連携が取りやすい印象を受けました。

消費者の心をつかみ、売れるものをつくって生産者の所得を増やすことや、担い手が減少・高齢化していく中で、生産コストを低くすること、食品加工業の育成にも力を入れており、付加価値を高め、できれば加工業企業の誘致をしたいということで、そのために研究機関の役割や期待は大きく、また集落営農を推進していて600組織を目指しており、そのうち200を生産法人にしようと考えており、実際に動いているそうです。

これまでの研究成果としては、大分方式のいちご高設栽培によっての収穫量の確保や、ナシ栽培の台風による落下被害回避技術の開発、豊後牛ではなんと京都大学との何十年にもわたる提携によってクローン技術の開発を、林業ではひび割れを起こさせない大分方式のスギ柱材の乾燥技術の開発、シイタケ人工ほだ場の散水管理栽培技術の確立、水産業ではワクチンを活用することによって抗菌剤の使用量を減少させ、安心・安全な養殖技術を実現する、などなどが実際の生産現場に導入されています。

その後は県庁から車で40分ほどの豊後大野市にある『きのこ研究所』に伺い、所長さんに施設をご案内いただきました。大分県の主力であるシイタケに加え、マイタケの研究も進んでいるようで、生産者が減少している状況を鑑みて、担い手の育成にも力を入れておられるということでした。実際に新規でチャレンジをしようと講座などに参加される方は結構いらっしゃるようで、ただ殺菌や菌の培養をするために初期の施設整備に大きな費用がかかり、そのリスクを緩和するためのアドバイスも必要のようです。

どのような産品も、やはりそこでつくられる場所や気候・風土との関わりが切っても切れませんので、試験研究もその場所で行わなければならないんだと改めて強く感じ、京都府の方向性がパブコメや議会での議論も踏まえて軌道修正されたのは、間違いではなかったと思いました。
車での移動が長く、少々疲れましたが非常に意義のある調査が行えたと思います。

| 食をつくる!農林水産。 | 2009.02.04 Wednesday | comments(0) | trackbacks(0) |
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| - | 2019.05.08 Wednesday | - | - |
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