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議員年金制度。
議会制度に関わって、みなさんの大きな関心事の一つに議員年金があげられると思います。その議員年金制度がこの6月から廃止になりました。 かつて私は初めて地方議員になった時、随分と変な制度だと思って調べてみて、昔はともかく今の実情にはそぐわないし、たくさんの公費が補てんされているにも関わらず財政状況は破たんしていました。8年前でもそのような状況でしたから、議員年金は廃止するしかないと確信的に思いましたし、そう公言して先輩議員にはよく叱られたものでした。 やっと観念したかというのが私の率直な感想です。 今日まで少しずつ国庫補助や自己負担分を変え、制度を見直しながらやってきたところがあったのですが、そんな中で平成の大合併で年金制度の支え手である現職議員が大幅に削減され、財政状況は急激に悪化した経過があります。 さて、問題を先送りしてきた結果ですが、ざっと整理して終わり、というわけにはいきません。今、議員年金を受給して生活されている大先輩もいらっしゃれば、現役の議員で既に受給資格を得ている方も多くいらっしゃいます。そうした場合にどう対処するかが大きな課題となっていました。 まず、現職議員で12年以上勤めて受給資格のある方は、通常の議員年金をもらうか、掛け金の80%を退職一時金で給付を受けるかの選択ができます。 私たちのような受給資格のない者は、掛け金の80%を受給することとなります。 既に議員年金を受給されている方々はそのままです。ただし退職年金が年200万円超の方は減額措置がなされ、一定規模以上の所得者の議員年金も減額されます。 つまり制度が廃止されても当面は給付が続くので、完全廃止といえるまではまだ相当の年数が必要となります。 また都道府県議会議員の議員年金を扱う共済会は平成34年度で積立金が枯渇する見込みだそうで、私たちもこの6月から議員年金の掛け金は払わなくなりました。 議会のあり方はいろいろですが、実働できていなければなりません。 昨日は関西広域連合に関する特別委員会があったのですが、連合委員会、つまり知事さんたちが議会の承諾もなしになし崩し的に物事を進めていないか、という指摘が相次ぎました。関西広域連合に関しては私のところにも情報がすぐに入ってきているわけではないですし、新聞で初めて知ったということも少なくありません。でもそれは連合議会がその権能をしっかり発揮できていないことの表れであるという一面がありますので、関西広域連合議会がしっかりと実働できる体制を、今後構築していかなければならないという、自分たちの問題なのだと思います。 議会が、自分たちで自分たちを見つめ直し、自分たちの襟を正すことの大切さ。 菅内閣や民主党政権を見ていて、つくづく感じさせられます。 JUGEMテーマ:地方議会 議員定数。
先週閉会した京都府議会の9月定例会で議員定数が改定されました。最終的に議決されたのは、京都市西京区を1議席増やし、左京区、南丹市・船井郡、そして舞鶴市を削減する、いわゆる『1増3減』でした。 まず、過去に議員定数の見直ししてきたときの根拠は『最新の国勢調査による各選挙区の人口を参考にする』というものです。この大前提を踏襲すれば、『最新の国勢調査のデータ』は5年も前にさかのぼらなければならず、まさに今国勢調査の真っ最中であって、あと数ケ月もすれば最新の結果が出ますので、今期に議員定数を見直すことはない、ということになります。しかしこの大前提は是非は別にしてあっさり覆され、議員定数削減ありきで進みました。 常識的に考えれば議員定数を増やすという選択は考えられませんが、当然次の段階では、どこを減らすのか?ということになります。そしてこの場合、やはり人口規模によって検討するのが基本となります。したがってこれまでは国勢調査という絶対的な調査結果を使って議論する、という前提があったのです。そうすると今回は5年前のものでは古すぎるということなのか、人口推計のようなものを出してきてそれによって議論が進みました。 ちなみに『人口推計』とは、国勢調査をもとにして、その後における人口の推移をとって算出するものだそうです。 私が会派でも主張し、実際に会派の意見としてギリギリまで押し通してもらったのは、『京都市とそれ以外の郡部とのバランスに配慮すべきだ』というものです。京都府の中では、人口の半分以上が居住する京都市は絶対的な影響力を持っていて、しかも京都市は政令市であることから、他市町村と比べても権限を京都府からかなり委譲されています。分かりやすくいえば、京都府が京都市内で直接的な管理をすべきものは河川と警察くらいのもので、後は京都市が主体性を持っているというのが実情です。 また議員は自分の選挙区に軸足を置いて活動しますし、どうしても自分以外の選挙区の課題には興味が薄くなりがちです。 したがって議員定数を単純に人口配分してしまうと都市部と周辺部の差がこれまで以上に顕著になってしまうという大きな危惧を私は抱いており、京都市内と郡部の関係において、憲法に違反しない範囲で若干のゆとりがあってしかるべきだと主張したのです。 私たちの会派は、京都市内とそれ以外の自治体で同じ数だけ削減すべきだという結論を持って議論に臨みました。 しかし多勢に無勢。私たちの主張は一蹴され、最終的には京都市内で1増1減(つまり市内でいえば増減なし)、そして南丹市・船井郡と舞鶴市が削減される提案が9月定例会最終日に上程されました。計算上は、人口比率によればこれが一番公平なのだそうです。 京都府議会のほとんどの議員は東京一極集中が地方の疲弊につながっていると考えているはずです。しかしなぜ東京が一人勝ちなのかというと、その大きな要因の一つに人口が集中しているからといえると思います。そうした思考をする京都府議会が、京都府内の中の京都市一極集中という弱肉強食を促進させる結論を出しました。 自己矛盾を強く感じます。 JUGEMテーマ:地方議会 マニフェスト・スクール。
ローカルマニフェスト地方議員連盟というものがあるのですが、神奈川の議員さんたちが実行委員会を立ち上げてマニフェストスクールを開催され、京都府議会議員のうち私たち京都創生フォーラムも会派で参加しました。 北川正恭・前三重県知事の基調講演をはじめ、初日はローカルマニフェストに関わる捉え方に加えて作成手法や各自治体での実態、議員個人や会派での活用方法などを学び、夜は各議員での意見交換をしました。各議員の地元のお国自慢では、私たち京都創生フォーラムが京都府議会の議会改革の進捗状況などをアピールしました。後で北川正恭さんと個人的に話をさせていただいたのですが、京都府議会はいい感じになってきているからもうひと頑張りですね、と激励をいただきました。 翌日はマニフェストや議会改革に関するワークショップを行いました。各議員がグループに分かれ、佐々木幹夫さん@綾部市は『議会の仕組み』のグループに、桂川孝裕さん@亀岡市は『議会・議員の仕事』のグループに、そして私・岡本忠藏@舞鶴市は『議会と市民』のグループに入って議論を重ね、最後にプレゼンテーションをしました。 全部で7グループに分かれて審査員より評価を受けた結果、佐々木さんのグループが2位、桂川さんのグループが3位に入り、岡本は発表者として奮闘しましたが入賞を逃しました。しかし1番目の発表者として笑いや面白いアイデアで会場を盛り上げ、後のグループの良さを引き出す役割を果たせた、と思うことにさせていただきます。 以下は初日の基調講演・講義のメモです。(文責:京都創生フォーラム) 人事に関わるのはシンドイ・・・。
選挙が終わり、舞鶴市議会の第17期最初の議会人事の話し合いが行われました。我が会派、市民フォーラム・舞鶴は1人が前期で勇退、そして新人さん1人が加わって3名となり、会派を維持できることとなりましたので、人事の話し合いの中にも加わることとなりました。 会派の代表世話人として私が出席したのですが、私は所属会派なしで3年間過ごし、市民フォーラムも結成してから1年たっていませんので、これまで人事はまさに『ヒトゴト』。何から何まで初めての経験でした。 常日頃から何事も経験だと捉えるようにしているので今回もある意味楽しみにしていたのですが、正直言って大きな会派のエゴを押し付けられっぱなしだったので非常に疲れました。待機しなければならない時間も多く、その割りに得られるものもなく、『もうどうでもええから勝手にしちゃったら?』っていう感じです。 議長・副議長をはじめ、議会の人事を密室で内々に方向付けしてしまうことについて、一般の市民のみなさんは大きな違和感をお感じになられることでしょう。しかし本当に本会議場でのガチンコの投票をすれば、多数を抱える会派の独壇場になり、小の声を握りつぶしかねません。そこで一定の配慮(?)をするためにこうした話し合いが持たれるわけですが、今回の私の印象は、『話を聞くだけ聞いて、けれども結果は同じ』というところでしょうか。 最終的には、12月定例会の初日に決定します。先輩方を見ていて本当にご苦労なことだと思いましたが、聞くところによると、これほどスムーズに話が進んだことはいまだかつていないのだとか。以前は泊まり込み覚悟で毛布持参で来られたり、明け方にやっと議長だけが決まったり、なんか想像を絶する昔話を聞かされました。 そのエネルギーをほんの少しだけ政策にまわせば、舞鶴市議会も相当の仕事ができるはずなのですが・・・。 議会活性化は先送り。
議会運営委員会で議会活性化について取り上げられており、その進捗について何度かご報告してきましたが、今日の議運でおおむねその答申がまとめられ、後日の議員協議会で議会運営委員長が委員長報告を行います。 では議会活性化のためにどのようなことが今期中に実現することになったのでしょうか。実は何もありません。本当に1つも実施されることなく、次期改選後の課題ということで先送りになってしまったのです。 検討項目として実際に検討されたのは12項目で、そのうち実施することになったのは3項目ですが、そのうち2項目は既に実施できているものを継続して行うという趣旨のものですから、実際はわずか1項目、『現在の4特別委員会の存在意義を、再編・新設・廃止も含めてゼロベースから検討する』というものです。しかしわずかこの1項目でさえ、内容については次期改選後の議員さんたちで検討してもらおうということになってしまいました。 今回の検討結果の内容とは関係なく、議会活性化については、今後も継続して検討していくことで各会派とも一致しているので、『次期検討課題』という答申は、実質ゼロ回答ということだと思います。 特別委員会の検討くらい、まだ任期は数ヶ月も残っているのだから時間は十分あるじゃないですかと私が言うと、実際にその委員会で活動するのは次の議員さんだから、当事者で考えてもらうのが良い、という意見が主流でした。 そんなことを言い出したらどんな改革もできません。議会活性化の話を始めるのがあまりに遅かったためお尻に火がついているだけであって、本当はもっと早く立ち上げるべきだったはずです。また改選後の議員のメンバー構成を考えると、おそらく数人の新人が来られるくらいで、大きな入れ替えは考えにくい状況です。そして新人さんがいきなり議会運営の中心に入ってこられたりすることは一般的にはあり得ませんし、特別委員会の意義や背景など全く知らない新人さんに考えや的確な意見を求めることも酷な話で、実際には2期目以上の議員さん達を中心に検討することは明らかなのですから、なぜ改選を待たなければいけないのか私には理解できません。 そして11月の選挙後、12月初旬の新しい体制には間に合うように特別委員会の再編を行うか、あるいはさらに1年後になるか、ということだそうです。 特別委員会とは、特に重要な案件について特別に掘り下げて調査・研究をしましょうという趣旨のものですので、1年後に、というのは遅すぎる気がしますし、選挙の後のわずか1週間程度で決めなければならないのであれば、先ほどの理由も含めて、今からじっくりと練ればいいのではないかと思います。 とにかく9月初旬の議員協議会で、議会運営委員長が委員長報告を行います。私にとってもいろいろと反省点の多い委員会でした。 会派を結成しました。
舞鶴市議会では3人以上で会派を結成できます。会派に所属していないとハッキリ言って干されます。経験上からも間違いない(苦笑)。 多くの場合、政党色の強い会派以外は、仲間はずれを嫌い政治姿勢の何たるかも熟慮せずに徒党を組むことが多いのが現実です。 この12月に最大会派から議員さんが1人脱会されたことは以前述べましたが、これで会派に所属しない議員が3人そろったため、多くの人が『この3人で会派を組むのではないか。』と考えられたに違いありません。しかし私は数合わせの互助会的な会派をつくる考えは毛頭なく、かといって会派を結成できればいろんな特権がもれなく付いてくるため、水面下では会派を結成できる可能性については話し合いを持ちました。 意思統一を図ったのは次の1点です。『万が一、政策的な考え方の違いが出た場合にどうするか。』 こういう可能性が現れないとも限らないのはわずか3年間の経験でも身にしみて感じています。これまでは自分の判断のみで行動できましたが会派の一員ともなれば話は違います。 3人の話し合いでは、『会派としての意思統一をすべく努力はすべきだが、それでも相いれないときは各人の判断に任せるべきだ。』という結論に達しました。それなら私としても望むところです。 というわけで、すっかり忘れられていたであろう今日になって突如、会派結成届けを提出してきました。任期の途中で会派編成が行われたことは過去に例がなく、議会事務局さんもやや慌て気味の感がありました。議長にもご挨拶したかったのですが、あいにくの出張中。市長も病気療養中。助役もいらっしゃらない。誰もいない中でのひっそりとした会派結成となりました。まぁこれも私たちらしくて良いと思います。 幹事長は私がさせていただくことになりました。何事も勉強だから若いもんがやってこい!ということでしょう。はい、勉強させていただきます。 市政報告会の演出
市政報告会のやり方も、議員さんそれぞれですね。以前に塩見麻理子さんトコにお邪魔したとき、パワーポイントとプロジェクターを使っておられたので『へぇ〜、こんなやり方もカッコええなぁ』と思ったら、同じようにされている議員さんも結構おられるようです。舞鶴では・・・おらんなぁ、そんな人は。たぶん無理。 私もやろうと思えばできるのでしょうが、学校の講義のようになり、両者とも目線が画面に行きがちになるので、それがチョット気になります。ただ演出としては気が利いているし、若さをアピールできるかもしれません。さらに頭が良いと誤解してくれるかも・・・。 ただし私達は相手の目を見て話すのが基本ではないかとも思います。細かい数字を示しても多分理解はできないし、それより体全体を使って身振り手振りで話す方が、想いや熱意が伝わるんじゃないかなぁ。その代わり、手法としては代わり映えせず、古臭いかもしれませんが。 議員の市政報告会にわざわざ出てきてくれる人は、基本的に熱心に応援してくれている人だと思います。時々、飛び込みで来てくださる人もいるんです。どちらも本当にありがたいと思います。 その方々は、議員からどんな言葉を期待しているんだろうか。 | |