京都市・乙訓地域を拠点に日夜奮闘中! 岡 本 忠 藏 ( おかもと ちゅうぞう )
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| - | 2019.05.08 Wednesday | - | - |
舞鶴市内の豪雨災害。
この8月15日からの豪雨による災害は、京都府内に大変な爪痕を残しました。特に我が地元のおとなりの福知山市は市街地・周辺部ともすさまじい被害です。テレビやネット画像でもその被害の尋常ならざる様子をまざまざと伝えています。被害にあわれた皆様に心からお見舞い申し上げますとともに、犠牲となられた方々に衷心より哀悼の意を表します。

さて、被害に見舞われたのは私の地元・舞鶴市もです。舞鶴市の場合、被害が出たのは由良川流域の加佐地域、水位が上場しているさなかでも地元の方々との電話のやり取りなどしながら情報を把握し、京都府中丹東土木事務所や国土交通省近畿地方整備局福知山河川国道事務所とやり取りをしながら被害を最小限に留めるために私も行動していました。

水が引いてからはすぐに現地に入り、状況を見ていきました。昨年の台風18号による災害に比べ、かろうじて家屋などの大きな被害はなかったわけですが、一方では農業被害は深刻な状況です。引き続き今日は京都府の山下副知事が被害状況の視察のために舞鶴に入ることになり、私も同行しました。

h260819:加佐001
集合場所は舞鶴市桑飼上地区。平成16年の23号台風の時にはこの画像で示してあるところまで冠水した地域です。画像は私の目線から見上げて撮影しました。かなり上まで冠水したことが分かっていただけると思います。ちなみに私が手を伸ばしても、あのT.P.+9.69mには届かない高さです。そして9年後の昨年は台風18号により冠水し、今年は台風ではなかったにもかかわらず、深刻な農業被害が出ました。

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コメの方はなんとか耐えた感じでしたが、こうした野菜関係は壊滅的です。これはハウスの万願寺とうがらし。下半分が泥にまみれているのが分かっていただけるでしょうか。

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山下副知事に対し、舞鶴市の職員が水害の状況を説明しています。彼の手の高さまで水位が上昇しました。

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遠目で見ると分かりにくいのですが、こうして近づくと、とても収穫して流通に載せられないことが分かります。あのおいしい万願寺とうがらしが泥まみれです。

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こちらは久田美地区で新規就農者が作付けしていた小豆です。何もありません。全部流されていってしまいました。

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流されたものはある一ケ所にこうして流されてきていました。水の流れ、そして水圧は金属すらも押し流していってしまいます。まさに自然の驚異です。

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志高地区の輪中堤の上から茶畑を見ています。非常に品質が良く、全国大会でも賞を取るくらいの舞鶴のお茶ですが、昨年に引き続き、こうして泥まみれになってしまいました。来年に向け、樹が弱らないよう清掃し、対処していかなければなりません。

h260819:加佐008
こちらは輪中堤の樋門です。こちらを閉めることにより、この輪中堤の内側の集落は住家の冠水を逃れました。しかし樋門を閉めるのが早く、水が引いてから開くのが遅かったため、内水がその分水位が高くなってしまったという課題が残りました。この樋門の開閉の管理をどうするか、国土交通省の手腕が問われることになると思います。

h260819:加佐009
この樋門のところに行くにはここを駆け上がっていき、帰りは降りていかなければなりません。樋門の開閉は若い人たちがすることになるのでしょうが、そうした作業は暴風雨のさなかに行うこととなります。突風であおられて転んでけがなどしないような対処も必要ではないか?階段にしたり仮設でよいので手すりを設けたり、ということも提起していきたいと思いました。

h260819:加佐010
輪中堤はようするに集落を囲う堤防なわけですが、途中で川に橋がかかっている場合、暫定的にこうして途中が施工されていないこともあるわけです。こうした箇所は、今回は土のうを積んで由良川の水を防ぎました。しかし今回の豪雨でこの高さもギリギリいっぱいでした。安全対策のため、もう一段高く積めるだけの土のうが必要なのではないか?と考えています。この件も豪雨により水位が高い時から判明したのですぐさま提起したところですが、改めてその必要性を訴えたいと思います。

h260819:加佐011
こちらは今日立ち寄ることはなかったのですが、被害翌日に伺った新規就農者です。なんとこの方の栽培されている花卉(かき)は、この志高地区の輪中堤の中でありながら内水によって冠水してしまったのです。あと15cm、水位が低かったら被害を受けずに済んだのに・・・と肩を落としておられました。これらの花の苗は死んではいないかもしれないが、ごみを大量にかぶってしまっているので市場には出せない、ごみを一つ一つ払っていく作業を考えるととても採算が取れないし、万が一、市場に出したら災害にあったものを売ったと信用問題になってしまう、とのことばに、私は言葉が出ませんでした。

今日の現地調査で、山下副知事は何度も私の目を見て『どうしたらいい?』と聞かれました。私は一瞬グッと言葉に詰まりましたが、『リスク・マネージメントではないでしょうか。』と答えました。できればこの加佐地域で今後も農業を続けてほしい、しかし2年続けて水害に見舞われた現実を直視すれば、ここだけで農業を続けることは言わば『ゼロか百か』の世界だと言わざるを得ません。そのリスクを回避するため、加佐地域じゃない所でも農業をやりたいと考える農家いたら、行政として支援しないといけないのではないか、そうして万が一被害にあってもまた別の地域の作物は被害がないので100がゼロではなく40くらいは収穫できる、そういう環境をつくるべき、という所見をお伝えしました。

今回の水害で、ソフト・ハードともに様々な課題を突き付けられた気がします。私の頭の中では明確なものがいくつかあるので、さっそく行動に移したいと思っています。

JUGEMテーマ:農ある暮らし
 

| 食をつくる!農林水産。 | 2014.08.19 Tuesday | comments(0) | trackbacks(0) |
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