京都市・乙訓地域を拠点に日夜奮闘中! 岡 本 忠 藏 ( おかもと ちゅうぞう )
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| - | 2019.05.08 Wednesday | - | - |
行政視察、宮城県石巻市・東松島市。
未曽有の被害と犠牲者を出した東日本大震災。ずっとその後のことが気になっていました。災害の後はボランティアで単身・現地に行きましたし、その後も復興の取り組みについて何度も視察に行きました。その頃はがれきの処分と同時に様々な最低限のインフラ整備、そして今後の災害対策や復興へのまちづくりの計画の策定準備などが取り組まれていましたが、今回はさらにその後の、実際のまちづくりや都市計画の状況を見ることが大きなテーマでした。

h260522:石巻市001
石巻市の調査は福島県議会議員の先崎容温(よしなか)さんとご一緒しました。およそ2年前、私は石巻市のこのまったく同じ場所に来たことがあります。その頃はこの道路の舗装をしていました。石巻市は津波の被害も甚大で死者・行方不明者も多数出たわけですが、今後の復興に大きな障害となっているのが地盤沈下です。市街地全体が数十センチから1メートルも全体が沈下してしまい、恒常的な高潮被害や雨が降った時の内水処理が大きな問題となっています。ですのでこうやって路盤工を行い道路を嵩上げして舗装を行っています。なのでこうして車道と歩道との段差ができているのです。

h260522:石巻市002
ですので護岸についても嵩上げしなければ波を防ぐことができません。私の後ろの護岸ははっきりと古い擁壁と新しく嵩上げされた擁壁がツートンカラーになっているのが見えます。さらに私の後ろの方にこの地区のポンプ場があります。地盤沈下によって日々の生活がいかに困難になったか、このご近所の何人もの方から伺うことができました。石巻市の地盤沈下対策としてのポンプは何百と設置せざるを得ないとのことで、その新設については基本的に国が行うこととなっていますが、ランニングコストについては自治体で見るよう国から言われており、もしそうなれば大きな財政負担が強いられることが必然で、頭を悩ましているとのことでした。

h260523:東松島市001
こちらは東松島市の阿部秀保(ひでお)市長です。私が懇意にしている仙台市の渡辺勝幸さんという方にご紹介いただき、東松島市の視察をすることができました。
30分ほど懇談させていただき、復興政策部の部長さんから東松島市の復興への取り組みについてレクチャーを受けました。阿部市長が最初に言われたのは『初動が重要』ということです。周辺自治体は津波によって市役所そのものが被災して初動がなかなか取れなかった、石巻市はさらに水が数日たっても引かずさらに初動が遅れた、しかし東松島市は不幸中の幸いで津波は市庁舎の300メートル手前で止まったのですぐさま動くことができ、一定の信頼関係みたいなものが行政と市民にできて、集団移転などのナーバスな問題も他市に比べて早めに進んでいる、ということでした。しかし私の印象では、そうした情勢だけでなく市長の熱意や行政手腕が大きく作用したのではないかと感じるほど熱い方でした。

h260523:東松島市002
こちらは野蒜(のびる)ベルトコンベア。集団移転先やJRの鉄道の移転先の山を掘削して出る残土をこちらに搬送しています。1キロメートル以上も先からここに送られてきています。

h260523:東松島市003
こうして仮置きされていますが、こうしている時にも海岸沿いの防波堤に利用されるためにどんどんと搬出されていました。つまり津波対策の堤防です。

h260523:東松島市004
こちらは集団移転先の一つです。この地域の漁村が3ヶ所に集団移転することになっていて、ここは割と小規模、30世帯くらいの移転先となっています。もうすでに誰がどの区画に入るのかも決まっているそうです。

h260523:東松島市005
復興政策の一つ、メガ・ソーラー発電施設です。こうして見学用に高台がつくられ、発電量が分かるデジタル・サインなども設置されていました。

h260523:東松島市006
こちらはかつて塩田だったところで、この広大な敷地が地盤沈下によって最近まで海水につかっていました。強制排水を行ってようやくこのような状態にまで持っていき、ようやく行方不明者の捜索にあたることができています。画像を撮るのは控えましたがこの日、100名規模の消防団が捜索活動に入るところに遭遇しました。

h260523:東松島市007
こちらは災害集合住宅です。いわゆる公営住宅なのですが現時点では所得制限もありません。いつか市営住宅に切り替わるときが来るのですが、その時に出なければならない世帯もあると思うので、その場合は丁寧な対応が必要となってくるのでしょう。今年4月1日に入居が始まり、見た感じほぼ埋まっているようでした。

h260523:東松島市008
こちらは集合住宅ではなく一戸建てを中心とした土地区画整理事業です。ここにも津波は到達したのですが、地盤全体を嵩上げして東日本大震災クラスの津波では届かないレベルにしています。画像の右側は車道、その左は歩道です。奥に一戸建てが立てられていますが、いわゆる公営の災害住宅とのことです。被災者のニーズは様々で、もともと住宅に住んでいても集合住宅を希望される方もいらっしゃいますし、集団移転に参加される方もいれば早々に自分で移転先を見つけられて早く拠点を確立しようとされる方もいらっしゃるとのことでした。

h260523:東松島市009
最後に、東松島商工会議所の会頭が阿部市長に私費で800個ほど持たせたという名産の焼きのりです。市長に『PRしてほしい。』と言われつつ一つお土産にいただいたのでブログに載せておきたいと思います。

石巻市は3月まで私の地元・舞鶴市の技術吏員が派遣されていましたし京都府の職員は今も派遣されています。聞けば東松島市にも京都府内の自治体から派遣されている職員が何人もいるようでした。しかしまだまだこれからです。戦略的にやれてるなと感じるところや目先のことに追われてどんなまちづくりをしようとしているのか見えないところなど、様々感じる視察となりました。

JUGEMテーマ:2011 地震(東日本大震災) 

| まだまだ基盤整備は必要だ。 | 2014.05.24 Saturday | comments(0) | trackbacks(0) |
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