今日は私が会長を務めさせていただいている『市場・竜宮・愛宕新・府営市場団地連合自主防災会』の総合防災訓練を開催しました。心配していた天候も、何とか雨は降らずに堪えてくれ、カンカン照りでもなく、振り返ればもっとも訓練にふさわしい(?)天気でした。
ここまでの準備は、まず東消防署や指導していただく東消防団のみなさんの日程を抑えることから始まり、役員で訓練の内容を決め、当日のスケジュールや台本を作成して消防署に計画案を提出するなど、結構な準備がかかります。そのほとんどの事務手続きは会長の私が行っており、普段は来賓として体だけ伺うことが多い私ですが、この時ばかりは地域活動をお世話になっているみなさんのご苦労が身に沁みたりしています。
目標としては100名に設定していたのですが、実際には118名の参加をいただき本当に良かったです。今日の訓練は、水消火器を使っての初期消火訓練、起震車による地震体験訓練、AEDを使った救急処置訓練でした。このうち起震車は、京都府が今年度新しく購入したいわゆる新車で、阪神淡路大震災などの歴史に残る大地震をリアルに再現できる優れものです。またAEDは私も使い方を知らなかったので、AEDの使用方法だけでなく人工呼吸や心臓マッサージとの組み合わせなども同時にレクチャーを受け、非常に勉強になりました。
閉会後、消防本部に用意してもらった非常食を参加賞として全員に配布しました。終わった余韻に浸る間もなく、次のイベント、『引揚最終船50周年・引揚記念館開館20周年』の記念行事の参加のため、慌てて訓練会場の東消防署を後にしました。気づいた課題もいくつかあるので、うまく誘導できるようにしていかなければならないな、と訓練全体を見て感じましたが、これまでよりも子どもの参加も多かったし、スケジュール管理もうまくいったし、トータルとしては及第点をいただけるかなと、思うことにします。