京都市・乙訓地域を拠点に日夜奮闘中! 岡 本 忠 藏 ( おかもと ちゅうぞう )
<< November 2019 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 >>

 
What's new!

いつもお世話になっております! m(_ _)m 

活動日誌      日々、更新中!
議会報告      H25.06.27 更新!
Photo Album   H27.12.13 更新!
おかちゅう動画!  随時、更新中!
基本理念      H26.12.08 更新!
 
<< ちゃったまつり。 | main | この土日の動き。 >>
 
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています


| - | 2019.05.08 Wednesday | - | - |
関西広域連合に関する特別委員会 管外調査
今日は1日、『関西広域連合に関する特別委員会』の管外調査でした。
最初に向かったのは大阪府池田市にある『独立行政法人 産業技術総合研究所関西センター』。遠隔としては、関西センターはおよそ100年前にまでさかのぼり、その後は経済産業省のいくつかの研究所が独立行政法人化した時に統合され、産総研関西センターとなったのが2001年の時です。産業技術総合研究所全体としては研究職員が2,288名、事務職員が661名、ポスドク・招聘研究員が451名、テクニカルスタッフが1,553名、となっており、関西センターではその全体の6%が所属しているということです。どうやらつくばでの本部が全体の7割の研究員が所属しているということのようでした。

研究内容は多岐にわたっていますが、関西センターでは特にユビキタスエネルギー研究部門、健康工学研究部門、セキュアシステム研究部門があります。その中でこれまで研究開発してきた中での三大発明は、透明導電膜(液晶パネルや太陽光パネル、太陽電池など)、ポリアクリロニトリル系炭素繊維(最新旅客機のボーイング787などに使用されている)、水素吸蔵合金とニッケル水素電池、ということです。

その他にも最近の成果例をあげますと、基礎研究で『エネファーム』の上市に貢献したり、再生医療の産業化の草分け的な役割も果たしてきています。
エネファームは家庭用燃料電池発電機なのですが、すでにメーカーによる販売台数は50,000台を超えており、製造コストダウンと長寿命化をさらに進め、2015年、つまり来年には国からの補助金なしでの販売を目指しているということです。

再生医療分野では、島根大学医学部との共同での臨床研究を重ね、骨の石灰化した赤ちゃんに対して間葉系幹細胞移植をすることによる治療を行い改善させるなどの成果を上げています。

私が質問したのは2点。
まずは、独立行政法人化したことによって組織がどう変わったのか。
それまでは割と静かに淡々と進んでいたのですが、堰を切ったように説明側から様々なお話をいただきました。ひとことで言えば自由度が増したと。独法になって交付金化されたことにより資金の活用がずいぶん柔軟にできるようになった。組織改編の自由度もでき、国立の時には新しい部をつくるのにも本当にエネルギーと時間を要したしたった一人の定員を増やすにも苦労した。また海外への学会や会合に行くにも旅費も出なかったが今は参加したい時にはわりに自由に行けるようになった。またかつては公務員法で縛られていたのが労働基準法での縛りになり、安全管理の意識も大きく変わり、働き方も変わった。かつて、つくば本部は『不夜城』と呼ばれていて朝まで明かりが消えることはなかったが今は午後10時くらいには真っ暗になる。研究職員は土日出勤あたり前、自宅に持ち帰って仕事をすることも当たり前だったがそれも今はそういうことはなくなっている。などなど。

質問の2点目は、蓄電池について。
よく太陽光エネルギーや風力発電についての促進の提言が出てきますが、それら自然エネルギーは季節や昼夜、当日の天候などにより変化が激しく安定性に欠けるので蓄電池の能力向上が不可欠。現時点での水準や今後はどの水準にまで持っていきたいと考えているかお尋ねしました。
実用化のためには、現在の密度(つまり大きさでしょうか)と性能を2倍の能力にしなければならない、そうでないと自動車などでは使えないということでした。また家庭個々で設置するのか電力会社によって大規模な蓄電池を建設するのがいいのか二者択一になるが、大規模な蓄電池施設の建設と試験研究を大阪で行うことが決まっていて準備が進められている、とのことでした。

h260731:関西広域連合に関する特別委員会001
このアタッシュケースに納まっている機器は、『超高速遺伝子検査システム』。現在の医学では、遺伝子情報に基づく投薬・治療を行う、いわゆる『テーラー・メード医療』が始まっており、臨床現場での迅速な遺伝子検査を必要とする場面が多く出てくるであろう、そのために迅速かつ簡易に行える遺伝子検査技術の確立を目指したものです。

h260731:関西広域連合に関する特別委員会002
このケースの中に入っている平らなパネル、これは何と人工のダイヤモンドです! 人の手でダイヤモンドがつくれるんですねえ、ビックリしました。別に宝石をつくって売ろう、というプロジェクトではなくて、ダイヤモンドの性質を利用して様々な特殊な機械や製品に活用しようという取り組みです。例えばダイヤモンドの熱伝導はすごくて、実際にやらせてもらったのですが、冷たい氷に触れるとどんどん熱伝導がおこって氷を溶かしてしまう、そういう能力がダイヤモンドにはあるわけです。いちおう聞いてみますと、これを立体にして宝石にすることも可能のようでした。

h260731:関西広域連合に関する特別委員会003
そんな説明を聞いているときに目にしたこれ、もしかしてダイヤモンド!?と思いましたが、高性能のガラスなのだそうです・・・。

次に訪れたのは国土交通省近畿地方整備局琵琶湖河川事務所。琵琶湖から大阪湾に流れる淀川水系の瀬田川洗堰の調査です。
まずは昨年9月の台風18号の襲来のときの瀬田川洗堰やいくつかのダムがどのようにして被害を最小限にするために調整したのか、という説明を受けました。この瀬田川洗堰は、この時には41年ぶりに全閉操作を行い、下流への治水を行い、、また全閉操作による琵琶湖の水位も10cm程度の影響だったという試算が出ている旨の説明を受けました。
瀬田川洗堰の上流と下流の利害は相反するものです。その狭間で瀬田川洗堰を巡る様々な歴史的経過も伺うことができました。

h260731:関西広域連合に関する特別委員会004
洗堰を操作しているところです。機械設備とともに窓越しに洗堰が見え、上部のモニターで監視をしています。

h260731:関西広域連合に関する特別委員会005
こちらのモニターは、10基ある堰が現段階でどの位置で開いているのか閉じているのか、現在の流量や水位などが分かるようになっています。

h260731:関西広域連合に関する特別委員会006
洗堰の上流側から見た様子です。現在の琵琶湖の水位はおおむね安定していて、想定の範囲内で制御できているということでした。

ここ数年、雨の降り方も変わってきています。ゲリラ豪雨という言葉も生まれたように、今までの経験からの想定を超える降り方もあり、水位や流量のコントロールは今まで以上に大変ナーバスな作業になってきました。これからさらに台風シーズンに入っていくわけですが、大事にならないよう、干ばつにもならないよう、適度な雨量であってほしいものですね。

JUGEMテーマ:政治全般〜国会・内閣・行政
 

| 京都府議会 | 2014.07.31 Thursday | comments(0) | trackbacks(0) |
スポンサーサイト

| - | 2019.05.08 Wednesday | - | - |
コメント
コメントする









この記事のトラックバックURL
http://tyuzo.jugem.jp/trackback/1048
トラックバック