京都市・乙訓地域を拠点に日夜奮闘中! 岡 本 忠 藏 ( おかもと ちゅうぞう )
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| - | 2019.05.08 Wednesday | - | - |
院内助産所

国立病院機構 舞鶴医療センターは院内に助産所を設置しています。今年の5月1日に開設しており、すでに出産実績もあり、問い合わせも順調にあって今後も予約が何件も入っているとのことです。



病院の中に助産所があるなんて事例は聞いたことがありません。全国的に見ても分かっている限りは2例目で、その最初の院内助産所も舞鶴の取り組みを視察に来られて、こちらよりも前に開設の運びとなったようです。



国舞(こくまい)はこれまで産科・小児医療の基幹病院としてこれまで多くの新生児や乳幼児を救ってきたのですが、産科医師の退職の後の補てんができず現在に至っています。そこで助産師さんたちが立ち上がり、院内助産所を国舞につくろう!と頑張ってこられました。その過程においてはみなさんの並々ならぬ努力があって、今では徐々にではありますが、助産師外来とともに軌道に乗ろうとしている段階にあることが伺えるのです。



助産師をこれまで以上に活用することの意義はいくつもあります。まず1つめは、多種多様な出産が可能になるということです。総合病院で出産された方の中にはお感じになった方もいらっしゃると思うのですが、妊婦さんはいろんな不安を抱えながら日々の生活を送っているにもかかわらず、最も頼りになるはずの先生との相談体制が十分とは言えないということがよくあります。しかし助産所であればマンツーマンで十分に時間を取って助産師と対話し、希望を言い、相談できるというメリットがあります。その結果、可能な限り妊婦さんの不安を取り除いたうえで、なるべく希望に添える形での出産が可能になるのではないかと思います。



また医師の立場からしても、特に産科医師の不足は顕著で医師個人への負担が想像を絶するほど増大している中で、助産師を今まで以上に活用することで産科医師の負担のかなりの部分を軽減できるという良さもあります。



もちろん助産師自身のモチベーションも高く、これまでは産科医師のお手伝い的な存在でしかなかった自分たちが、これまで以上に主体的にお産の関われるということで、やる気の度合いがこれまでとは全く違うようでした。昔は産婆さんがほとんどとり上げていたのですが、海外からの技術が導入されて今では産科が主導していることはご存じのとおりです。しかしすべてを医師に任せるのもいかがなものでしょうか。今の主流は『早く生ませること』となってしまっているのですが、本来は時間がたてば生まれてくるもののはずです。『お産は楽しいもの』という本来の考え方を多くの人に分かってもらいたいと、助産師のみなさんは考えておられるようです。



もちろん通常の分娩しか取り扱えないので、胎児や母体に何らかの影響がある可能性がある時は嘱託医や他病院との連携体制を取ってあります。



また助産師外来のサービスを利用するにはそれなりの料金が必要となりますし、助産所は法改正によって嘱託医を探さなければならないのですが、引き受け手がなかなか見つからないことが多く、この領域は行政的な支援を検討しなければならないと思います。



生まれたばかりの院内助産所を少しずつでも成長させていくことが、医師不足の中で地域医療を確保してくことの大きな力になると思いますし、お産できる場所を確保することにもなり、妊婦さんの安心感を与えられることにもつながります。そしてそのことが引いては少子化対策にも連鎖するのではないかと思うので、多角的な見地からこの取り組みを強く応援していきたいと考えています。



| やさしさと自立と。〜福祉に思う〜 | 2007.09.02 Sunday | comments(0) | trackbacks(0) |
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