京都市・乙訓地域を拠点に日夜奮闘中! 岡 本 忠 藏 ( おかもと ちゅうぞう )
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| - | 2017.07.23 Sunday | - | - |
日本の太陽電池は灯台が育てた。
舞鶴は日本に5ヶ所しかない海上自衛隊地方総監部が所在する、『自衛隊のまち』としても有名ですが、第八管区海上保安本部が拠点とし、日本に1ヶ所しかない海上保安学校がある『海上保安庁のまち』でもあります。

古くから船舶の往来の道しるべとして役割を果たしてきた灯台は、まさに海上保安庁が所管しているのですが、当然のことながら時代とともに灯台の技術も段階を追って常に向上してきているわけです。

かつて各地の灯台の電球がなぜか破裂するということが頻発しました。
その原因をよくよく調査してみると、灯台は夜を徹してくるくると回りながら光を放つのですが、明け方になって役割を終え、ライトの向きがたまたま日の出の方向で止まると、光が差し込み、まるで虫眼鏡で光が集中して炎が発するのと同じ現象が起こって暴発するということが後になって分かったそうです。そこで、『よし、じゃあライトを南北の方向に停止するような装置を開発したらいいじゃないか!』という発想を思いつき、『南北停止装置』というものを開発されたそうです。南北でしたら、お昼の頃の太陽は空の高い位置にありますので灯台のライトに直接日が差し込むことはありません。こうしてこの事象はおさまったということです。しかしライトを南北方向に停止させるって、どんなふうにしたらできるんでしょうね。

また一方、灯台は岬の先っちょなど、人里離れた条件の厳しいところに設置されることが多いですよね。従って電力の確保などがいつも大きな課題になるわけです。山の中を電線を通していく工事などは費用もかかり、倒木などによる断線などのリスクがあることなどは私たち素人でも容易に想像できるものです。

そこでやはり自家発電させることができれば、こうした心配はせずに済むわけなんですね。そこで太陽電池による発電の開発が灯台で模索されるようになりました。さっそく設置するのですが、そこはやはり海のそばのこと。激しい風雨によって浸水し破損するなど、しょっちゅう不具合が発生し、その度にメーカーと原因を突き止めて改善を図ることを積み重ね、その結果、日本の太陽電池の性能は飛躍的に高まったというのです。このことが、まさに『日本の太陽電池は灯台が育てた』と言われる所以なのだそうです。

他にも、海に浮かぶブイですが、とくに重要なブイは光を発するものもあります。かつてはその電力供給のために有線で送電していたそうですが、海の中に電線を這わせるのは断線や事故などのリスクがあるため、やはり自家発電をさせたい。
そこで海面の波の動きを利用して発電させられるのではないかということになり、ブイ用の波発電装置が開発され、現在ではエネルギー補給の必要がなくなったということです。

舞鶴は海上保安庁のまちですから、元・海上保安官がたくさんいらっしゃいます。その中には船乗りもいれば事務官も、そして技術開発に携われた方もいらっしゃるわけなんですね。こうした開発と導入に直接関わられた方が舞鶴にいらっしゃるということに、これはすごいことなんだなあと体が震える思いがしました。

JUGEMテーマ:エネルギー 

| 環境、そして循環型社会。 | 2010.01.16 Saturday | comments(0) | trackbacks(0) |
屋久島の環境保全。
管外調査は前回に引き続いて屋久島の環境保全と観光施策の調査に向かいました。屋久島はユネスコの世界遺産に登録されている島です。島には200人くらいのガイドがいるらしいのですが、視察の準備段階の時に、行政的な見識を併せ持ち、古くからの屋久島の歴史や風土に特に詳しい熟練のガイドをお願いし、この日を迎えました。
初日は現地調査を行い、2日目には屋久島町への行政視察という行程です。

屋久島は1ヶ月のうち35日くらい雨が降ると表現されるくらい雨の多い土地です。本土では昨年ゲリラ豪雨と呼ばれる集中豪雨が多発しましたが、ここでは普通にその規模の雨が降るのだそうです。ところが私たちが行ったときには快晴で、屋久島の特性である雨も体験したかったなあなんて軽口を叩いていると、山の中に入り始めた途端、やっぱり普通に降ってきました。

杉のうち1,000年以上のものを『屋久杉』と呼んでいますが、まず車中で、屋久島のどういうところが世界遺産として認められたのか、そして車で行ける中で最も高齢の屋久杉、『紀元杉』のところで、杉の成長の仕方や屋久島でよく見られる植物の生態などのレクチャーを受けました。

そしてヤクスギランドを歩きながら、切り株更新や倒木上更新、土埋木のことなど、杉をはじめとする様々な植物の生態や人間との関わりを知ることができました。
実は私は、江戸時代から伐採を続ける人間が、島の生態に大きな影響を与えていたのではないかと危惧していたのです。なぜなら江戸時代から、屋久島の住民が薩摩藩へ納める年貢は屋久杉の平木だったので、古くから杉の大木を次々に切り倒してきた歴史があったからです。
しかしガイドさんに言わせると、それは自然の中の一部であったというのです。つまり、世代交代をするには、一度自然が壊れないといけない。それは大木が何らかの要因で枯れて倒れるものから台風などによる大規模な土砂崩れ、そして人間による伐採もその一部であるわけです。そのことによって森に太陽の光がさし、新しい命が芽吹いて育っていきます。江戸時代当時の人間の伐採は、その循環が十分に行えるペースでのものでした。

しかし昭和の高度成長期には屋久杉全体の7割にも及ぶと言われるほどの伐採がおこなわれ、自然と共生していくことの大切さを訴える声が一気に高まり、現在の森林保全の取り組みにつながったそうです。

屋久島の環境保全とは、森林の自然な状態をできるだけそのまま保持することです。しかしこれまでの住民の葛藤や苦労を知らない新しい人たちの中には、この自然を商業ベースでしか捉えられない方もいるらしく、様々な課題があることも事実のようです。行政的にもその解決に向けた取り組みを進めていくというお話をうかがいました。

翻って京都では、天橋立を世界遺産に!という声もありますし、また様々な国宝や歴史的建造物、古より伝わりし伝統文化、国定公園等々、ステージは違っても参考にできることが盛り沢山でした。もともと日本人の感性は、なるべくそのものに手を加えることなく素晴らしさを引き出せるところに良さがあるんですよね。

JUGEMテーマ:自然 

| 環境、そして循環型社会。 | 2009.05.24 Sunday | comments(0) | trackbacks(0) |
 
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