京都市・乙訓地域を拠点に日夜奮闘中! 岡 本 忠 藏 ( おかもと ちゅうぞう )
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| - | 2019.05.08 Wednesday | - | - |
熊本県と熊本医療センター。
京都創生フォーラムの4人で、1月26日〜27日にかけて九州は熊本・大分へ調査視察に出かけました。初日の熊本県での調査のレポートです。

飛行機で到着後、まずは熊本県庁へ。こちらでは地域医療の取り組みについて調査させていただきました。平成20年度から実施されている第5次熊本県保健医療計画の中で、疾病ごとの医療連携体制の構築をはじめ、今回から初めて医師確保対策などが盛り込まれています。

特に熊本県の取り組みの特徴は、熊本医療圏を中心に、全国のモデルともなっている大腿骨頚部骨折や脳卒中の地域連携クリティカルパスが進んでいることです。つまり患者さんを治療したりその他のケアをするにあたって医療連携が密になっているということですが、十数年前から行政主導ではなく公的病院の医師たちが中心になり、理学療養士など各種医療関係者も加わって取り組まれており、ここ数年はしっかりと定着してきて成果を上げておられるそうです。

驚いたのは、県民のうち、調査結果によるとかかりつけ医を持っているのが7割にも上るそうで、県内には有床診療所が多くあって1次医療が充実していた歴史的背景があるそうです。

また京都府でも導入を検討しているドクターヘリの広域運用ですが、熊本県の場合は防災ヘリを広域、つまり近隣県との共同ということだと思いますが、ドクターヘリ的な運用をしているそうで、今後は2次救急医療の強化のためドクターヘリの導入を検討しているということです。

その後は国立病院機構熊本医療センターへ、地域医療と救急医療についての調査のため伺いました。雨の中でしたが、構内へ入ると建設中の病棟が目に飛び込んできました。平成22年度にはオープンし、全面的にリニューアルされるそうで、これまでのソフト面に加えてハード面でも充実され、さらにすばらしい病院になるんだろうなと強く感じました。

まずは院長先生直々にパワーポイントを使いながら概要を説明いただきましたが、その内容よりも、言葉の節々からみなぎる絶対的な自信。ああ、前・院長先生に加えてこの人がいたから統廃合直前まで行った病院が盛り返し、今では救急患者を絶対に断らない病院にまでなったんだなと思いました。

平成8年から開放型病院となっています。医師会がやっておられたのを取り入れ、開設まで4年かかったと言っておられましたが、今の地域医療連携が取れているのはこの取り組みのおかげだそうで、すご腕の前・院長先生のリーダーシップがあったからこそだと力説しておられました。

地域医療圏の人口は百万人で、紹介率は75%超、平均在院日数は13日、平成9年からは救急を断らないと決定し、当初は救急隊員が搬送をためらうほど評判が悪かった病院だったそうですが、今では年間8,000件もの受け入れをしています。繁華街を抱えているので酔っぱらいをはじめいろんな人が運ばれてくるのだとか。

その後は救命救急部長・救命救急センター長さんにお話を伺いました。
救急を始めるにあたって、まずは開業医の先生方に1件1件伺って、この若い先生がお願いをして回ったそうです。初めは信用を得るのに苦労されたらしく300件も訪問されたとか。そのうち直接電話に『ちょっと頼まれてくれないか』とかかってくるようになり、今では絶対的に信頼されているようです。現在の救急は40床ですが、新築される病棟では50床に拡充され、さらに災害時には100床まで可能になる施設だそうで、楽しみにされている様子がうかがえました。

お尋ねするところによると医師たちが厳しい労働環境にあるのは同様で、また当病院で治療を終えた後に送る医療機関を探すのが本当に大変なのだとか。

特筆すべきは、熊本市の救急隊員と一緒に研修を実践されていて、送られた患者さんがどんな症状でその後どう対応してどうなったのか、病院側から救急隊員に報告され、お互いに情報共有しながら勉強しているそうで、その研修会は今年のうちに延べ100回を数えるそうです。またこちらの救急隊員は学会にも研究を発表されていて、お互いに切磋琢磨できる環境をつくっているということです。

一言でいえば本当にスゴイ!
医師の熱意と情熱で築き上げられたものをまざまざと見せつけられました。ノウハウは学べると思いますが、それを実行するのは並大抵のことではありません。感嘆のため息が何度も出る視察でした。

JUGEMテーマ:出張

| やさしさと自立と。〜福祉に思う〜 | 2009.02.01 Sunday | comments(0) | trackbacks(0) |
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